頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

昼夜逆転。

2013-11-08 16:55:03 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)
朝四時、カボチャをふかしていただきます。



こがねさんが食べるのではなくて、私が食べます。
なんでこんな時間に?と言うと、こがねさんに薬を飲ませるために起床した際、コメントが一件寄せられていることに気づいたのです。そこには、カボチャやサツマイモと言った食品の「誤嚥の危険性」が記されていました…これは盲点でした。
確かに、私自身よくこういうほくほくした根菜や実ものが喉につっかえて苦しい思いをすることがあるので、ずっと喉が細くてしかも老いているハムスターにとっては危険な食品かもしれません。実際にコメントを寄せていただいた「まりも」さんのハムスターも、カボチャを誤嚥して危険な目に遭ったということです。ハムスターの介護食としてよく挙げられるカボチャやサツマイモですが、見直しが必要かもしれません。

「まりも」さん、大変な経験を乗り越えた上での貴重なご報告、本当にありがとうございました。ジャンガリアンハムスターで2歳8ヶ月とは、そのご長寿っぷりにびっくりしています。お互い老ハムスターとの生活を楽しんでいきましょうね!

…というわけで今後、こがねさんのメニューからカボチャは外します。お皿に残ってたカボチャも処分しました。冷蔵庫の中のカボチャを捨ててしまうのは流石にもったいないので、私が全部食べることにしました。特に味付けもせずレンジにかけただけですが、自然な甘みが美味しいです。これぞ秋の味覚。



こがねさんはこの頃昼夜逆転気味で、明るいうちからずっとスイートコーンを食べています。ハムスターを飼い始めたときは、ハムスターって昼間はずっと寝てばっかりだからつまんないなぁとも思ったことがありますが、こんな風に昼から活動されると逆に心配です。朝起きたらすぐにカーテンを開けて陽射しを入れ、夜は電気を消すか園芸用の寒冷紗などを被せて暗くしてるのですが、どうにも体調が悪いせいか昼夜逆転してしまいました。
苦しいから昼もあまり寝られないのだろうか。



ペレット、野草、そしてお野菜を用意しました。お野菜は、細かく刻むと逆に前脚からポロッと落ちて食べ損ねるみたいなので、敢えて大きく切りました。ブロッコリーの芽の部分だけでなく芯も少し入れています。それと、ベビーキャロット。
少し前までペレットがお皿に落ちる音を聞きつけて巣箱から出てきて、声をかけながらお皿を置くとサッ!と餌を咥えて去っていったものなのに、今は全く動こうともしません。



寒冷紗をかけて、少しでも休めるようにします。



腰からお腹にかけての部分、おそらく、肺にあたる部分が不規則に波打っています。こがねさんが呼吸を苦しそうにし始めたのはここ数日のことなのに、もう随分長く苦しんでるように見えます。

実は私はもう少し前からこがねさんの最期を迎える覚悟をしていて、どういった形でお別れをするべきか考えていました。
インターネットで検索すると、幾つかのペット用葬儀会社が見つかりました。二件ほど、お問い合わせフォームから「ハムスターが危篤状態なのですが今後どのように対処したらいいでしょうか」とメールを送ってみたのですが、未だに返信がありません。
ペットの遺体というのは法律上では未だ「廃棄物」の扱いで(ミニブタは微妙に異なるらしい)、ペット用葬儀会社を設立するにも特別の認可はいらないらしく、そのため悪質な業者も多いということでした。

一件だけ返信がありましたが、そこはお寺の系列の会社でした。ペットの遺骨は観音像の下に埋葬されるということだったのですが、その観音様の名前というのが会社の頭文字をとっただけで、仏教上存在しない観音の名前でした。
そもそも「畜生道に落ちる」という言葉をときに脅し文句のように使う仏教徒たちに、ペットの供養ができるのか?と思ったらだんだん疑問になってきました。まったく、お寺さんっていうのは商売上手だなあ!

落ち着いたらまとめて書こうと思いますが、私なりのこがねさんの看取り方というのはすでに考えています。読経?成仏?何それ?それは人間だけの概念でしょ?ネズミの頭じゃ般若心経なんて雑音なだけだよ?…乱暴に言うとこういうことです。

まあ、この事を記事にするのはもう少し先であってほしいと願っています。

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