難しい！

ビニールの城、見て来ました。しかしこれは難しい！
これ、剛くん以外の役者さんだったらお客様入らないのでは。

ドキッとしたシーンもありました。
仕事から？逃げるために手錠を自分でかけて
水に潜るという。
仕事から？ 愛するもの、愛されるものから？
逃げるにはそこまでしないといかんという。

そしてわからないのは、なぜ最後、剛くんこと
夕顔さんはりえさんことモモさんを受け入れる気になったのだろう。

朝顔さんが戻ってきたから？

わからん。

戯曲が掲載された本を買ってきたので読みながら反芻します。

こういう考えさせる作品って、もう舞台しかないんじゃないか。
本は読まないし。
映画はシネコンでは大手の配給のものばかりでしょう？
舞台も来る人は少数派なんだろうけど、それでも東京まで
出てくるもの。


坂口安吾思い出したよ。
本当に愛するものとは殺すか呪うかしなければならないのよって。違ったかな…

そもそも愛がありそうでないような、ふわふわしたもの(ビニールのような？)そういう皮肉もあったんじゃないかなあ。

風俗の仕事から抜けだせない＝ビニールの城ってことではないと思いたい。


りえさんはキレイだったし剛くんはかっこ良かった。
全然カッコ悪い役なんだけどね。

楽しかったです。