karibu sana

育児しながら卒業した看護学校。で、今、看護師してます。

老年観とやさしい看護と外科の反省

2007-07-01 | 看護学校
老年観について書け、レポート一枚、ということなので、書こうと思っているのだけれども、なかなか手が進まない。
私は非情なところがあって、老年者は基本的にあんまり好きじゃない。というか、素敵で尊敬できる老年者にあんまり会っていない。
実家にいる祖母もそうだし。私が大学に入ったとか卒業したとか就職したとか結婚したとか子供が生まれたとか、一切お祝いなし。嫁である母とは気が合わず、はっきりいって母が憎いと思っているのだろう。母が憎ければ私のことも憎いらしい。わかんないけど。
祖母は、外面はいいのだけども身内に見せる顔がよろしくないです。私にとっての老年者代表はそんな祖母。

でも、これは老年観とは関係ないが最近思うのは、母も良くないということ。
母は、実母と幼い時に別れざるをえなくて、その後ずうううっと会っていない。後妻の継母に育てられたわけだけども、その私からすると「おばあちゃん」には不満がいっぱいで、早く家を出ることしか考えなかったという。親に甘えるということを知らないで母は今に至っている。
だからかな、私が結婚するとか、子どもが生まれたとか言って、母の助けを借りたいときにも、結局手を貸してくれなかった。全くではないけど、母はそれなりに私を助けたと思っているだろうけれども、本当に助けてほしかった時には応えてくれなかった。母は、自分が親に甘えることをしなかったために、私に甘えることも許さない、というか、理解できないのだと思う。

私は、祖母が、ずううっと実家にいて、なんだかんだと元気なのは、はっきりいって厄介であって、早く母を楽にさせてあげたいなあなんて思っているのだけれども、母は祖母を実の母と思って甘えることを学ぶといいんじゃないかと思ったりする。
祖母はひょっとして、そのために長生きしてるんじゃないだろうか。

老年観。
外見の変化。白髪になる。シミが増える。肌艶が悪くなる、腰が曲がる。
目が悪くなる、耳が悪くなる、足腰が痛くなる。骨がもろくなる。
いいことないじゃん。
この間、大きな道の合流(一方通行)を枯葉マークの軽自動車が逆走してきました。
よぼよぼのおじいさんが何の疑問もないように、悠々と運転してました。こわー。
軽自動車はボコボコでした。こわー。

いろんなお年寄りがいる。子供や孫やひ孫に囲まれ、自分の体も元気で、家族の仲も良く、ひ孫は「大きいばあちゃん遊んで~」とまとわりついてくる。
また、80歳で京都一人旅をしたのが楽しかったと話す、90歳代のおばあちゃん。
入浴のあとは肌の手入れを欠かさないおばあちゃん。

そういう元気でポジティブな老年者ばっかりだといいのになあ。

老年観~苦しいよう~

私が一番今大切なのは旦那と子供。彼らに満足にやさしくしてあげられてないのに患者さんにやさしくできないです、どうもそういうことらしい。以上、外科の実習の反省。外科は最低最悪の実習だった。夏休みに再実習してきます。
看護師に必要なのは演技力である。
クレバーな頭をもってアホを演じよ。
(アホは語弊があるなあ。)



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