ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

741       源さん、怒る!!

2007-07-30 23:22:15 | Weblog
※ Nにひとめ惚れされたパグ。   クリック♪


今朝の朝刊。
‘歴史的大敗’ ‘自民惨敗’ と大きな文字が踊るそば、まるでその瞬間をしっかりと見届けてから逝ったかのような小田実さんの死亡記事。
人間の ‘底知れぬ精神力’ を、目の当たりに見せつけられたような気分になった。

午前中カボチャのポタージュを作ったあと、ヒマだったのでNのいる和室に入ると源さんがいた。
ふと、(きょうはなんだか源さんと仲良くなれそう) な予感がして、「源さん、源さん」 と猫なで声を出しながら近づく。
源さんはいつものごとく、身を固くしながら2,3歩あとずさった。
「源さん、源さん」 とやさしく呼びかけながら、なおも近寄るルンルン。
源さんはすっかり慌てふためいた様子でバタバタとうろたえる。
そしてソォ~ッと両腕を差し出しながら、やさしく 「おいで 」 とささやいた次の瞬間・・・
いきなり源さんが私めがけて飛びかかってきた!

バッサバサバサ・・・

きゃあ~~~~~!!!

PCに向かっていたNが驚いて振り返ったが、時すでに遅し。
私の腕には2本の赤いミミズバレが走っていた。

「どーしたん!」
「どうもしてないよー。 ただ源さんを触ろうと思って近づいただけなのに」

ボーゼンと立ちすくんでいる源さんを抱き上げるN。

「すごく怯えてるで」
「そんなに脅かしてないのに・・・すごく優しい声を出しながらソ~ッと近づいたんだよ」
「どんな声だって源さんはコワいんやから無理な事はせんとき」
「だって・・・・ズルイよ、自分ばっかり源さんをなつかせてさ。 私だって源さんと仲良くしたいもん」
「別になつかせてるワケやないで。 生き物は誰がいい人かちゃーんと見分けてるんや」
「ほらね、いつもそうやって私ばっかりノケモノにする。  いいよもう! 源さんなんか大っキライだから」
「そんな大人気ないこと言わんとき、カワイソウやろ」
「フンだ!  そもそも源さんを飼おうって言ったのは私だったのに。 恩知らずなバカ鳩、イ~ダ

その後、私に掴みかかった源さんは少し足を痛めたらしく、サークルに入って安静を保つ。
ちょっと心配になったが、すぐにガツガツとエサを食べだしたのを見てホッとする。

昼食後、旭町のペットショップへトビオ達のオヤツを買いに行く。
ガラス張りの美容室の中でブラッシングされるプードル達を眺めていると、「あっちにパグがおるで。 触れるで」 とNが呼びに来る。
走っていくと、屋根なしのサークルの中に、それはそれは可愛いパグの仔がいた。
上から手を入れるといっしょけんめい立ち上がって手をペロペロなめてくる。
これまで色々なパグを見てきたけれど、こんなに可愛くやさしい顔立ちをしたパグは初めてだった。
ペットショップで撮影は厳禁だが、あまりの可愛さに負け、店員さんの目を盗んで一,二枚写す。
サークルの中にはあと2匹、ちょっとヘンテコな顔をしたパグ (多分パグの雑種) と、フレンチブルドッグもいた。
可愛い顔立ちの子に比べると、そうでない子達の引き取られ先が気になって仕方がない。
「ねえ・・この子たち、心のやさしい人達の住む家で飼ってほしいねえ」 と言うと
「こういう犬は、そういう人達でないと買わんやろう」

フムフム、なるほど。 それで安心した


帰宅後、買ってきた老犬用シャンプーを使って、数年ぶりにトビオの体を洗う。
以前はイヤがって大変だったが、きょうはずっと大人しくしていてくれたので助かる。
また近いうちに洗ってやろう。


Nが4時から歯医者さん (ケガが治られたようで一安心)
その後、先日飲んだ胃カメラの生検結果を聞きに、となり町のT胃腸外科病院へ行く。
5時半からの予約だったが、待合室は相変わらず混んでいる。
スポーツ紙を読むNのそばでボーッと座っていると、ノシガミのついたままのカルピスの箱を、うれしそうな顔で抱えながら自動ドアの外へ出て行く看護婦さんを見た。
病院へのお中元のおすそ分けなのだろうな (多分)
しばらくして名前を呼ばれ、Nと一緒に診察室へ入る。

「えー、この前の生検の結果ですが・・・思っていた通りなんの心配もないポリープでしたから」
「あ、そうですか! 実はやっぱりちょっと心配だったもんで・・これで安心できました。 アリガトウございました」 とお礼を言うと、「いや、他にもっと心配しなきゃいけないものがありますよ」
「え??」
「中性脂肪が高いです。 努力されてますか?」
「ア、え、え~と・・・いま食事療法をがんばっている最中なんです」
「そうですか、かなり数値が高いですからね、頑張って下さい。 あと運動もね」
「ハ、ハヒィ~・・・」

仕方がない、明日からジョーバを1回増やすか・・・・・


夜は初挑戦の 「イワシのつみれだんご」
出来栄えはまあまあ。
同じく初挑戦の 「ごろごろ野菜とひじきの煮物」 はもう1つだった。

源さんの足はすっかり良くなったようで、今も相変わらずNの横にピッタリ寄り添っている。
きょうはゴメンネ、源さん・・・・


おわり
  
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4 コメント

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源さん (大分のおじさん)
2007-07-30 23:57:42
源さんは臆病なのでしょうね。多分。
>「別になつかせてるワケやないで。生き物は誰がい い人かちゃーんと見分けてるんや」

でもなんで先生にはなついてルンさまは怖がるのでしょう。ルンさまに対抗心があるのかな?

胃カメラの結果が分かって良かったですね。中性脂肪は痩せていても高い人もいますね。でも今の食事を続けていたらきっと下がりますよ。(森先生は嫌がるかもしれませんが)
大分のおじさん様 (ルン)
2007-07-31 00:45:23
おっしゃる通り、源さんはとても臆病です。
そのクセ妙に強気な面もあり、けっこう見ていて飽きません。
ただ私としては、ほんの少しだけでもコミニケーションをとれたらなーと思うのですが・・・あきらめるしか無さそうです

中性脂肪はなかなか手強そうですが、なるべく今のペースを保っていこうと思います。

大分のおじさんさまも一緒に頑張りましょう♪


おはようございます (ばらーず)
2007-07-31 09:18:59
以前、子供教室の時にN先生から、ナマ源さんをサークル出して見せて頂いたことが有ります。
 私、苦手なので触ったり出来ませんでしたが、ルン様も悪戦苦闘されているのですね。無理のない程度にまた、源さんレポート楽しみにしています。
 
ばらーずさま (ルン)
2007-08-01 09:21:55
 ナマ源さんのご感想はいかがでしたか?
顔の無いことがハッキリお分かりいただけたでしょうか。

いま私のPCが無くて、代わりに和室にあるNのPCを使っているのですが、視界の狭い源さんが、時々Nの足と間違って私の足のそばに来ます。
そして、何かの拍子にふと気がつくと、大あわてでパタパタと早足で逃げてゆくのです。

で、そういうときは少し悲しくなります

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