畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

協力

2009-10-21 18:50:35 | 暮らし
10月21日(水)  ときどき 

ヤマイモ収穫。友人のところで、譲ってというので、少し多めに掘る。友人のところは、山裾の、段々の棚田地区。土質は強粘土質。ヤマイモのようなものは作りにくい。ヤマイモのようなものは、私たちが作り、融通する。こないだのサツマイモや、ニンジンなども融通することがある。
逆に、しょうが作りは得意なので、わが家は作らず、全面的に、依存する。また、エンドウ豆類も、譲ってもらうことが多い。わが家の畑は、三か所とも、当地では、広く平らな所。当然、冬の風当たりは強い。風に弱いエンドウなどは、なかなかうまくいかない。友人のところのように、小さい段々の土地だと、うまく防風できる畑があったりする。陽だまりの、暖かい斜面の畑の方が、むく場合もある。
年間を通して、消費者に直接、野菜を届ける、私たちのような農家には、全くの個人だと、何かと大変だ。同じような、何人かの農家と協力し合うことで、野菜の種類が増えて助かる。どうしても、土質とか、人質により、苦手や、出来ない野菜、得意や、出来過ぎの野菜が、生まれる。それらを融通し合うことで、お互いプラスになる。また、いろいろと勉強し合うこともできる。
こんな協力関係で、一年を通し、なんとか、野菜を食べ続けてもらっている、といえる。
初めて、キクイモも収穫する。
午後は、葉物類の播種。カブ、ホウレンソウ、チョウホウナ、山東菜。不織布のべた掛け。10月も下旬に入ったので、防寒の意味もある。
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鶏の群

2009-10-20 19:21:42 | 農作業
10月20日(火) 

薄日も顔を出すが、ほとんど曇り空。灰色の雲も出て、うす暗くなったりもする。
午前中は、家での作業。連れ合いが、配達がてら、ミカン山に出かける。早めに出るので、ニワトリのタマゴ取りをする必要がある。
ニワトリの群れは様々個性がある。毎年、連れ合いが担当で、育雛をしているが、同じようにやっているはずだ。しかし、その約100羽の群れの出来は、毎年、同じということはない。すごく神経質の群れ、のんびりの群れ、おっとりの群れ、巣箱の中に卵を産まない鶏の多い群れになったり。餌をやりに小屋に入ると、肩に飛び乗ってくるほどなつっこい鶏が多かったり。
今年の群れ。まれにみる、神経質な群れだ。ニワトリは、変わったことには敏感に反応する。連れ合いが所用で、私が餌やりをするときなど、ある程度大きくなった雛(小さい内は、そんなに敏感ではない)は、怖がって大騒ぎ。小柄な連れ合いに慣れているのに、背の高い私が、小屋の中に入るのだから。しかし、それにも何度目かには、慣れ、餌やりには、集まってくるようになる。今年の群れは、非常に時間がかかった。私が入ると、小屋の隅の方に塊り、大騒ぎをすることがかなり続いた。最近ようやく、慣れてきて、タマゴ取りに入っても、大騒ぎはしなくなった。
この鶏達、タマゴの生み方が、尋常でない。連れ合いが驚き、困っている。一般に鶏は、早朝に生み始め、ほとんど午前中に生み終わる。若いほど、この傾向は強い。産卵箱は、1.8mの幅がある。彼女らの異常さは、産卵箱の片隅で、押し合いへしあい、産卵の場所取りを競い合う。隅に座り込んで生む準備をしている鶏の、上に乗ったり、下に潜り込もうとしたり、10数羽の鶏達が、おしくらまんじゅう。すでに生んである卵があっても、平気で、騒いでいる。
放っておいたら、タマゴも割れたり、ひびが入ったりしてしまう。だから、早朝から、10時ころまで、何回も、タマゴ取りをやることになる。
そんな訳で、タマゴ取りもやりながら、クン炭づくり。ソラマメ用培土が足りなかったので、調合して、ポットの土入れ。昨日、掘ってきたヤマイモの整理。ついでに、明日の出荷用に、量って、包んでおく。さつま芋も。
午後は、ソラマメ用畑。トラクターで、耕す。粘土の強い畑だが、乾いているので、きれいに耕せる。
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全滅

2009-10-19 18:41:04 | 農作業
10月19日(月)  ときどき 

午前中は、ヤマイモの収穫。
さつま芋収穫後の、蔓の整理。さつま芋の蔓は、片づけが大変だ。ある程度は、その都度、引き上げてきて、カッターで細断して、ニワトリの緑餌とする。しかし、ほとんどは、畑にそのままになっている。絡み合っているから、一束がかなりあり、重い。長いままだと敷き草として使うにも不自由だ。余裕があれば、切って敷き草とか、鶏舎内に放り込むとか、有機物としての使い道はある。余裕がなければ、乾かした後、燃してしまうことに。しかし、乾くにもかなりの時間がかかる。とりあえず、畑に広げてきたが、次作はタマネギを予定している。苗も大きくなってきた。準備を急がなければ。
午後は、ソラマメ予定畑。
草を刈った後に、苦土石灰、鶏糞を散布。基肥の一部として散布する。残りは、畝たての時に、畝の部分にだけ、油粕類を撒いて、すきこみ、マルチを張る。
夕方、少し早く帰ったので、ハウス内片づけ。
一月ほど前に、ホウレンソウとシュンギクを蒔いた。防虫の不織布をべたがけし、たっぷり水をかけた。おかげで、不織布の下が、緑色になってきた。そして何日か、ある程度育ってきていた。しかし、半月ほど前に、どうもおかしいと思って、よく見ると、ホウレンソウはほとんど茎だけ、シュンギクも変だ。すぐに、剥がしてみればよかったのだが、ちょうど、夜盗虫、オオタバコガの幼虫の最盛期。パプリカが、ほとんど収穫できないほどになっていたので、そのままにしておいた。
で、一週間ほど前、不織布を撤去したのだが、見事に、全滅。イネ科の草だけが、残っていた。その草を取り、再度の種まきの準備。
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蚕豆

2009-10-18 19:07:58 | 農作業
10月18日(日) 

昨夜の雨予報は、またも空振り。少しは欲しかったのに。しかし、今頃の季節になると、夏場ほどのダメージはなくなる。長雨よりは、少しくらいのカラカラの方が、ましかもしれない。
ソラマメ用のポットに土を入れる。秋の日向で、座り込んで、土をすくってポットに入れて、そのポットをトレイに並べる。一つのトレイは、苗を定植する時などの、苗の運搬にも使う。一トレイに、20~40ポット入れる。全部で、800近く必要だが、今日は、600ほど終わらす。
単純作業。その上、それほど疲れるほどの、労力は、使わない。陽だまりでの作業なので、まぶたがくっつきそうになる。それで、ときどきは、クン炭作りを見に行ったり、アクセントをつけながら、作業する。
土入ればかりでは飽きてしまうので、種蒔きもする。地面から50㎝ほど浮かして、トレイをのせる棚を作る。地面に置くよりは、乾きやすいが、虫対策などで、やりやすいので、空中育苗にする。(なえもそれほど多くないし) トレイを並べて、たっぷりの水をかける。
種蒔きといっても、いわゆる、蒔くという動作は取らない。そら豆をつまんで、オハグロの方を下にして、ポットの土の中に、押し込む。全部を土の中に押し込まず、三分の一から、四分の一ほど土から出るようにする。腰掛を移動しながら、15トレイ、500ポットほどの種まきをする。
その後は、ナメクジや、アブラムシが加害しないように、不織布で、完璧に包んでおく。これで、今日の作業は、終わり。
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鶏も茹芋

2009-10-17 17:42:15 | 農作業
10月17日(土) 

さつま芋掘り。掘り終わる。
午後は、その整理。種芋も含め、貯蔵用を選り分ける。
野菜を、融通し合っている知人が、さつま芋の出来があまり良くなかったというので、20kgほど譲ることにする。わが家では、今年は、まあまあの出来で、種芋も十分確保できた。あまり寒くならないうちに、貯蔵することになる。
くず芋もかなり出る。小さいのやら、ネズミに食われたものなどだ。コンテナに入れておくと、そのままになってしまい、最後は腐らせて、捨てることになってしまう。このまま、鶏小屋に放り込んでも、なかなかうまくは食べてくれない。それで、茹でて餌にしてみることに。整理しながら、釜戸を用意して、火をつける。薪は、庭木を切ったものなど、適当に拾い集める。茹であがり柔らかになったものを、冷ましてやってみる。食べてくれる。むだにはならずに済みそうだ。でも、ちょっとぜいたくな鶏。
夕方には、空はどんより曇り、今にも降りそうだ。夜のうちに、少しのお湿りがありそう。明日はまた晴天の予報。適度に降ってもらうと、ありがたいのだが。どうなることやら。
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籾殻クン炭

2009-10-16 17:45:58 | 農作業
10月16日(金) 

今日から、一週間、母は、ショートステイ。迎えは、10時ころなので、それまでは、出かけられない。食事のときに、「今日から、ショートステイだから、9時半ころまでに、準備を」と話しておいたのだが、迎えが来た、10時過ぎには、覚えていず、部屋で、テレビを見ている。せかして、送り出すが、午前中は、もうまとまった作業にはならない。明日の出荷の準備で、米やイモ類を用意しておく。
籾殻クン炭を焼き始める。朝、火を付けて、焼き始め、昼過ぎに、ポリシートを被せ、ゴムで縛り、空気を遮断する。翌日は、一日そのままにしておく。籾殻が完全に消火するように、余裕をみる。少しでも、火が残っていると、危険なので。出来上がるまで、まる二日かかるが、水をかけたりの、消火する手間はかからない。一回で、約200L位出来る。ポリ袋に入れてしまっておく。秋から、冬の間に、3~40袋作り、育苗や、畑に使う。
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日記

2009-10-15 18:59:33 | 農作業
10月15日(木) 

昨日は、やはり、すっかり酔い、気持ちよく、帰ってきた。とても椅子に座る気持ちにならず、そのまま、布団の中に。
朝は、いつも通り起床。夜中に、少し降ったようだが、もう、その気配はない。
そら豆の準備の季節だ。育苗用の培土を作る。午後は、そら豆を予定する畑に。半分は、大豆が育っている。空いている所は、草。大豆を植えるときに耕したままだが、その割に、草は伸びてはいない。やはり、雨が少なかったおかげだろうか。
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食事会

2009-10-14 19:08:55 | 暮らし
10月14日(水)  のち 

思いもかけず、朝、8時過ぎころから、雨がパラパラ。ピンポイント予報でも、雨はなし。雨雲はかかるような、シュミレーションだが。その雨、9時過ぎころから、弱いながらも、本降に。
それで、外仕事は中止で、出荷の手伝い。
午後は、畑で、昨日の続きの、畝立。

今晩は、近所の友人宅で、食事会とか。何品か持ち寄りでだそうで、私もちょっと作った。連れ合いが、それを持って出かけた。私は、母に夕食を食べさせ、これから出かける。
あまり酔わないで、帰ったら、続きを。
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デイケア

2009-10-13 18:51:59 | 暮らし
10月13日(火)  ときどき 

さつま芋収穫。種芋整理。
畝立、マルチ張り。

日、火、金曜日は、母のデイケアの日である。車で、迎えに来てくれるが、その時間は9時過ぎで、遅い時は9時30分位になる。当然、一人にはしておけないので、迎えに来る時間には、家にいなければならない。
母は、出かける用意をするにも時間がかかるし、何度も便所に入らなければならないので、送り出すまで、大変だ。しかも、この間、入浴を嫌がり、職員をてこずらせているらしい。
それで、送り出す時に、風呂に入れてもらうように、声をかけると、「うちでも入っているのに、何度も入ると、疲れますよね」などと職員に話しかける。施設でも、「朝、家で入ってきたから、入らない」と、云いはり、大変らしい。ほかの利用者たちが、見かねて、「そんなに嫌がっているのだから、いいんじゃないですか」というほどらしい。
しかし、家で入浴させると、一時間も入っているし、何をしているかもわからない。リハビリパンツを濡らすのだから、風呂場でも。そして、一人で入れておく危険性もある。施設で、入浴させてもらう必要がある。
それで、迎えの時間には、家に入り、毎回、職員の前で、「今日は、風呂に入れてもらいなよ!」と、声をかけて、送り出している。
育児は、手がかからなくなっていくのだが、介護は、これからも、手がかかるようになっていく。どこまでの、我慢比べとなるのだろう。
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冬の定番

2009-10-12 18:55:17 | 暮らし
10月12日(月)  ときどき 

キャベツや、ハクサイなどを定植するための、畝たて、マルチ張り。40mほどの畝を、4本作る。

ヤマイモの収穫。次回出荷分。

畝立機は大きく、軽トラックの荷台一杯だ。機械以外の、道具や、肥料などは、あちこちに押し込むようにして運ぶことになる。移動は、結構大変だ。畝立作業が終わったのは、昼を少し回っていた。が、次の畑への移動が楽なように、機械だけ先に、運んでおいた。
それで、だいぶ時間が回ってからの、昼食となった。テレビ欄を見ると、大学駅伝の中継をやっている。もうそんな季節になったのかと、チャンネルを回す。出雲での駅伝で、今までは、晴天の昼間、畑が恋しくて、ほとんど見ることもなかった。寒い時なら、一休みと決め込んで、畑より居間を選択するのだが。この、一番気持ちよく仕事のできるときに、とスイッチを消していた。
しかし、今日は、昼上がりが遅くなったことも幸いし、テレビの前に座り込んでしまっていた。年齢のせいでもあるのだろうか。二時間、上位校がゴールするまで、スイッチを消さなかった。
その後、急いで畑に行き、機械以外のものを片付け、ヤマイモを掘って帰ってきた次第。思わず、冬の定番を先取りして、のんびりしてしまった。
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