日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

晩秋の大地を行く 2016 - 暴風

2016-09-30 17:31:48 | 北海道
残念ながら歌越を出たところで日没時間切れとなりました。海沿いの平坦な国道が海岸段丘を急勾配で上下する線形に変わる一方、かつての鉄道はそこをトンネルと橋梁で貫いており、見応えのある遺構が残る区間だっただけに惜しまれます。建設の年代が新しいこともあるのか、車窓から見ても分かる遺構が思いの外多かったという印象です。次に道北を旅するときには、往路か復路のいずれかをこの経路にしたいものです。

羽幌線の遺構めぐりはこれにて打ち止め、夕景が絵になる場所を探し求めて、本日は初山別の道の駅にやってきました。道の駅とはいっても国道からは1kmほど離れており、ツーリングマップルRには「みさき台公園」との記載があります。温泉とキャンプ場併設の公園が道の駅に認定されたというのが実態のようです。知名度は必ずしも高くはないものの、眼下に茫々たる日本海が広がり、ここまで走ってきた絶壁のような海岸段丘が北へ向かって延々続くという景観の雄大さは、霧多布にも引けを取りません。岬の突端にキャンプ場があるところも似ています。晴れて視界がよければ彼方に利尻島も見えるそうで、それなら昨日来てみたかったと仮想せずにはいられません。
もっとも、今日は低い空に雲が出ており、夕景としては今一つです。利尻島がどこにあるかも分かりません。しかしそれ以上の問題は風です。もともと風が強いところへ、高台の岬の突端という地形もあり、立っているのが辛いほどの暴風が吹き付けてきます。テントを張ろうとしていたキャンパーも、あまりの強風に断念したようです。たしかに今夜はバンガローに逃げ込む以外の手はないでしょう。
留萌でキャンプを張るという選択肢はこの時点で消滅し、本日は旭川に宿泊するということで結論が出ました。まだ先は長いものの、自動車専用道路を経由できる区間もあり、時間的には余裕があります。今夜も九時過ぎの空きそうな時間を見計らい、「独酌三四郎」の暖簾をくぐる予定です。
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