日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

三陸海岸縦断ツアー - モスバーガー大船渡店

2016-10-09 14:12:37 | MOS
日没がますます早まり、わずかな時間の無駄も惜しまれてくる季節です。よほど空腹になるか、これはという品がない限り、時間を惜しんで昼抜きにするという流れが最近定着しています。昨日もほっかほっか亭の後はめぼしいものが見当たらず、空腹感が戻った頃には夕方だったため、そのまま飲まず食わずで釜石まで走りました。しかし今日は空腹になるのと同時に頃合いの店が現れました。大船渡のMOSでお昼をいただきます。

店舗が年々安普請になって、さらにはフードコートへの出店が本格化するに至り、今や新規に開店するMOSには何の興味も持てなくなりました。特に、フードコートの店舗についてはわざわざ訪ねる必然性を全く感じていないのが実情であり、ここまで来る間にも宮古と釜石に開店したその手の店舗は素通りしました。しかし、独立した店舗が経路上にあるなら、意図的に素通りする理由もなく、本日は久々の新規開拓となった次第です。
三陸の道の駅から45号線の旧道で峠を越え、大船渡の市街へ下りていく途中に店があります。市街の最寄りのICはもう少し先にあり、交通量は必ずしも多くないと思われる場所です。それにもかかわらず、このMOS以外にも郊外型店舗が相当数並んでいるのは、一見すると不思議ではあります。しかしよくよく考えると、これも震災の影響だろうということに気付きました。おそらくは、大船渡の市街が震災により壊滅した後、各社が代替地を模索した結果、ここに店舗が集まるようになったのでしょう。震災の影響がこのような形で現れるとは思いませんでした。

赤っぽい瓦屋根を奥から手前へまっすぐ下ろし、大きな窓の上に緑色の日除けを張り出させて、前面に樹木を植えてテラスを置いた店舗は、緑モスが高級路線のモデル店舗と位置づけられていた時代に量産された、南欧風の店舗の現代的姿といえるでしょうか。当時に比べて若干安普請な面はあり、特に幅の狭い張りぼてのテーブルはいただけません。しかし、壁はクリーム色、腰壁はクリーム色と小豆色の中間のような色で統一され、明るい店内は好ましいものがあります。近年MOSが多用する、白木「調」の安っぽい化粧板には苦言を呈してきましたが、ここの腰壁の場合、白木の木目を印刷したものではなく、実際に板を使っているのがよいのでしょう。新築直後にもかかわらず壁紙が浮いていたり、木と木の継ぎ目に隙間ができていたりといった、欠陥住宅並の安普請が横行した時期に比べ、素人でも一目で分かる難点はテーブル以外に見当たりませんでした。

それはよいのですが、気になるのは営業時間が10時から8時まで、しかも火曜は定休となっていることです。交通の流れから外れた旧道沿いに、苦肉の策で造られた店舗だけに、復興が進むにつれて利用が減っているのでしょうか。上記の通り安普請の使い捨てではないだけに、長く続いてくれれば幸いに思います。

モスバーガー大船渡店
大船渡市立根町字岩脇17-4
1000AM-2000PM
火曜定休
第8093号
ジャンル:
お酒・お茶
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