日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2017続編 - 八幡平アスピーテライン

2017-05-05 14:52:32 | 東北
こちらを見送るように佇んでいた岩木山が、鯖石のドライブインの手前で山陰に隠れました。あとは岩手へ直行かというとさにあらず。鹿角八幡平で東北道を下り、八幡平アスピーテラインに入りました。
花見を抜きにしても走る価値のある路線です。これまでは初夏と秋しか走ったことがなく、なおかつ秋田県側から走破したことはありませんでした。それだけに、この路線の代名詞ともいえる雪の壁が残る時期に、一度走ってみようと思い立った次第です。
その雪の壁自体は写真で見たままの光景であり、まあこんなものかというのが率直な印象です。六月の新緑、九月の紅葉もある中、観光客の車が闊歩するこの時期が、この路線を走る上で最善の時期なのかといえば、個人的には疑問が残るところではあります。
ただ、ここは自身にとって思い出の残る場所でもあります。去年花見で北海道まで足を延ばし、なおも一時帰京を繰り返しつつ東北を南下していたとき、正真正銘の最終日に走ったのがここでした。八甲田の桜も散った五月最後の日曜日、八幡平の山頂に向かって車を走らせ、岩手山が見える駐車帯に車を止めると、そこにミネザクラが咲いていたのです。ささやかながらも有終の美を飾るにはふさわしい桜でした。
その桜があった場所へ歩いていくと、果たしてこれかと疑わしくなるような細い木が、雪の中から顔を出していました。枝にはごく小さな蕾も付いています。この蕾が開くまであと一月弱といったところでしょうか。今季その姿を見届けることは残念ながらなさそうですが、いつの日かもう一度眺めてみたいと密かに願っています。
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