竜巻ヶ原のウサギどん その栄光と挫折(仮)

マツダサバンナRX-7(SA22C),Buell Cyclone M2,富士重工ラビット(S301BH)との日々。

はじめに

2010-01-01 | Weblog
2000年8月にBuell Cyclone M2を購入(これのみ新車購入)、2006年2月に昭和57年式マツダサバンナRX-7を購入、2006年8月に昭和41年式(?)富士重工ラビットを購入。旧車と外車との生活は、なかなかにドラマチック。路上で困ってしまう事も、お金がなくなってしまう事もありましたが、三車三様の、五感に訴えかける乗り味を知ってしまえば、もう後戻りはできません。
ハッピーなブログになるか、アンハッピーか、はたまたクレイジーになるかは神のみぞ知るところ(笑)。この文章の下から最新の記事となります。お茶うけの代わりに、または晩酌のお供に、どうぞご笑覧下さい。
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とりあえずM2のこれまで

2007-04-05 | M2
現在のところ、最も所有期間が長く、最もお金のかかっているのがビューエルであるが、ふと思いついて、今までにかかったコストを算出してみた。要はカスタムと修理費用の合計。燃料・油脂類や税金など、どんなバイクでもかかってくる一般的な維持費は除く。6年8ヶ月で、約41,000km走行…。

けっこーかかっていました。嗚呼。

修理項目としては…。
★イグナイター接触不良>保証修理
☆ヘッドガスケットよりオイル漏れ>保証修理
★レギュレーターがパンク>交換
☆リヤサスペンション破損防止ブラケット取り付け>リコール修理
★チョークワイヤー切断>交換
☆シートカウル破断>M2純正中古品を強化改造の上交換
★テールランプユニット故障>交換
☆ウインカー不良>リレー交換
★サイドスタンドセーフティ故障>スイッチ無効化
☆ドライブベルト断裂>XB12R純正品に交換
また、エンジン腰上、トランスミッション、キャブレター、フロントフォークをオーバーホールしている。
エンジンについては、空冷大排気量チューンドエンジンというものをよく理解せず、平気で真夏の渋滞にハマりまくっていたらオーバーヒートしてシリンダーヘッドが歪み、ガスケットが吹き抜けてしまったため…。シリンダーボーリングの上、オーバーサイズのピストンで組み直し。ガスケットはメタル製に。
ミッションは、シフトフォークが摩耗して1速に入りづらかったところを、知らん顔して街乗りを続けていたところ、慢性的に、発進しないと1速に入り切らないという事態になったにも関わらず知らん顔して街乗りを続けていたため(汗)。シフトフォーク、1速ギアを交換。いやはや、以前の私は、本当にバカだった。
現在は各機関とも非常に好調。

カスタム箇所としては…。
★シート加工
☆フリーダムナナ製ハンドル
★カスノモーターサイクル製シフトレバー
☆カスノモーターサイクルによるシフトドラム加工
★X1純正ウィンカーユニット
☆X1ミレニアム純正ステップ
★X1純正フレームブレース
☆クリアーキン製エアクリーナー"Hyper Charger"(現在は純正+K&Nパワーフィルター)
★フリーダムナナ製フルエキゾーストマフラー"BE MAXI"(現在は純正エキパイ&サイレンサー)
☆ノロジー製プラグコード"Hot Wire"
★ダイノジェット製キャブレターチューンキット"Thunderslide Stage7"
☆カスノ/クァンタム製リヤサスペンション
こんな所だろうか。そんなに目立つカスタムはしていないが、XL系エンジンのビューエル自体が珍しくなってしまった現在は、オレンジのボディカラーもあって、走っているだけで結構目立つ。リヤサスは、以前はノーマルに換えて、某国内ディーラー製のものを使っていたが、スプリングの錆が酷く、製造元が倒産したとかで、今後のオーバーホールも困難との事で、信頼のおけるクァンタムに交換した。

何だか、データの羅列の自己満系の内容になってしまったが、今回はここまでで。
それぞれの項目について、また何かエピソードを書き添えることもあるかもしれません。
おまけとして、ぶっちぎれたシートカウルと、サビサビのリヤサスの写真など。そうです、こんなになっちゃうんです(笑)

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ラビットとの出会いから購入まで

2007-03-28 | S301
さて、私の所有する3台の中で最も古い、富士重工ラビット125スーパーフローであるが、私との付き合いはもっとも短い。しかしながら、その短い期間のなかでも、存分に私を苦しめてくれている。さすがは年の功(苦笑)。まぁその辺は追々書くとして、今回はそんなラビットとの出会い。

私がサバンナを購入したお店は、新車も販売はするが基本は旧車専門店である。しかも、そこいらのお店とは違って、非常にマニアックな車種が次々と入庫してくる。私のサバンナなど、どメジャーもいいとこだ。以前その点について、あえてそのような品揃えになるように工夫しているのかと訊ねた事があるのだが「いや、私どもが特に意識しているわけではないのですが、どういうわけか、他ではまず見かけない車ばかり入ってきちゃうんです(笑)」とのこと。そんなわけで、特に買う気はなくとも、時おり在庫リストを眺めてみるだけでも楽しいので、ちょくちょく覗いたりしている。そんなある日、なぜだか四輪車だけのはずの在庫リストに『ラビット/S301/ジュニアー/富士産業/125cc/(同型車次回入庫予想)2020年頃 』という文字が……。


ビューエルについてのところでも触れたが、私は以前タイカワサキというメーカーの120ccのバイクに乗っていた。普通二輪免許を取得中にあれこれと悩むのは一番幸せな時期ではあるが、現実問題として、車検などの維持費がかさむのも、学生風情にはちとキツい。そんなわけで250ccクラス以下のバイクをあれこれ探していたのだが、私の性格からして、そこらですぐ見かけるような車種には目もくれない。そして挙がっていた候補車が……

ヴェスパPX200
イタリアホンダNSR125F
ジレラCX

そして……ラビットであった。でも、PXは当時まだ新車があったが高価。NSRとジレラはあまりにも珍しすぎて、まず見つからない(でもCXのデザインは今でも大好き)。そしてラビットであるが、当時は125ccのS301よりもむしろ200ccのS601に興味があった。雑誌やネットを丹念に探すと、確かに出物があるにはあるが、状態はピンキリ。程度の良さそうなものはもちろん高い。初めてのバイクがいきなり旧車ってのも怖いなぁとか思っていたところに(イタ車を検討している時点で、その言葉は説得力を持たないが・笑)、教習所にあったバイク屋さんのパンフレットに載っていたタイカワサキを発見し、そのまま店に行って買ってしまったのだった。嗚呼、思えば「あったから買い」はこの時からだったか!

まぁ、それは余談だが、その後もラビットのキュートなフォルムは、私の心の中のどこかに引っかかっていて、その頃からレトロ路線を歩み始めた国産の原付に、似たようなデザインの車種があったりすると、「それちょっとズルくね?」と軽い反発を覚えたりしていた。とはいえ、ビューエルを購入し、めくるめく世界に翻弄され、おまけにサバンナまで購入してしまい(この2台を同時に所有するのは日本では私一人であろう)、正直、ラビットの影はかなり薄いものとなっていた。

そこに件の車屋さん、どういうわけか二輪であるラビットの入庫が。早速問い合わせてみる。話を聞くだけならタダだ。すると、北関東の方に数台のクルマを買い取りに行った際、よかったらこれも買い取ってもらえないかと言われ、2台のラビットを一緒に引き取ってきたのだそうだ。1台は後に私が購入する事になる車両、もう1台は部品取り状態。お店の方の話では、おそらく、ラビットを1台仕上げる途中だったのではないかと。言われてみると、ボディパネルは一部再塗装済み、前輪はほぼ新品、ガソリンに侵されがちな燃料計もキレイ。「Superflow」のエンブレムも、割れたものが小物入れに入っていて、車体には新品が付いていた。クラクションもきれいな音で鳴る。ただ、ボディ横のラビットエンブレムは無く、後輪はかなりボロい。メーターの距離系は7,000kmちょっとを指しているが、これはまず有り得ないだろう。傷も錆もそれなりにある。とはいえ、現状で特に走行に問題はないだろうという事、うちは四輪車の店だけど、よほど専門的な整備でもない限り、面倒を見る事はもちろん大丈夫(オート三輪売っている位だから、不可能はないと思うが)という事もお聞きする。そして「今、ナンバー切っちゃってますけど、とりあえずエンジンかけてみます?」という悪魔の囁き。なんと一発でかかったその空冷2サイクル単気筒123ccエンジンは、愛らしいトコトコとした音と振動、それに懐かしいオイルの匂いを振りまきながら安定したアイドリングを始め、ペットショップの子猫のごとく私に「ねぇねぇ、買って★」と訴えてきたのだった。というわけで………

買っちゃった。

結果的にはまたしても「あったから買い」。借金増やしちゃった。。
自分への言い訳としては、当時のビューエル用バイクガレージへの片道3kmのアシとして、また、最寄り駅の駐輪場には250cc位まで停められるため……とか何とか。じゃあエイプ100とかXR100とかの中古探せよって感じ。一人乗りならヤマハのEC-02だって買えるよマジで。あぁもう何言ってもムダだ。これも何かのご縁です。約10年の月日を経て、私とラビットは出会う運命だったのです。買っちまえばなんとかなる。その時はそう思っていた(伏線)。

それから約半月後、自分で取ったナンバープレートを持って、とうとうラビットの納車となった。工場長さんが「サービスだよ」と、キャブレーターのオーバーホールを行ってくれていた。ははは……ついに自分より年上の内燃機関を買っちまった…でも、車よりも単純な構造だし、最悪の場合押せる。うんうん、何とかなるさ〜〜〜と店を後にして走り出す。そして数km走った所での信号待ちで、私のラビットへ、周囲の車から多くの視線が注がれた。笑顔ではなく、好奇と疑念の視線が……。

あの、何かマフラーからすごい量の煙が出てきて焦げ臭いんですけど。合掌。



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サバンナとの出会いから購入まで

2007-03-23 | SA22C
2005年に、ビューエルM2の支払いが終了し、やっと債務のない生活が訪れそうだというのに、やはり悪い虫は騒ぎ出すもので…。このあたりから更なる深みにはまってゆく私であった。

当時は実家からもらってきた、93年式のCB7型USアコードクーペに乗っていた。12年落ち、走行も12万kmオーバー。とはいえ年間数万マイルを普通に走るUSAメイドの車であるからして、造りも大雑把で、特にひどいくたびれは感じられなかった。ダラーっと流すのがとても気持ちいい車。しかも車検も1年近く残っていた。え〜、つまり、すぐに買い替える必要性は特になかったわけだ。だのに……次々とクルマのカゲが浮かび…。

ユーノスロードスター(初代)
キャデラック エルドラド ツーリングクーペ
フォード マスタングコブラ(先代)
シボレー コルベット(C4前期型)
アルファロメオ スパイダー(新・旧)
サニトラ

最終的な候補車はこのあたりであった。見事にジャンルばらばら。一つ共通している事といえば、実用性&社会性に極めて乏しい、そんなところだろうか。毎日のように、ネットであちこちの店や、個人売買のサイトを見て回る日々。そんな中、一軒の旧車専門店のホームページを見つけた。どうやってたどり着いたのかは覚えていない。きっと運命だったのだろう。そして在庫車リストの中に見つけた2台の車…。

昭和59年式ホンダシビック そして、

昭和57年式マツダサバンナRX-7……。

どちらも「あーーーー!!そうだこんなのがあった!!」と思わせる、私が小学生の頃にたくさん走っていた懐かしのクルマたち。なぜだろう、私は高額な買い物をする時、前からそれが欲しくて欲しくてたまらなくて、やっとの思いで手にする、という経験がないのだ。もちろんそれまでに候補に挙がっていた車たちだって、ある程度本気で検討していたが、今回も結局、ビューエルのように
「あったから」
そんな出逢いを大切にする事になろうとは。
早速お店とメールで連絡を取りあい、訪ねてみたが、シビックは車検切れ、サバンナはクラッチマスターを修理中との事で、どちらも試乗は叶わなかった。そのかわり色々なお話を聞き、家に帰っていろいろ考えた。

実は、はじめ買おうと思ったのはシビックの方だったのである。理由としては…
・赤の内装がステキ(サバンナは黒)
・実用性がある(何をイマサラ……)
・走行80,000kmワンオーナー
・サバンナの半額以下
そんな所だった。対するサバンナは走行も12,2000kmで複数オーナー、シビックとの実用性の比較など口にする方がおかしい。サバンナのあのたまらないスーパーカーなスタイリングにはかなり惹かれていたのだが(子どもの頃、グリーンのSAのミニカ−も持っていた)、ビューエルというアヤしいバイクにも乗っている関係上(今後の壊れっぷりが不明なため・笑)、シビックでもまぁいいかなと、納車のための整備・修理項目も相談して見積もってもらって、それでは作業をよろしくお願いします、と、お店を出た帰り道のバイパス道路。オーディオからはクレイジーケンバンドの「GT」。そして信号待ちで並んだ1台。その車、いすゞベレットGT。横山剣さんのかつての愛車。ユーミンが「コバルトアワー」で歌う白いベレGまさにそのもの。そして信号は変わり、男らしい骨太な排気音を残し、ベレットは幻のように消えて行った。本当にカッコ良かった。呆然と見送った直後、私に電流が走った。

生まれて初めての感覚だった。
おい、お前本当にこのままでいいのか?シビックでいいのか?周りが顔をしかめるような、でも思わず振り返ってしまうような、そんな車が欲しかったんじゃないのか?お前が幼い頃に好きだったあの車は、もうお前の手の届く所にあるんだぞ、今逃したら次のチャンスはいつになるかわからないぞ。
そんな声が聞こえた気がした。そして様々な感情がグルグルと頭の中を回り、気がついたら家に着いていた。すぐにお店に電話をして謝り、もしできるならあらためてサバンナで検討し直させてもらえないかとお願いした。快く対応してくれた担当の方には本当に感謝の気持ちで一杯である。

それから待つこと3週間、納車の為の整備と修理(セルモーター修理、フロントハブベアリング修理、クラッチマスターO/H、前席およびドア内張り張り替え)を終えた、ほぼフルノーマルのアイボリー色したサバンナが、とうとう我が家へとやってきた!意味なく外環を遠回りしてみたり。そのスタイリング、運転席からの風景、そして独特のエンジンフィールに終始興奮していたのを覚えている。それと、かなり久しぶりのマニュアル車(笑)。

後に聞いた話だが、SA22Cは、非常に多く生産されたのに現存数はかなり少なく、そのうちノーマル車ともなると天然記念物モノといえる程珍しいそうだ。これは……動体保存に努めなければならないな。現状と方向性についてはまた別項で触れるとして、何となく東京ディズニーシー裏へ行って撮った写真を添えつつ、私は出勤します。合掌。
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ビューエルとの出会いから購入まで

2007-03-20 | M2
2000年当時、私はタイカワサキのレオという、とても珍しいバイクに乗っていた。大学を卒業して、楽器の仕事も学生の頃より減ってしまい、どーしよっかな〜と不安に駆られていた春のある日、タイカワサキを購入したバイク屋さんが、家のすぐ近くに支店をオープンした事を知る。遊びに行ってみると、それまで取り扱っていたカワサキとアプリリアに加え、新たにビューエルを販売するために店を開いたとのこと。今でも一般的には十分にマイナーなビューエル、当時はハーレージャパンがようやく販売に本腰を入れた頃で、知名度はさらに低く、かくいう私も「チューンドハーレー」「ヘンタイバイク」「エアクリーナーがカッコ悪いなぁ」くらいの認識であった(笑)。

が、とにかくヒマなので、しょっちゅうお店に入り浸っては、店長さん達と話をする。だんだんとビューエルというものがわかってきた気がする。



…………あれ?買っちゃった。



あの、ボク、ものすごい低年収なんですけど。てゆうか試乗もしてないんですけど。その前に大型二輪免許も持ってないんですけど。。。


ローン契約書に判を押してから教習所通いが始まった。今でこそ、ハーレージャパンでは教習費用キャッシュバックなどのキャンペーンで、普通二輪免許のみ所持の人にも積極的に販売をしているが、当時の私は「こんなバカは日本中にもそうはいないだろう」と思っていた。
そして、教習が終わり、検定も一発合格。即日試験場で免許証の交付を受けて、夕方にM2を試乗した。もう順序がメチャクチャである。そしてそのバイクももうメチャクチャなシロモンであった。

「これは……二輪の289コブラだ」

コブラなんかもちろん乗った事ないのにそう思った。カーグラフィックTVで見たGT40と同じエンジン音がした(気がした)。直線で加速すると、タイカワサキでなら50km/h出るかなという時間で、こいつは軽く100??/?を超えどこまでも加速してゆく。あの時白バイがいなくて本当に良かった。とんでもないモンを買っちまったと思った。「こんなバイクを買った」と母親に話したら、心の底から呆れた顔をしてくれた。あの時は本当にゴメン。


今でも、どうして自分が買う気になったのかよくわからない。記憶にあるのは、車体色をイエローにするかオレンジにするかで迷った事、納車待ちだった他の人のM2のエンジンを、店長さんがかけた時のバンス&ハインズ管のけたたましい爆音と、それだけである。さらにいえば、この後起こる様々なトラブルに対応しつつ、どうしてこのローンが払いきれたのかも未だに謎である。

この時点では、自分が泥沼に片足を突っ込んでしまったなどとは夢にも思っていなかった。合掌。

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