日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

艱難辛苦(3)

2014-10-02 22:58:10 | 旅日記
旅から旅に明け暮れて、振り返る間がなかったものの、矯正治療が三ヶ月目に入りました。経過は良好、といいたいところなのですが、不自由さについては一向に改善しないのが現状です。
当初はまさに一点でしか噛み合わなかった上下の歯が、今ではかなりの部分で接するようになってきており、治療の効果はたしかに出ています。それでいながら、飲み食いの不自由さは意外なほどに変わりません。矯正装置で舌の動きが制限されるのに加えて、奥歯に矯正力が作用しているため、強い力で噛むことができないのです。噛み合わせさえ改善すれば、飲み食いの不自由さも改善してくるだろうと思ったところが、どうやらそうではなさそうだということが分かってきました。
現在進行中の治療が終わると、部分矯正から全体矯正へ移行することになっています。現在歯の内側にある矯正装置が外側に変わるため、舌の動きは楽になると予想される一方、強い力で噛めないという問題点は、かえって顕著になるのかもしれません。今の装置が外れるまでの辛抱だと思っていたところが、予想をはるかに超える長丁場になりそうです。限られた人生の残り時間を、数年単位で棒に振りかねないという現実を考えると、終生にわたって禍根を残す可能性も十分にあるでしょう。

追い打ちを掛けるように、親知らずの中で唯一残っていた右下の歯を抜くことになりました。直接的には、矯正治療に支障するというのが理由です。現実の問題としても、最近目に見えて歯磨きがしづらくなり、いずれ抜かざるを得なくなるのは明白だったため、まあ仕方ないといったところではあります。ただし、前回左下を抜いたときの経験からして、少なくとも数日はまともに飲み食いできないことが予想されるため、活動が一段落する連休明けということにしました。前歯、矯正、親知らずと、歯に関する艱難辛苦は当分続くことになりそうですorz
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