秩父屋台囃子傳承會 覚書

秩父屋台囃子、当会活動等について




秩父夜祭の音色・・・秩父屋台囃子

2016年12月13日 | 秩父屋台囃子

本年、秩父神社例大祭別名秩父夜祭は、天候にも恵まれまた、ユネスコ無形文化遺産の登録も重なり38万人の人手を数え賑やかなお祭りとなりました。

 

 

なんと言っても、笠鉾、屋台から響いてこそ、秩父屋台囃子とつくづく思います。

 

 

ここからは私見となりますがご容赦ください。

秩父屋台囃子は昔から、左打ちの太鼓(ぎっちょの太鼓)と言われ、右利きにとっては大変苦労する太鼓の節、拍子です。なぜ左打ちかと言うと秩父屋台囃子の避けては通れない基本の小太鼓の拍子そこにあるからです。

小太鼓の拍子はテレテッケ・・・秩父流にはテケテッケこのテケテッケのッケに秩父屋台囃子のすべてが集約されています。一番太鼓の叩き出しは、テンテ ッケテケテッケテケテッケテケテッケ・・・と打ちます(テは右、ッケ、ケは左、ンは間)。すなわち、実は、ッケが小太鼓の拍子の頭になっているということです。ッケを取ることで必然的に左手主導で拍子を取ることになるということです。そもそも、この小太鼓の拍子から出来ている大太鼓の節も必然的に左打ち、左手主導となるわけです。

昨今、秩父屋台囃子の基本、小太鼓のテケテッケの存在感が薄れてきたように思えてなりません。その結果、大太鼓主導の創作的なお囃子に変わってきています。本来は、小太鼓の拍子に乗せて叩く大太鼓の節は、勝手に編曲出来るものでもなく、個性を表すには拍子の間を見つけて僅かなところで他者との違いを表し、考えて、考えて自分の節を作る、同一条件の中で表現することで切磋琢磨がおき上達が目に見えました。これが秩父屋台囃子と思います。

 

秩父屋台囃子は秩父地域の郷土芸能、伝承芸能です。決められたものもなく、見聞きし受け継がれてきました。後世へと変わることなく繋いでいくことが現代にいる我々への課題、この難しい課題をどう解いていくか、試されているように思います。

 

秩父屋台囃子傳承會代表 守屋泰之

 

 

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