日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

豊穣の富山を行く- 迷走

2017-09-02 23:59:05 | 北陸
去年の正月キャンプにも匹敵する迷走を経て、ようやくねぐらにたどり着きました。今夜は園家山キャンプ場の世話になります。
順を追って申しますと、まず小布施に下りて千曲川を渡り、豊野から18号線を北上して新潟との県境を越えました。しかし、温泉を出た時点で既に時間が押しており、北陸まで行こうとすると着くのが相当遅くなると予想されました。そこで、以前も世話になった大池いこいの森に急遽目標を変更。現地に乗り込んだのが10時過ぎです。ところがここで誤算に見舞われました。まさかの雨が降ってきたのです。
買い出しのためスーパーに立ち寄った頃から、ガラスに水滴がつくようになり、一応予兆はあったのです。しかし、予報でも雨が降るとはいわれておらず、降ったとしてもすぐ止むだろうと高をくくっていました。しかるに、キャンプ場へ着く頃には完全に降り出していたという顛末です。
短時間なら傘も要らない程度の小雨ではあり、木の下でやり過ごせばどうにかやり過ごせそうでした。しかし、いつ強まるかと気にかけながらの晩酌では落ち着きません。園家山なら屋根付きの東屋があり、多少の雨なら心配無用です。サイトから適度に離れていて、心置きなく晩酌できるのも分かっています。その結果、時間が押すのを承知の上で、延々走ってきた次第です。大池いこいの森に着いた時点で350kmだった走行距離が、450kmになっていたということは、あちらを出てからほぼ100km走ったことになります。前夜まともに休めなかったにもかかわらず、一般道だけでよくこれだけ走ったものだというのが実感です。

実は、大池いこいの森に目標を切り替える以前に、高田に泊まるという選択がありました。そのまま走って高田に泊まれば、呑み屋で一献傾けるにはちょうどよい時間帯だったからです。教祖の番組で最近高田が取り上げられ、店の目星がついていたという事情もあります。さらには呑み屋街至近で四千円という、渡りに船の宿まであり、宿でゆっくり休みたいと、悪魔が耳元でささやきました。しかし、適温無風の好条件を考えると、今夜やるべき必然性があるのは、何といってもキャンプだろうと判断し、小雨が降ってきた時点でも考えは変わりませんでした。しかるに、立ち寄ったスーパーがほぼ品切れになっており、三軒ものはしごを余儀なくされたばかりか、ようやくたどり着いたキャンプ場でもまさかの雨に降られる始末。元の鞘には収まったものの、もし高田に泊まっていればと考えたとき、達成感と徒労感が相半ばする結果となってしまいました。
様々な紆余曲折がありました。しかし、これも振り返ればよき思い出になってくれるものです。現在の気温は18度、適温のキャンプ日和です。早朝から深夜まで走り続け、身体は酒より休養を欲しているところですが、もちろん晩酌してから休みます。
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豊穣の富山を行く - 大湯

2017-09-02 19:32:48 | 温泉
須坂へ来たなら、多少の遠回りをしてでもここへ寄らない手はありません。山田温泉の大湯で一風呂浴びていきます。
浴槽、床、壁、天井、さらには洗い場の樋まで檜造りの贅沢さは、かねがね絶賛してきた通りです。これで300円はまさに破格といってよいでしょう。それに加えて、善光寺平の明かりを眺めながら下山していく車窓もたまりません。片道10km走ってでも、立ち寄る価値は十分ありと言い切れる名湯です。
ちなみに、日中を通じて気温は25度に届かず、現在地では14度に下がっています。先週まで汗を流す手段だった温泉が、冷えた体を温める手段に一変しました。信州の寒冷地は早くも晩秋の趣です。

★大湯
上高井郡高山村大字奥山田3580
026-242-2314
600AM-2030PM(最終受付)
第三水曜定休
入浴料300円
泉質 含硫黄カルシウム-ナトリウム塩化物泉[硫化水素型](低張性中性高温泉)
泉温 67.1℃
pH 7.4
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豊穣の富山を行く - 新崎酒店

2017-09-02 18:38:17 | 酒屋
生坂屋に次ぐ東信不動の二番手が宮島酒店なら、北信不動の二番手は須坂の新崎酒店です。こちらも経路上無駄なく寄れる状況につき、三月以来の再訪と相成りました。
新潟の有名どころを中心に、昔から呑まれてきた地酒を扱っていたこの店が、ある時から流行の酒を扱うようになりました。そして今回、その理由が何となく分かったような気がします。跡取りらしき青年が店に立っていたからです。跡取りが仕入れを担当するようになった結果、小洒落た酒が次第に増えていったのかもしれません。
県外酒の品揃えについては生坂屋にも引けを取らない当店ですが、これは地酒が手薄になりがちということでもあり、頑なに信州の酒だけを売る宮島酒店とは好対照です。そのような中、一滴二滴なる聞き慣れない中野の地酒があったためこちらを選びました。

★新崎酒店
須坂市大字日滝4118-3
026-246-8479
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豊穣の富山を行く - 綿内駅

2017-09-02 17:45:08 | 甲信越
同じく駅舎が残る旧綿内駅を訪ねます。信濃川田を出た時点で、夕日が今にも雲と重なりそうでした。もしかすると間に合わないか、それ以前に駅舎がまだあるのかと、一抹の不安を抱きつつ乗り込むと、幸いにも西日を浴びた駅舎が佇んでいました。ただし、裾の方には駅前の建物の影が延びてきています。とるものもとりあえず一通り撮影した次の瞬間、夕日が雲に隠れるという顛末です。こうして日没に追いまくられる場面がこの先増えてくるでしょう。秋来たりと改めて実感する一幕です。
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豊穣の富山を行く - 信濃川田駅

2017-09-02 17:13:16 | 甲信越
続いては旧信濃川田駅を訪ねます。松代と瓜二つの駅舎とホーム、さらには2000系と1500形が残されたこちらの駅、前回訪ねたときは、車両の荒廃ぶりが暗い中でも分かり、今後どうなるのかが案じられました。工事用の柵が建っているのを見て、駅舎と車両を主役にした公園にでもなるのかと淡い期待を抱いたものの、半年経っても何一つ進展した様子はありません。我が国の鉄道車両史に残る貴重な車両だけに、駅舎ともども何らかの形で活かされることを願っています。
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豊穣の富山を行く - 松代駅

2017-09-02 16:06:57 | 甲信越
ツーリングマップルR推奨の県道35号線で峠を越え、善光寺平に下りてきました。旧松代駅を定点観測します。
かつての駅舎が健在なのは三月に確認済でしたが、駅舎は閉鎖された後でした。今回明るいうちに訪ねてみると、案内所に転用されているわけでもなく、事務室はもぬけの殻になっていました。しかし、駅前にバスが発着するのと、構内が松代城の駐車場に転用されたこともあり、地元客と観光客が三々五々現れては去っていきます。かつての駅舎が今なお人の活かされているのは喜ばしいことです。
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豊穣の富山を行く - 宮島酒店

2017-09-02 14:56:42 | 酒屋
思わぬ長居をしてしまいましたが、元々の目的は酒屋へ寄ることにありました。直売所から少し走ったところに現れるのが宮島酒店です。
東信で世話になってきた酒屋といえば、何といっても屋代の生坂屋で、あちらに比べてこの店に立ち寄る頻度は大きく落ちます。これは偏に、真田というやや辺鄙な立地のためですが、本日は経路上ほぼ無駄なく寄れる状況でした。ならば素通りする手はありません。
九月に入ったばかりというのに、気の早い蔵から秋上がりの酒がいくつか出ています。その中からラベルにつられて佐久乃花と大信州の二本を購入。今夜の晩酌の酒は揃いました。

宮島酒店
上田市真田町長5913-1
0268-72-4039
900AM-1900PM
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豊穣の富山を行く - 新鮮市真田

2017-09-02 14:22:19 | B級グルメ
毒を食らわば皿までも、ついでに直売所にも立ち寄ります。お盆に松本の直売所を訪ねたときは、夏野菜と果物の二本立てでした。そして今回、梨とリンゴに一月の移り変わりが感じられる一方で、栗と茸は見当たりません。気候については秋らしくなってきた信州ですが、実りの季節はもう少し先のことになりそうです。

★新鮮市真田
上田市真田町長6109-1
0268-72-2030
4月 910AM-1600PM
5月-11月 810AM-1700PM
12月-翌年3月 910AM-1500PM
年末年始休業
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豊穣の富山を行く - ゆきむら夢工房

2017-09-02 13:47:34 | B級グルメ
県道を再び走り、国道との交差点を折れたところに直売所が現れました。しかしそれより先に飛び込んだのは併設のそば屋です。この時期にそばをいただく必然性はなく、そばより先に浮かんだのは竹風堂の栗強飯でした。しかし、朝食が軽かったため、空腹感が限界に近付いていました。直売所併設のそば屋といえば七戸の道が思い出されます。ましてや信州ならば外すことはなかろうと考え、手近なところに落ち着いた次第です。
注文はもりそば大850円也。さらに、商売上手なおばちゃんにかき揚げを勧められてつい注文。立ち食いそば屋のそれしか想像していなかったところが、玉葱の持ち味と食感が活かされた、見た目以上に食べ応えのある一品でした。これで100円なら勧めたくなるのも宜なるかなです。おかげですっかり満腹と相成りました。

★ゆきむら夢工房
上田市真田町長6090-1
0268-72-2204
830AM-1715PM
大晦日及び三が日休業
そば処 土日祝日1100AM-1400PM(売切御免)
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豊穣の富山を行く - 稲倉の棚田

2017-09-02 12:38:28 | 甲信越
弁天清水から少し走れば小諸ICですが、この好天下を高速道路で延々行く手はありません。山沿いに真田の方まで短絡する県道に入りました。
交通量のほとんどない快走路で、このまま走り通すにもやぶさかでないところ、沿道に稲倉の棚田なる案内板が。実りの時期にはわずかに早かったか、棚田はまだ全体的に青々としており、空振り気味には終わったものの、それでも無駄足ではありませんでした。棚田の向こうに広がる塩田平の眺めが秀逸だからです。何度も旅した信州とはいえ、再訪すれば一つや二つは新発見が出てきます。
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豊穣の富山を行く - 弁天清水

2017-09-02 11:38:21 | 甲信越
小諸の市街に入ったところますます晴れ、気温も20度まで上がりました。汗ばむものの不快感は全くない、実に清々しい秋晴れです。こうなると冷たい水で喉を潤す爽快感もなおさらのものがあります。久々に弁天清水を訪ねました。轟々と湧き出る圧倒的な水量がここの特徴です。
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豊穣の富山を行く - 富士屋醸造

2017-09-02 11:15:21 | B級グルメ
小諸の町に入りました。毎度おなじみ富士屋醸造で味噌を買います。店先に軽トラックが止まっており、よくよく見ると店舗改装中との張り紙が。案内に従って進むと、裏手にある工場らしき建物に暖簾が出ていました。次回訪ねるときには面目を一新しているでしょう。岩村田の駅と同様、雰囲気を保ったまま生まれ変わってくれれば幸いに思います。

富士屋醸造
小諸市本町1-3-10
0267-22-0398
800AM-1900PM
正月休業
特製甘口515円/500g
麦みそ365円/500g
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豊穣の富山を行く - 糸合シ由

2017-09-02 10:12:18 | 甲信越
車で活動する際は、帰宅の直前に給油を済ませ、次回ほぼ満タンで出発するのを基本にしています。しかし直近二回は時間が押し、給油を後回しにして帰宅しました。その関係で燃料を早くも半分近く消費したため、佐久平の宇佐美で給油を済ませていきます。
ちなみに、現在のところ通算19万kmまであと1000km少々となっています。今回の活動であと800km前後走ることになるため、終わった時点で残り300kmを切る程度になるかと思います。実は、中一週置いて北海道に行こうとしており、往路はおそらく新潟からのフェリーになるかと思います。つまり、このまま行けば新潟までの移動中に達成する可能性が高く、またも高速道路上などということにもなりかねません。直前の18万kmが、節目を飾るにふさわしいとは言い難い場所での達成だっただけに、それ相応の場所で迎えられればよいのですが。
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豊穣の富山を行く - 岩村田駅

2017-09-02 09:47:37 | 甲信越
続いては岩村田駅を定点観測します。コスモス街道が二年ぶりということは、こちらも同じということになるでしょうか。久々に訪ねてみて驚いたのは、駅舎の壁が焦茶に塗り直されていたことです。屋根は焦茶で壁が白、車寄せの上に正方形の板で一文字ずつ駅名を掲げていたかつての姿に対し、屋根は藍色、壁は白と焦茶のツートンカラーになり、車寄せには新たに誂えた扁額が架けられました。古い駅舎は維持費をかけずに取り壊し、残った駅舎も台無しとしかいいようのない改装を加えてしまうJR東日本が、どういう風の吹き回しでしょうか。真相はさておき、この駅舎が活かされたことについては素直に喜びたいものだと思います。
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豊穣の富山を行く - コスモス街道

2017-09-02 08:24:44 | 甲信越
下仁田を経由したのはここへ寄りたかったからに他なりません。コスモス街道を訪ねます。
往年の名曲にも歌われたコスモス街道ですが、その実態は何の変哲もない国道沿いにコスモスが咲いているだけというものであり、桜並木などに比べれば特にどうということのない眺めです。しかし、涼やかな風とともに秋到来を実感できるのがよく、開花の時期には毎年に近い頻度で訪ねてきました。しかるに去年は機会を逃し、これが二年ぶりの再訪となります。
現在の気温は14.5度、こちらが着くのを見計らったかのように空が晴れてきました。晴天下で訪ねたことは何度もあり、それ以前に撮って絵になる光景でもないため、今回晴天を切望していたわけではありませんが、曇り空より晴れた方がよいのはもちろんです。一息入れてから出発します。
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