日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2017続編 - 月明かり

2017-05-07 21:29:48 | 東北
これが最後の夜桜と思えば、ぼんぼりに照らされただけの桜も無性に愛おしく思えてくるものです。さらに一時間ほど名残を惜しみ、八時半を回ったところで切り上げました。猪苗代湖を周回し、初日の朝に訪ねた舟津浜キャンプ場を再訪しています。
気温は日中から一貫して下がり続け、現在7度となっています。暑がりの自分にとってもさすがに寒く、シャツを半袖から長袖に、雨合羽を薄手のものから厚手のものに着替えました。風はないため、さらに一枚着込めばどうにかキャンプもできるといった見当ではありますが、明日の朝どこまで気温が下がるか次第でしょう。

連休最終日のキャンプ場に人影はなく、八日前にはまだ蕾だったソメイヨシノが、月明かりの下でぽつんと佇んでいました。湖岸の松林が強風を遮ったか、少し散ってはいるもののかなりの花が残っており、これなら日中に訪ねてもよかったかと少し後悔させられます。
この光景を見て思い出すのが、初めて北海道で花見をした七年前です。襟裳岬で凍えるような風に吹かれた後、少し走った場所にある公園を訪ねたところ、あれほど吹き荒れていた風が嘘のように止み、月明かりの下で桜が佇んでいたのでした。
近くには蛍光灯の街灯が一本立っているだけで、これと月の明かりだけではさすがに撮影にはなりません。そこで咄嗟に思いついたのが、持参したランタンで桜を照らすというものです。こうして撮った写真はあたかも夜桜のように見えます。つまり、自分で明かりを焚けばこの後も延々と夜桜を鑑賞できてしまうわけです。しかしそれではさすがにきりがありません。月明かりに照らされた姿を瞼に焼き付けてから出発します。これが今季最後の花見です。
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