日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

薫風の飛騨を行く - 二本木の湯

2017-05-20 18:54:17 | 温泉
気温は予報通りに上がって30度に迫り、終日汗ばむ陽気でした。こうなると移動の前に一風呂浴びたくなるのが人情です。ツーリングマップルRで手近なところを探した結果、「二本木の湯」にやってきました。
トンネル経由に切り替えられた国道から分かれ、峠越えの旧道をしばらく進むと、鄙びた一軒家の温泉が現れます。平屋建てに浴場と食堂兼休憩室を置いた造りは、絵に描いたような日帰り温泉のそれで、浴場は内湯のみと潔く、虚飾のない雰囲気はこちらの好むところです。正方形のほどよい広さの浴槽には、谷地頭温泉を彷彿させる褐色の源泉が注がれ、流れ出た成分が析出して、床が岩場と化しています。谷地頭と違うのは無味無臭であること、そして夥しい数の気泡が立つことです。正確には冷鉱泉で、循環濾過塩素消毒しているとの表示はあるものの、そのことを微塵も感じさせない秀逸さです。
もう一つよかったことがあります。駐車場を囲む形で八重桜が植えられていて、しかもそれより一段高いところに建物があるため、浴槽からよどよい高さで八重桜を見渡せるのです。しかも、目の前の谷を川が流れ、その彼方には残雪の中央アルプスが屹立します。
ここでも八重桜には相当数の花が残っており、先週末ならまだ満開だったのだろうと想像させられます。つまり、大型連休が終わっても、木曽まで来れば八重桜で花見ができてしまうわけです。しかもここで最後に一風呂浴びられれば最高でしょう。覚えておきたい名湯です。

二本木の湯
木曽郡木曽町新開6013-1
0264-27-6150
1000AM-1830PM(最終受付)
木曜定休
入浴料620円
泉質 含二酸化炭素・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)
泉温 12.9度
ジャンル:
温泉
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