日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の出雲を行く - 言式合糸冬了

2017-03-20 17:07:21 | 野球
先ほど試合が終わりました。前橋育英が5対1で中村を下しました。第二投手が140km/hの球を投げたり、9番打者が本塁打を放ったりという、昨夏見た東邦のような圧倒的な強さこそなかったものの、2回に2点、6回に3点を奪い、効率よく加点する戦いぶりに、夏春連続出場の実力が窺われました。
しかしそれ以上に印象的だったのは、中村の戦いぶり、というより一塁側アルプス席の大声援です。それが最高潮に達したのが9回表の攻撃でした。4安打無得点に封じられ敗色濃厚となっても、声援は衰えるどころかむしろ大きくなっていきました。その声援に応えて二死から1点を返した意地も天晴れでした。昨秋明徳義塾を破った実力は伊達でなかったということになります。それとともに、郷土色、地域性こそ高校野球の真髄だという認識を新たにした次第です。

空全体にかかっていた薄雲は、時間が経つにつれて厚くなっていき、終盤には傘の上の照明が灯されました。日が陰ると寒くなるのは本日についても同様で、終盤戦は雨合羽を羽織っての観戦でした。六甲山の背後に夏雲がもうもうと立ち上っていた選手権のときに比べれば、眺めの点では二歩も三歩も譲るものがありました。しかし上記の通りの好試合でした。「2017年問題」と称している暦の巡りの悪さは夏にも当てはまり、去年と同じく月曜を一日休んで巡礼しようにも、今年はその一日がよりによって開会式に重なってしまいます。さりとて翌週ではお盆に、その翌週は終盤戦に重なるため、今季の選手権については見送りも止むなしと考えているところです。それだけに、今回巡礼できたのを幸いに思います。
『野球』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 早春の出雲を行く - 左翼席 | トップ | 早春の出雲を行く - 罪滅ぼし... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL