karibu sana

育児しながら卒業した看護学校。で、今、看護師してます。

「海賊」

2016-12-14 | V6
「海賊とよばれた男」観てきました。
うん、普通(笑)
正統派に、男の一生でした。

岡田さんの60代のシーンが多くて、それはそれでよかったんですが、
ファンとしては現在の男前のお顔をもっとスクリーンで見たかったですよ。

で、経済界の男の一生を描いてるわけで、当時の経済情勢とか社会情勢、政治情勢等も
絡んでくるのですが、その辺があんまり伝わってこず、ゆえにどれくらいすごいことを
した人なのか、があんまり見えてこなかった気がしました。

百田さんという人はなんか下品な感じがして、お人柄はあんまり好きではないのですが
原作はまあまあ面白かったんですよ。時代背景もすんなり頭に入ってきて。
アメリカ石油商の「メジャー」と言われても、なんだろ、「ロイヤルダッチシェル」とか、
「エッソ」とか「モービル」とか、私は独禁法の関係でたぶん大学時代にちょろっと
習ったので、ああ、と思ったけれど、そういうのがないとたぶんなんのことか
わかんないと思うんですよ。

そういうのをわからないで見ても、なんでオカダさんがあんなに険しい顔をしちゃうのか
わかんなくて、ぽかんとしちゃうんじゃないかなあと。

そういう現代社会? 政治経済?の知識によって左右されちゃう映画の評価?
って感じでした。

だからまあ、後半の堤真一船長のエピソードだけが理解できて、そこだけオモシロイというか。

キレイな映画で、よくまとまってたし、よかったですけど、逆にもうちょっと
ドロドロさ加減が伝わるとよかったんでは。

「石統」とかね、わかんないもん。
この映画は独禁法について学ぶ教育映画? 政治と経済の癒着について?
国交省(今は経済産業省?)の役人の弊害について?
自由な競争を阻害するものについて学ぶ映画、いやいや
それにしちゃキャストが超超超豪華。

そういう見方になっちゃうよ~残念ながら。

オカダさんとか剛君とかが出た映画は二回見るのがここのところの習わしでしたが
これは悪くないんだけど、一回でいいかな。

もう一回言ってもいい?

現在の男前の岡田さんが
にこにこ笑ってたりふざけてたり穏やかに微笑んでいたり
そういうシーンをいっぱい見たかったなあ・・・


とんとん♪



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