Moritareiko2000の美術探訪

美術(絵画、工芸品)と美術館に関する探訪を主体に、
芸術に関する個人的な考えも発信する。

ベルギー ブルージュ 公文書館 自由ブルージュ博物館 市庁舎

2017年04月19日 | 美術館

公文書館 自由ブルージュ博物館 市庁舎は隣り合わせのゴシックの建物です。

上の写真が共通の入り口。下の写真の右が市庁舎です。

 

市庁舎は大きなホールで宗教色の少ない絵で装飾されています。

これは!という絵はありませんでした。中央に金色の聖母子像が設置されています。

 

自由ブルージュ博物館の絵の展示も多くありません。

最後の審判と聖バルトロマイの絵が並べて掲げられていました。非常に寓意に富んだ並べ方です。

絵に説明がなかったので、推定ですが15世紀中の絵と思います。空気遠近法の使用、木版の使用、動きの少ない構図、全体にかかる光などからの推定です。

この最後の審判は天使でなく、キリスト自身即ち神が裁いています。また、聖バルトロマイ(ミケランジェロの最後の審判で、皮を持ち神のそばにいる聖人)はユグノー事件を思い起こさせます。カソリックの乙女が新教徒の恋人にカソリックのマークをつけてくれと願うミレイの絵と重なります。

新教と袖を別ったベルギーがこの乙女と重なり、最後審判の中央の乙女(ベルギー)が神に正しさを訴えているように見えます。

この文書だけでは分かりづらいので、いずれ詳しく分析します。現在、ブルージュの美術館の学芸員に問い合わせ中です。

 

 

 

 

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