秩父屋台囃子傳承會 覚書

秩父屋台囃子、当会活動等について




お浚い

2012年07月10日 | 稽古

前回にひきつづき稽古の内容を紹介します。

 

小太鼓の拍子が叩けるようになればいよいよ大太鼓です。

小太鼓のテケテッケの拍子で大太鼓の節ができているため、テケテッケの拍子が叩ければ簡単に叩けます。左手を主導で叩けば自然にテケテッケの拍子に乗せることができます。

初歩的な大太鼓の節は、たま(細かく叩く)を入れずに簡単にテケテッケの拍子に完全に乗れるまで簡単な節で時間をかけて稽古します。拍子に乗せられるようになったら少しずつたまを入れ段階を上げていきます。

 

大太鼓を叩き始めてほとんどの方が、秩父屋台囃子の大波小波の節で最初の壁にあたります。この大波小波の節を確実にテケテッケの小太鼓の拍子に乗せて叩けるようになれば大太鼓の節の半分以上のところまで叩けることになると思います。(ここが一番の難所です)

前述したように、稽古に来られるみなさんが必ず悩まれる節で、秩父屋台囃子の節の中で、左打ちの裏拍子の特徴を最も表している大波小波の節を説明します。

大波は秩父屋台囃子の節の中でいちばん力強く叩く節で小太鼓のテレテッケと同様にドコドッコと力強く叩きます。ただ、出だしが裏から入ります。つまり、コドコドッコドコドッコドコドッコ・・・となり、叩きはじめがコすなわち左手から始まります。実は左手のコを叩く前に叩くか叩かないかのようなかすかなドを叩きます。これを表すと、ドコンコ ドコドッコドコドッコドコドッコ・・・と叩きます。同様に小波もドコンコ コドコドコンコド コドコドコンコド コドコドコンコドとなります。

を打ってしまうと大波では、ドコンコ ドコドコドコドコ・・・となり、小波はドコンコ ドコドコドコンコ ドコドコドコンコ ドコドコドコンコとなりを打つことで右打ちの間のぬけた節になってしまいます。ではなぜ、秩父屋台囃子の節がこのようなを強調させない節になっているのかというと、小太鼓のテケテッケの拍子に大太鼓の節が乗ることで必然的にを強調させることがなくなるわけです。つまり、テケテッケのッケに大太鼓の節を合わせれば秩父屋台囃子の節になる。すなわち、合わせどころが決まっているということです。ッケに乗っていくことで大太鼓、小太鼓、笛、鉦がそれぞれが掛け合いながら引き立たせるお囃子になります。

ドコンコ、コドは前後をつなぐものでコドは三つ玉でやがて叩くようになります。三つ玉が叩けるようになるとつなぎ方がより解ってきます。  習い始めの玉を入れない叩き方は間をとるのが思いのほか難しいものです。この叩き方でテケテッケの意味が解り、大太鼓の節を確実に乗せていくことが出来ます。

このように、テケテッケの拍子に大太鼓の節をどのように乗せていくか皆さんも悩みながら稽古をしていますが、秩父屋台囃子のひとつの法則性が解ると案外簡単に叩けるようになり、そこまでが頑張りどころでそこを乗り越えればどんどん上達し、技も増え、このお囃子の面白さを知ると思います。  当会は、皆さんが上達するまで稽古にとことん協力して参りたいと思います。

 

小太鼓の拍子に乗せて叩くとこの動画のようになります。参考までにご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=xowEzaGPOZY&feature=plcp

 

稽古をご希望の方は、遠慮なくお申し出ください。(http://www.chichibu-yataibayashi.com/

 

                       秩父屋台囃子傳承會(鼓恩般若院)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨日はありがとうございました? (柴岡)
2012-07-11 12:22:40
ビデオカメラの案配を見に試し撮り協力していただきありがとうございました。試しをアップしますのでまた指導よろしくお願いいたします。
こちらこそ (秩父屋台囃子傳承會・守屋)
2012-07-11 14:36:06
動画楽しみです。また、よろしく御願いします。

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