Straight Shooter

ストレート・シューター、「正直者」って意味。

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え、感想?そうッスね、、、マジ半端ねーグロいッスよ。

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~本日の1冊~  桐野夏生 『グロテスク』

久々にゼミ文献以外の活字を読みたいと思い、市立図書館で借りていた本。
『OUT』のときのように、一気に読めた。
朝から読んでたら、引き込まれて3限サボっちまった。
ハードカバーの2段印刷の536ページ、まる1日で読了。

以下、話の筋に極力触れない範囲で感想。
いま非常に内省的な状態なので、これから書く文はあとから読んだら恥ずかしいだろうが、
とにかく書きたいので、書く。


読後感は、グロいの一言。
東電OL殺人事件がモチーフ。
女性のほうが、登場人物に対してより共感できるかも。

でも、殺された和恵と同じく「頑張る信仰」の信者である(と自覚する)自分には、辛く悲しい小説だった。
信仰のタガが外れたとき、自分はどうなってしまうのか。
小説ほど極端には走らないだろうが、空恐ろしくなった。
これ、正直な感想。

この小説は独白・日記・上告書といった形式ですべて一人称からの視点で構成されている。
そこに客観的描写はなく、事件について仔細に至るまでのいわゆる「真実」にはたどりつけない。
人間や世間にむけられる悪意・怒り・嘘など、肥大化した自意識をこれでもかと見せつけられる。
「世界=自意識」という安易な唯我論に説得力を感じてしまう危うくて弱い自分だからこそ、
妙にリアリティーを感じてしまった。
これ、正直な感想。

自分ってこうだったかも、人間ってこうなのかも、
見たくない部分、見て見ぬフリをしてきた部分を見せられ、困惑した。
この心理状態を、おそらく自分は「グロい」と表現したんだろう。

蛇足だが、小説にでてくる「Q女子高」ってゼッテー、慶應女子高だと思う。



はぁー、気晴らしにバナナマンのDVD借りてこよー



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