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  <title>森田宏幸のブログ</title>
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  <dc:creator>moriphy</dc:creator>
  <dc:date>2011-03-15T21:51:12+09:00</dc:date>
  <language>ja</language>
  <copyright>Copyright:(C) 2012 NTT-Resonant Inc. All Rights Reserved.</copyright>
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   <title>森田宏幸のブログ</title>
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   <description>Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog　アニメーション作画・演出・研究 「猫の恩返し」「ぼくらの」監督</description>
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  <description>Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog　アニメーション作画・演出・研究 「猫の恩返し」「ぼくらの」監督</description>
  <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs>
  <item>
   <title>個々の自由な判断を尊重しましょう</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/207e45276bf31d531ed4eb0ae3d7de42?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です<br>
今日は2011年3月15日です。<br>
<br>
言われるまでもなく、原発のことなど、私ごときが書くべきではないのですが、<br>
ただ、私が気にしているのは、今も仕事を続けているアニメーターたちのことです。<br>
<br>
安い単価で、家に帰らずに仕事をする、まさにそれがニッポンのアニメーターの悪しき慣習ですが、この災害時に及んでも、アニメーターたちは変わらず、淡々と仕事場に来ているのを昨日見ました。<br>
東京の友人たちに電話をすると、ほとんどのアニメーターたちが仕事場で、あるいは自宅に道具を持って帰って仕事を続けています。<br>
私も、今日からは、自宅で仕事をすることにしています。<br>
<br>
しかし、フリーのライターやデザイナーの中には、思い切って地方に、里帰りを決める、人も多いです。<br>
また、ある外国人の多いデジタル系の会社では、フランス人たちが、大使館の指示で、昨日、大阪のホテルに退去しました。その後、さらに自国に退去するようです。念のための対応だ、とは聞きましたが。<br>
<br>
たしかに、まだ、関東は危険ではありません。<br>
しかし、だからこそ、個々が自由に判断して、行動して良いと思うのです。<br>
<br>
<a href="http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031513200065-n1.htm">http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/dst11031513200065-n1.htm</a><br>
「東京都は１５日、都内の観測施設で、通常の２０倍以上の放射線量を観測したと発表した。」<br>
<br>
アニメーターなら、タップと動画用紙と鉛筆があれば、なんとか、出先でも仕事が出来ます。好ましくはありませんが、電話で打ち合わせをして、宅急便で納品出来ます。<br>
これまで、会社に社員として属さず、フリーな立場ゆえに生活も不安定だったアニメーターだからこそ、それを逆に利用して、個々で自由に判断しても良いのでは。<br>
たとえば、地方に実家がある方なら、混乱がおさまるまで、一週間ほど、里帰りして仕事をするぐらい、きちんとプロデューサーに断った上でなら、許されるはずです。実家がなければ、友達の家を頼っても良いし。<br>
その後、事故がおさまれば、すぐに帰ってくれば良いのですから。<br>
それを、大げさだとか、なんとか、冷やかす空気があります。それはあまり、良くないことと思うのですが。<br>
<br>
「ぼくらの」でも、地方で仕事をされているアニメーターさんがおられました。宅急便でやりとりするわけです。<br>
ただ、もしも今、被災地におられるアニメーターさんのことを思うと、何も書けなくなりますが。<br>
なんとかあきらめずに、生き延びて欲しいです。<br>
<br>
もちろん、責任ある立場の監督さんや演出さん、プロデューサーや制作進行さん、会社の役員の方などは、決してフリーに動くことは出来ません。そうした皆さんは、あくまで、仕事場を守っていかなければならないでしょう。それはもちろん大事な選択として尊重されるべきです。<br>
どこだって、大勢の人たちが住んでいるかげがえのない土地ですから、私だって関東に愛着がある。全然平気だ、という知人と力を合わせて一緒に暮らしていきたい気持ちもあります。<br>
ただ、そうした方々でも、ご家族がいて、小さなお子さんを抱えておられたりすると、判断は複雑になります。<br>
<br>
こうして、書いている間にも、「自宅待機」を決めたアニメ会社の連絡が入ってきました。<br>
連日の災害報道で、テレビシリーズの枠自体が飛んでしまったりしています。思い切った判断をする会社も、少しずつ出てきているようです。<br>
<br>
これまで「日本アニメ」は、自由なアニメーターたちの表現を力にして成長してきました。今こそその体質を生かして、多様性のある、選択を尊重しましょう。個々の自由な判断を大切にし、自分とはちがう他者の判断も尊重して、互いに思いやりを持って支え合いましょう。<br>
<br>
<br>
前の記事にコメントをお寄せ下さった皆さん、ありがとうございます。<br>
これは本当に皮肉ではありません。<br>
いつも常に何か足りないということだけは、自分でも分かるので、たとえば、マリコマリコさんの指摘などは、自分が書いたことを確認出来てほっとするのです。あなたの指摘に救われる読者もいるでしょう。<br>
<br>
これから、自分自身と自分の家族と、仕事に集中したいので、しばらくブログの更新はお休みします。<br>
中途半端なことしか書けない自分を反省すべきとも思っています。<br>
<br>
すべての皆さんの幸運を、切に願います。<br>
<br>
<br>
　　　　　　　森田宏幸　拝<br>
]]></description>
   <category>ただの日記</category>
   <dc:date>2011-03-15T18:50:41+09:00</dc:date>
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  </item>
  <item>
   <title>原発が心配です</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/0819a42bdf7f8426b719e22741ddce83?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年3月14日です。<br>
<br>
まったく私は、今回の地震を甘く見ていました。<br>
揺れたとき、屋外の広々したところにいたので、恐怖感を憶えなかったことと、<br>
家に帰るのに必死で、視野が狭くなっていました。<br>
<br>
報道の様子を見ていると、死者は２万人を超えても不思議はない様相です。<br>
東北方面にも、JAniCAの会員が十数人おられます。<br>
東北や新潟が故郷だという知人も多くいます。<br>
起こってしまったことは、受け容れざるを得ず、その上で、どうすべきか、<br>
知人と連絡をとりながら思案しています。<br>
自分の人生の構え方自体を見直しながら、過ごしています。<br>
<br>
とくに、原発の災害が心配です。<br>
<br>
私がアニメーターに成り立てのころ、原発反対運動の盛り上がりがあって、左翼系のジャーナリストの本多勝一や広瀬隆を読んでいました。<br>
アニメーター一年目で動画をやっていた頃、ある監督が「原発反対ビデオ」なるものを手渡しで回して、見せていたりしていました。<br>
そうしたもので、勉強したに過ぎない、しょせん私は素人の知識しか持たない人間です。軽々にものを言うことは出来ませんが、なりふりかまってはいられない気持ちになってきました。<br>
<br>
テレビのニュースに出てくる専門家が、放射能漏れの影響について、<br>
「これは、通常自然界に存在する放射線の量と、さほど変わりません」<br>
という言い方をして、視聴者を安心させようとする、あの言い回しがとても気になります。<br>
私が、昔学んだ知識では、自然界の放射線、岩石のラジウムや地球に降り注ぐ宇宙線などの放射線と、原発の人工的な放射線は別物であるはずなのです。地球上の生き物たちは、もう何億年も前から、自然界の放射線には順応してきました。なので、体内に取り込んでも排出することが出来る。しかし、原発の人工的な放射能は、いったん取り込まれると、体内に蓄積されます。土地や、食物などにも蓄積されて、一度汚染されたら消えないのだ、という話を昔、聞いたのです。<br>
だから、どんなに微量な放射線でも、油断ならないはずなのだ、と。<br>
<br>
ただし、これを友人に話すと、ひどい被爆をした広島、長崎に今も人が住んで、異常はないではないか、と反論されます。たしかに、そう言われると、私もよく分からなくなってしまいます。すいません。<br>
<br>
若い昔は、原発反対ということを私は声を大にして言っていました。議論を人にふっかけて、よく嫌われていました。それで、だんだんと、はっきりとは言えなくなって、今日に至っています。そして、起こるべくして、今回の事故が起こって、途方にくれています。<br>
こうした私の、私たちの世代の行動が、次の世代に、子供たちに、取り返しのつかない影響を残してしまったわけです。<br>
<br>
次のような知識も教わったことがあります。<br>
<br>
放射能の影響を強く受けるのが、まず、子どもたち。新陳代謝が大きい幼い子どもたちになればなるほど、放射能の影響は、体に強く残る、と。次に影響を残しやすいのは女性たち。次が男性です。なぜかというと、子孫を残すとき、女性の卵子ひとつと、男性の精子ひとつが受精して、胎児になるわけですが、男性の精子は、多数が争って、放射能の影響を受けた弱い精子が淘汰される、とか。ところが、女性の卵子は、最初からひとつなので、放射能の影響は、胎児に確実に受け継がれてしまう、という理屈です。どこまで本当か、分かりませんが、私が動画だったころ、そのような話が説明されていました。<br>
だから、子どもたちを最優先して、放射能の影響から守り。次に出来れば若い女性たちを、ということになるようです。<br>
<br>
ただし、こうした放射能の人体に対する影響も、研究が難しく、判断は難しいとも聞きます。ですから、結局はよくわからないまま、私たちは判断をせまられます。<br>
<br>
<br>
日経新聞のコラムで、今中哲二という学者によると、今の福島の状況は、アメリカのスリーマイル島の水準を超えていることは確実だそうです。<br>
<br>
<a href="http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819595E3E0E2E1968DE3E0E2E1E0E2E3E39793E3E2E2E2;bm=96958A9C9C81E2E2E3E2E2E1E18DE3E0E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2">「避難勧告、今後も守って」今中哲二・京都大学助教</a>　　：日本経済新聞<br>
（転載始め）<br>
<br>
核燃料が非常に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融したのはほぼ間違いないだろう。原子力事故としては、1979年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らなかった。<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
他にもビデオニュース.comというサイトでも、くわしい原発のしくみを説明しながら、今も危険な状態が続いているのだ、と警告を発しています。最悪の展開があって、その時の風向き次第では、関東も危険になると警告しています。<br>
<a href="http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/001748.php">原発事故・なぜ炉心溶融は起きたか - ニュース・コメンタリー - ビデオニュース・ドットコム　インターネット放送局</a><br>
<br>
<br>
スリーマイル島事故を超えるレベルでの比較は、チェルノブイリ原発事故ということになりますが、ウィキペディアで調べると、チェルノブイリでの、住民避難は、半径30キロ以内だったそうです。<br>
<br>
（転載始め）<br>
ソ連政府は事故から36時間後にチェルノブイリ周辺の区域から住民の避難を開始した。およそ一週間後の1986年5月までに、当該プラントから30km以内に居住する全ての人間（約11万6千人）が移転させられた。<br>
（転載終わり）<br>
<br>
今、福島での避難勧告は、半径20キロ以内です。これでも充分に大変な事態ですが、もしもこれが、のちに30キロに拡大されるとすると、チェルノブイリ並みの事故と認識しなければならないことになります。心配し過ぎでしょうか。<br>
<br>
さらに悲観的な観測で、警告を発している、副島隆彦という学者もいます。<br>
<a href="http://www.snsi.jp/tops/kouhou">http://www.snsi.jp/tops/kouhou</a><br>
<br>
福島に父親がいる私の友人が、関東の自宅に呼び寄せたいが、その父親が楽観的で、なかなか思うようにいかないと、今悩んでいます。とはいえ、本当は、現地の被害のそばにいる皆さんは、大変な苦しみや迷い、とまどいを味わっていることと思います。<br>
<br>
そして、関東では、今日、停電で、混乱が予想されます、今知人から、あるアニメ会社がひとつ、休みになると教えられました。<br>
私は、仕事場に行きます。電車が止まるらしいので、車で行ってみようと思います。仕事という経済行為を勝手に止めるわけにはいきませんから。<br>
しかし、状況をよく見て、柔軟に判断はしていきたいと思います。<br>
<br>
今、これを書いている間にも、３回ほど、揺れを感じました。<br>
本当に、大変な試練が私たちに襲いかかっています。ですが、腹を決めて、現状を受け容れつつ、少しでも良い方向、よりベターな選択をして、先行きを信じ、前へ進みましょう。<br>
<br>
　　　　　　　　　　森田宏幸　拝]]></description>
   <category>ただの日記</category>
   <dc:date>2011-03-14T05:00:44+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/0819a42bdf7f8426b719e22741ddce83</guid>
  </item>
  <item>
   <title>地震に遭いました</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/436f75e5357d66380166f2cb4898f46d?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
<br>
今日は2011年3月12日、今は午前5時です。<br>
<br>
昨日地震の時、15時10分前ぐらい、私は六本木に居ました。<br>
メディア芸術フォーラム 全体会議を、<br>
JAniCA理事としての勉強のために見ようと、六本木ヒルズに急いでいたら、<br>
ゴンゴンと首都高速が音を立てて揺れるものですから、<br>
それを見上げながら、 変だなと思っていたら、地震でした。<br>
<br>
揺れは長く、ビルが揺れるのが、目視できたりして、異様でしたが、<br>
（震度５弱だったそうですが）<br>
広々した場所だったので、恐怖感はありませんでした。 <br>
<br>
なので、再び会場に急いだぐらいなのですが、<br>
会場は49階なのにエレベーターが止まっていてどうすることも出来ず、<br>
たまたま一緒になった JAniCA関係者が連絡をとってくれて、<br>
会議が中止になったことも分かりました。<br>
<br>
そのあと、だんだんと、事の厄介さに気がつくのですが、<br>
<br>
渋谷までその関係者に車で送ってもらったあと、<br>
地下鉄とJRも止まっているし、道路はひどい渋滞で、身動きが取れません。<br>
渋谷なら、時間も潰せるかと思ったのですが、<br>
もう、あたりは暗くなり始めて、これは今日、帰れなくなると気がつきました。<br>
<br>
携帯のネットの情報は便利で、人を頼ろうかとも思ったのですが、<br>
都心に知人も少なく、<br>
連絡を取れた友人も自分のことで苦労していることが分かったし、<br>
何より、私は川口の自宅が心配だったので、<br>
歩いてでも帰ろうと腹を決めました。<br>
<br>
体調が良く元気だったし、途中、運良くバスに乗れたりして、<br>
夜中の１時ぐらいに帰り着きました。<br>
<br>
赤羽のあたりでも、たくさん歩いている人がいて、<br>
ちょっとした非日常的な感じだなと呑気に思っていました。<br>
<br>
部屋は、積み上げてた本が崩れてたりとか、額が落ちてたり、<br>
不安定なものが倒れていた程度で、たいしたことはない。<br>
<br>
ですが、テレビをつけてから、はじめて怖くなりました。<br>
<br>
津波に襲われる東北の映像、激しい火災、<br>
東京に残されて、帰れなくなった人たちが、今も大勢避難場所におられます。<br>
そして、つい先ほども、新潟で新たな地震があり、<br>
今も、断続的な余震が続いて、ちょっと、眠れない感じです。<br>
<br>
亡くなった方も、80人以上とか、これからも増えるかも知れません。<br>
これから朝になって、さらに被害が明らかになるでしょう。<br>
原発の被害も心配です。<br>
<br>
実際に被害に遭われている皆さんが、悲観的な気持ちに負けないように願っています。<br>
自分に何か、人助けのようなことが出来ないかと、<br>
私にしては珍しく思いますが。<br>
出来ることがあれば、やりたいと思いますが、<br>
今も余震が続いてるし、<br>
まずは、自分の生活を整えるのが、先決でしょうか。<br>
<br>
私と同様、幸いなことに被害の中心にいない皆さんも、食事や睡眠をしっかりとって、<br>
体調を崩さないように、お気を付け下さい。<br>
<br>
　　　　　　　森田宏幸　拝<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
]]></description>
   <category>ただの日記</category>
   <dc:date>2011-03-12T04:45:54+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/436f75e5357d66380166f2cb4898f46d</guid>
  </item>
  <item>
   <title>総会が無事に成立し、終わりました</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/8170edd72df9ef6de33b8dcdcdca7260?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月28日です。<br>
<br>
臨時総会が終わったばかりの夜、これを書いてます。<br>
<br>
14時半に始まって、終わったのが、予定を大幅にオーバーした20時過ぎでした。<br>
途中、トイレ休憩だけで、100人を少し超えるぐらいの会員たちが、ほとんど退場せず、最後まで残っておられました。<br>
<br>
私などは、途中から喉が渇いて（場内飲食禁止とかで）、他の皆さんは大丈夫なのだろうかと、心配したけれど、きっと、これは大事な会なのだと自覚された、意識の高い方ばかりだったのだ、と思うと身が引き締まる思いです。<br>
<br>
私にとっては、とても頭が上がらないような先輩方もおられた中、大変恐縮でしたが、僭越ながら、理事に選んでいただきました。<br>
<br>
集まってくださった皆さん、ありがとうございました。<br>
<br>
議論の中で出た、さまざまな対立した意見を聞きながら、それをどのようにすれば、吸収して、この組織を強く盤石に出来るだろうかと、考えながら聞いていました。<br>
<br>
実は私は勘違いして、本来の定期総会の開かれる6月まで理事たちの任期は続くわけだから、新理事の仕事も6月からだと思っていた。<br>
<br>
しかし、この臨時総会が、あくまで定期総会をスライドさせたものであるという認識が承認されて、まさに今日から理事就任となりました。<br>
<br>
ちょっと、あれっとなりましたが、すぐに覚悟を決めました。<br>
これから、自分なりの目標を意識して、<br>
いろいろと勉強しなければなりませんが、今日はこれで寝ます。<br>
<br>
ここのところたくさん書いたので、しばらく、記事を更新しないかも知れませんが、心配しないで下さい。<br>
<br>
昨日、今日の短い間に、興味深いコメントをくださった方、ありがとうございます。<br>
早速、メールで具体的な要望を送ってくださった、知人もおられました。<br>
皆さんの声を聞いて、出来れば対話の中から、一番良い道を、探していきたいと思います。<br>
<br>
今日はこれで終わりです。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　森田宏幸　拝<br>
]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-28T02:56:21+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/8170edd72df9ef6de33b8dcdcdca7260</guid>
  </item>
  <item>
   <title>ヤマサキオサム代表のブログのリンクを張りました</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/54a7bb70f71e63b1b1bac016c169a6e1?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月27日です。<br>
<br>
まだ、JAniCAの総会が始まる前で、家にいます。<br>
<br>
JAniCAのHPを見ていたら、<br>
私が支持する、ヤマサキオサム代表が、自身のブログで、<br>
いろいろなことを書いておられました。<br>
<br>
昨日、私が書いていたことなどより、<br>
ずっと整理されていて、具体的で正確だ。<br>
リンクを張ります。是非お読み下さい。<br>
<br>
とくに、「今 敏監督からのメッセージ」には、言葉がありません。<br>
<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=21">http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=21</a><br>
『今　敏監督からのメッセージ』<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=20">http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=20</a><br>
アニメ業界が動きだしている<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=19">http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=19</a><br>
新体制でやりたいこと<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=18">http://www.janica.jp/club/modules/director/details.php?bid=18</a><br>
アニメーターの地位向上につながるか？！<br>
<br>
また、井上俊之さんのブログも、アニメーターにとっては、<br>
たまらない内容です。<br>
<br>
併せて、どうぞ。<br>
<br>
井上俊之のブログ　<a href="http://www.janica.jp/club/modules/inoue/">http://www.janica.jp/club/modules/inoue/</a><br>
<br>
　　　　森田宏幸　拝]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-27T12:00:04+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/54a7bb70f71e63b1b1bac016c169a6e1</guid>
  </item>
  <item>
   <title>目的を見失わずに前進しましょう（その３）</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/fccef85e7627c85d578cc8045d29b2b4?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月27日です。<br>
<br>
もし今日の午後、落選したら、こういう立場で持論を読んでもらえることもないだろうと思って、後悔のないように、多少無理して書いています。<br>
<br>
すでに、読みにくくなっているかも知れませんがご勘弁下さい。<br>
<br>
さて、前回、前々回に続いて、最後に、何かと議論されている、「若手アニメーター育成プロジェクト」、観客向けには、”PROJECT A”と宣伝されている、この素晴らしい事業について、書かせて下さい。<br>
<br>
この事業の目的が、情報の足りない会員たちの間で、大きく、はき違えられていることが、大変残念です。<br>
<br>
手っ取り早くは、この事業のことは、<br>
「文化庁委託事業　平成２２年度若手アニメーター等人材育成事業　“若手アニメーター育成プロジェクト”　募集案内」<br>
という公開されている文書を読むとすべて分かります。<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/events/h22wakate/h22bosyu.pdf">http://www.janica.jp/events/h22wakate/h22bosyu.pdf</a><br>
<br>
実は、大変恥ずかしながら、私ははこのような文書が、このアドレスに公開されていることを、今日の昼、初めて知りました。「募集案内」という題なので、数枚のペラ紙サイズかと今まで無視していたのです。これが、全部で３１ページ。ざっと目を通しただけで、分かりました。これはもう、アニメーターの立場からの戦略論文です。（ちょっと大袈裟か。ま、ノリで許してください）<br>
<br>
これを読めば、どれだけ綿密に練りあげられているかが、よく分かります。<br>
これを書いたのは、神村幸子 前理事と、桶田大介 監査理事だと、私は人づてに聞きました。（正式に確認はしていません。もっといろいろ複雑かも知れないし、桶田さんがほとんど一人でまとめたのかも知れないですが）おそらく、神村幸子さんの研究と経験に、JAniCAの調査データが加えられ、他の理事たちや運営委員たちの意見がさらに載せられて、法的な筋道と、体裁が、企業法務の経験豊かな桶田大介弁護士によって、与えられ形になったのだと思います。（あくまで推測ですが）<br>
<br>
このような、高度な計画を生み出したJAniCAを、会員の皆さんは誇りにして良いと思うのです。<br>
<br>
私がこの事業を初めて知ったのは、去年の６月の定時総会で、桶田氏の短い説明を通じてのものでした。それでもすぐに私は、この事業のすばらしさが理解できて、直後にブログに書いています。（<a href="http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/376bd715589e6f3dc3a07bd69567ddb6">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/376bd715589e6f3dc3a07bd69567ddb6</a>）<br>
<br>
しかし、私のその時点での理解も、不十分なものだったのでしょう。ここ２か月、いろんなアニメーターの知人たちに、説明してまわっても、なかなか理解されずに苦労していたのです。これはもう、ひとえに、私の理解力、言語能力、説明能力の未熟さゆえです。<br>
<br>
もう一度、時間を戻して、知人たちに会って、この「募集案内」をプリントアウトして見せたいです。質問に対しては、「それは、ここに、こういう風に説明されているよ」と、示せば、すべて間に合ったでしょう。あ〜あ。<br>
<br>
ですから、この事業に疑問を持っている皆さんには、是非、これに目を通していただきたいです。ただし、PDFファイルは、携帯では見られません。また、31ページにも及び、難しい言葉で書かれているので、ある程度の知識と時間と読み砕く根気がないと分からないでしょう。<br>
<br>
明日の総会でも、この膨大な資料は用意されません。明日の総会は、芦田前代表辞任の経緯を説明するためだけに開かれるものではないので、時間も限られるのです。<br>
（なみきたかし氏の臨時総会開催を求める申し立ても、会員の５分の１の定数の賛成を集められなかった。なので、今回の総会は、あくまで、混乱の収拾のために、６月に開かれる定期総会を、スライドさせているだけです。そんな、頻繁に総会を開く力は、ボランティアベースの今の事務局にはないから、仕方ありません）<br>
しかし、こうした文書を、自分で探し出して読み砕くぐらいの努力は、会員の皆さんがやらないと、JAniCAの運営は立ちゆかなくなってしまうということなんですね。<br>
<br>
ただ、かくいう私でさえ、まだ一部分しか読んでいませんので、偉そうなことは言えません。本当なら、重要な箇所を引用して、皆さんに説明したいのですが、、、、<br>
すでに今日書いた文章が、１万字を超えて、私も少々、ラリっています。所詮私も、素人のブロガーに過ぎないわけです。はい。<br>
<br>
なので、この文書のことは、横に置いて、前回までの論説に筋を戻し、自分の言葉、理解で残りを書きます。<br>
<br>
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿<br>
<br>
よく聞かれるのは、なぜ、これが「事業」なのか、ということです。<br>
<br>
若手育成が目的なら、そんな大袈裟な事業に無駄なお金を使わずに、若手に直接金を渡して支援すればいいじゃないかと。それをやらない、ということは、制作会社を儲けさせる利権誘導が目的なのだろう、というわけです。（目的の勝手な捏造）<br>
きっと、制作会社は、予算を搾取しているに違いない、安いお金で固定給の制作進行さんに、その事業だけはと、高い賃金が払われること自体が想像しにくい。などなどなど。疑いは尽きません。<br>
<br>
会社が組織が、ウラで何でもズルが出来ると思っている。こうした、勝手な、疑いをカゲでこそこそと（２ちゃんねるあたりで）ばらまくアニメーターたちのメンタリティが、実は、私は少し分かります。そういう人たちは、自分がもらっているお金が安いと思っても、文句を言えずにこれまで生きてきた人たちでしょう。その鬱憤を、ここぞと晴らしている。。<br>
<br>
もっとおぞましいのは、桶田氏や神村氏が、この事業の仕事を通じて受け取った仕事の対価を公にし、「こんなにもらってやがる」とやった人がいる。外野のデマではありません。実は、芦田前代表が、前回リンクを張ったインタビューで述べています。桶田氏が１千万円受け取ったと、述べている。しかし、それがいったいどうしたというのでしょう？<br>
<br>
実はこの数字もおそらく、正確ではありません。いろんな細かい、たくさんの細目を足し合わせた合計が、それぐらいだろうということでしょう。文化庁が、厳しい会計監査をかけた上で、承認した、まったく正当な労働対価なのに、です。<br>
<br>
事業はまだ、終わっていないし、本当はまだ、いくらか分からないはずなのです。それを、こうやって公にするとは、不謹慎でしょう。<br>
<br>
ただ、この1千万円という額は、私の頭の中では象徴的です。アイジーの石川光久社長が、イノセンスの公開時、朝日新聞のインタビューで、アニメーターの報酬額として、この額を口にしました。2004年2月28日b2面です。アイジーの歴史を溯って話すなかで、<br>
<br>
（転載始め）<br>
<br>
インタビュアー：で、著作権ビジネスをはじめました。<br>
石川：うちには年収１千万円がごろごろいる。でも最初は下請けばかり。１０年目で赤字になりそうだった。<br>
<br>
（転載終わり）<br>
　<br>
と、このように、言いました、さらっと、「１千万円がごろごろいる」と。<br>
するとこれに、私の友人たちが、見事に浮き足立ちました。「そんなに？」「ごろごろ？」私もへ〜、と思ったけど。<br>
世の中的には、アニメーターが自分は貧乏だと言って良いことになっているけれど、雇っている経営者にしてみればプライドがありますから、こうした牽制のような反論も出ます。当たり前です。<br>
<br>
エピソードをもうひとつ。ある社長が、<br>
「うちでは、どんなに高くても、アニメーターに月90万円以上は払わないよ」<br>
と言うのです。90万を超えると税率が変わるから、とも言っていましたが、ただ、あくまで、私の主観ですが、アニメーターが100万を超えると何かが変わってしまう、といったような、経営者としての勘が、どこか働いているのではないかと、その社長の顔に感じたものです。<br>
前述の石川社長も、そのへんの勘所を押さえておいでだ。<br>
<br>
ニッポンのアニメーターは、１千万とか100万とか、数字が一桁増える瞬間に弱い人種なのでしょうか？　金銭感覚にリミッターでもついているのか。そのへんの体質を、どこかの大学の文化人類学とか、被差別民族研究とかのゼミで、研究してもらえないですか。冗談抜きで、私からデータをとってくださってもいい。芸術系の大学の研究なんかより、よほど財産になりませんか。悪いクセを直す良い方策が見つかるかもしれません。<br>
<br>
どうか、皆さん。自分たちの職域のトップクラスが、年収１千万円ぐらいもらうのは当たり前だと、言えるようになりましょう。人がもらっているお金をうらやましがることが、どれだけ恥ずかしいことか、目を覚ましましょう。（すでに言える人は、ごめんなさい。失礼しました。）<br>
<br>
いや、だって、１千万円なんて、想像もつかないから、びっくりしちゃうんです、という気持ちが、実は私はすごくよく分かります。でも、弁護士だけでなく、専門分野、専門知識を糧に仕事をしている人たちの報酬としては、そんな法外な、すごい額とは言えないのです。<br>
<br>
いやらしい話ばかり書いてしまいましたが、若手育成プロジェクトの何が素晴らしいかというと、その予算の額に根拠があることです。<br>
<br>
去年の総会で、この予算のことについて説明があった時、小さな、議論のようなことが、芦田代表と、桶田監事のあいだで、交わされていたのを憶えています。<br>
たしか演出か何かの仕事の対価が、時給数千円とかいう話が出たとき、芦田氏が<br>
「でも、普通そんなにもらわないですよね」<br>
と言ったら、桶田氏が<br>
「アニメの仕事ではそうかも知れませんが、そういう（演出のような）人が、学校で講師をやったら、講師料は○千円ぐらいです。だから、適正です」<br>
とたしか切り返した。<br>
（私の記憶なので、あくまで言葉は不正確。論旨だけ読み取ってください）<br>
桶田氏が筋道を立てて、高い予算をつけているのに、代表が下げようとしている。変だな、というやりとりでしたが、予算に根拠がある、とはこういうことなのです。<br>
<br>
一番問題のアニメーターの単価の設定については、JAniCAで大規模アンケート調査を行い、東京大学の浜野保樹教授の研究室にデータを分析してもらいました。その研究結果が、今回の事業の単価の設定の根拠として利用されています。<br>
<br>
その結果を受けたシンポジウムが2009年5月に開かれて、私もたまたま聞きつけて見に行きましたが、記事にもなっていて、内容が見られます。<br>
<br>
「Business Media誠　JAniCAシンポジウム2009」<br>
<a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/28/news016.html">http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0905/28/news016.html</a><br>
<br>
この中のアニメーターの報酬に対する浜野先生の発言を、私は自分のブログでやんわり批判してますが、その私の理解も、浅かったことが今分かります。<br>
<br>
アニメーターが低賃金といっても、インディペンデントの演劇の役者の待遇にくらべれば遙かにましだという見解は、浜野先生に限らず、よく聞く意見です。私としては、これはまったく間違っている理解だと思っているのですが。なぜなら、日本の制作会社は、出版や放送などの独立系ではない、大手の企業群で形成された産業に組み込まれていて、アニメーターたちはそこで雇われています。ですから、独立系の演劇の待遇と並べるのはおかしいです。しかしながら、そういう声に配慮して、敢えて取り込むことで、社会とのコンセンサスを得ようという、その現実的な進め方は優れていると言えるでしょう。報酬は高い方がいいに決まってますが、周囲との合意を得るために、バランスを取った。それでも、あくまでそこに根拠があるということが大事です。<br>
あとで、やっぱり安かった、と思ったら、その根拠を見直せばいいのですから。<br>
<br>
そうやって、調査し、その結果が、たしかなものであることを内外に認めさせた上で、では、いくらなら、適正なのかという結論を出し、それを丸ごと事業計画にして、文化庁に認めさせて、事業をスタートさせた、とそういうことだと思います。<br>
<br>
もう今週、完成した４本の試写が行われています。ちらちらと、良い評判も聞こえてくる。<br>
要するにJAniCAは、お手本になる事業モデルを実践しました。<br>
<br>
人を育てると言っても、若手育成の難しさは現場の人間なら誰しも知るところです。人は現場で育つもの、しかも、作品スタイルごと、会社ごとに育て方はちがいます。だから、事業なわけです。そして、それは長期にわたって続けられなければならない。付け焼き刃の支援をしても、簡単に人は育たない、割高なだけだと分かったら、長くは続きません。<br>
なので、決して割高ではないと。事業として成立するのだということを、やって見せる。そして、育成の成果については、ヒアリングなどを通じて調査し、方法論とその成果をサンプリングし、そのデータを納品することも含めた時はじめて、この計画は文化庁のコンセンサスを得られたのでしょう。<br>
文化庁を通して預かった国民の血税を、付け焼き刃の支援に終わらせないためにこそ、このような大規模な計画になったのでした。<br>
作品作り以外にも、講習をやったり、ヒアリングをやったり、たくさんの仕事があります。税金を無駄に使っているのではありません。<br>
<br>
しかも、これはあくまで私の見立てですが、これがうまくいけば、低い水準で硬直化していた商業アニメーションの賃金体系に一石を投じられることは確実です。極端な話、他の会社は、前述の文書の理論を真似て、企画を立てていけばいい。（と、私は見立てた。私の意見）<br>
<br>
繰り返しますが、予算の決め方に根拠がある事が大事です。根拠を積み重ねて、１本3800万円という予算を決めました。重ねて書きますが、もしもこれでも足りないとなれば、その根拠になった理論を見直せばいいのです。そういう当たり前なことが、今まで出来ずにいた。安いのは、鉄腕アトムの予算が安かったからだ、などと言っている。ちがいます、新たな予算の枠組みの根拠を理論構成出来ずにいたから、安いままなのです。<br>
<br>
だから、この事業の仕事を引きうけてくれている、弁護士さんの報酬を根拠なく、もらい過ぎだと文句をつけてはいけない理由が、もうお分かりですね。その弁護士さんの報酬も、きちんと根拠に基づいているからです。それを、気分が悪いからと言って崩したら、予算の枠組み全体の根拠が崩壊してしまうからです。<br>
芦田さんは、インタビューの中で、弁護士の時給３万は高いと言ってますが、私の知り合いに聞いてもらったら、弁護士の相場は時給５万でした。<br>
ネットでどこでもいいから弁護士事務所を調べてみてください。報酬を公開しているところが結構見つかります。<br>
<br>
あと、気にすることがあるとしたら、お金を払った分の仕事を、ちゃんとやってくれているかどうかです。そこは、私の聞く限り、ほとんどすべて順調に運んだようです。<br>
<br>
さて、そろそろ、私も書きたい放題書くのは終わりにします。他にも、くだらない、根拠のない、言いがかり、疑いに、反論したかったし、ヤマサキさんや井上さんが書いていることなどを引用したかったですが、日が変わってしまった。やめときます。<br>
<br>
　前に、皆さんの見識が試されますなどと、偉そうなことを書きましたが、もちろんその前に試されるのは、私自身の見識です。分かっています。いつも何かちょっと足りない人間なので、オチても何も驚きはしません。私なりに出来ることがあれば、やりたいと思ったまででした。どのような結果になろうと、皆様の判断は信じています。<br>
　<br>
　今日はこれで終わりです。<br>
<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　　森田宏幸　拝]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-27T00:47:39+09:00</dc:date>
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  </item>
  <item>
   <title>目的を見失わず前進しましょう（その２）</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/5d7c27e1c6512dbdb5259fd98d3d19eb?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月26日です。<br>
<br>
前の記事の続きです。<br>
<br>
「地位の向上」とは何か、「地位が向上した」とはどういう状態かについて考えます。<br>
たとえば、分かりやすいところで、こんな結論も考えられます。<br>
「『地位が向上した状態』とは、お金をたくさんもらえる状態のことだ」<br>
というものです。<br>
<br>
たしかに、お金があれば、私たちのたいていの悩みは解決します。お金の問題は大事です。しかし、この、「お金をたくさんもらうこと」”だけ”に執着すると、落とし穴に落とされる、というのが私の考えです。<br>
<br>
ここ2か月ほどいろんなアニメーターたちと話しましたが、JAniCAの必要性を真っ向から否定する意見が、実はかなりありました。そうした人たちは、もちろん会員にはならないわけですが。<br>
<br>
いろんな意見がある中で、もっとも分かりやすかったのは、次のような意見です。<br>
<br>
「単価が安いと文句を言う前に、なぜ、自分で交渉しないのか？　JAniCAで交渉して出来ることなら、自分でも出来るはずだ。交渉しない方が悪いのだ。むしろ、JAniCAのような組織は、交渉力のない人間を呼び寄せてしまう。だから、JAniCAの存在は、かえって迷惑である」<br>
<br>
こうした意見には、なるほど、正しい現実理解が含まれていることは私も認めます。<br>
仕事を引きうける時は、お金のことをきちんと話し合って、交渉しよう、ということは、プロとしての大切な構えです。自信を持って、交渉できるように、日々、技術を磨かなければいけません。それを怠るから、自信が持てないのだ、と自分を追い込むことは、仕事をしていく上で必ず必要な心構えでしょう。<br>
<br>
また、「JAniCAのような組織は、交渉力のない人間を呼び寄せてしまいがちだ」という指摘も、固い言葉に置き換えれば、共同体主義の弱点を指摘していて一理あります。得てして共同体というものは、共同体がなければ生きていけない人間を創り出してしまうものです。これはたしかにそのとおりだ。<br>
<br>
しかし、今の日本の社会で、共同体を形成して、自分たちの生活を守ろうとするしくみは、当たり前のことです。たとえば、前回書いた、健康保険のしくみなども、共同体主義の産物だと言えます。実は住宅ローンのしくみなども、歴史的ルーツは、共同体主義にあるという話を、私は最近、須藤喜直という方の講演で学びました。住宅ローンといえば一見、金融の話のようですが、そもそもの昔は、貧しい人でも家を建てられる仕組みを作ろうとした、互助会的な活動が始まりだということらしいです。企業の正社員は、収入が安くても、その安定と信頼から、住宅ローンを組みやすい。私の友人たちも、少ない収入で家を買う人たちがたくさんいます。<br>
企業の正社員という組織に属すことで、生活を守るという、これは当たり前の生活感覚です。<br>
しかし、<br>
<br>
「正社員制の会社ならある。それならば、そういう会社を作る努力をする方が早いんじゃないですか」<br>
<br>
という意見もあります。<br>
そのとおり。そうした真っ当な会社作りを実践しておられる経営者はおられます。尊敬されるべきです。<br>
しかしながら、今の時代、アニメーターに限らず、クリエーターを社員として雇用する会社は減る一方のようです。期限付きで、給料は月極の業務委託契約が、もっとも恵まれた条件と言えましょう。企画が出来るとか、現場のマネージメントが出来るとか、自ら仕事を作り出せるスキルがないと、正社員になるのは（少なくとも、私のまわりでは）厳しいらしい、と聞きます。一概には言えませんが。<br>
<br>
ただ仮に、日本のアニメ会社すべてが、社員制を採用したとしても、同じ職域に属する者同士が横のつながりで連帯することには意味があります。企業という営利目的の組織では救えない問題を担うことが出来るのです。<br>
<br>
あと、個人の交渉力によって事態を打開しようという試みが敗北することは、すでに歴史の中で検証済みです。さらに長くなりますが、このことも、皆さんに是非伝えておきたいです。<br>
<br>
かつて、アニメーター・演出は、すべて、東映動画と虫プロの正社員でした。しかし、1960年代半ばから、そうした企業内でも出来高払いが採用されるようになり、1973年の虫プロ倒産を期に、正社員という雇用形態はほとんどなくなったのだと思います。<br>
この過渡期にあって、アニメーターたちのあいだで、共有されていたのが、「出来高の方が稼げる」という考え方でした。<br>
<br>
急激な勢いでテレビシリーズの本数が増えていた当時、大変な人手不足でした。なので、社員の人でも、休日などを使って、内緒で出来高の仕事をとり、アルバイトをしていました。なので、制作会社がアニメーション制作に膨大な人件費がかかることに気がついて、社員制をやめて出来高払いに移行しようとするとき、アニメーターたちは抵抗しなかったのです。<br>
<br>
このことは、山本瑛一 著「虫プロ興亡期」にくわしく書かれています。たくさん引用したいですが、一部を選んで引用します。<br>
<br>
<br>
（「虫プロ興亡期」P.312〜313 から転載始め）<br>
<br>
　大勢の人手をかけてつくる手工業のアニメの経費は、大部分が人件費である。それが、高度経済成長で、どんどん値あがりする。五年から十年のあいだには、月給は確実に倍になる。局は制作費をそんなテンポであげてはくれない。このギャップをどうするかが、プロダクションの経営上の最大の問題になった。<br>
　そこで、プロダクションは、それまでの、アニメーターを社員として雇って月給を払う、という制度を見直すことを考えた。<br>
　月給制は、生活保障が基本だから、物価があがれば昇給しなければいけないし、ひとつの作品が終わって次の作品にはいるまでのような、仕事がないときにも支払わねばならない。<br>
　もしこれを、作品ごとの契約で、出来高制にきりかえれば、仕事をしたぶんだけ支払えばよく、ロスがなくなる。<br>
　その場合、プロダクションは、局からもらう制作費から、まず利益をトップオフし、残った額を工程にふりわけで、原画は一秒いくら(あるいは一カットいくら)、動画や仕上げ、背景は一枚いくら、撮影は一秒いくら、というふうに単価を設定すれば、赤字になることはないし、収益も確実になる。工賃の単価は、物価の値上がりとは無関係に、局が制作費をあげてくれたときだけあげればよい。<br>
　このシステムがプロダクションにとって都合がいいことは、すでにずうっとやってきた外注で実証ずみである。難しいのは、どうやって、社員のクピを切り、契約にきりかえるかだ。しかし、その答えは、意外に簡単だった。アニメ界にまんえんしていたアルバイトの習慣が役に立ったのである。<br>
　アニメーターたちは、それまでのアルバイトの経験によって、自分の労働量を月給でもらった場合と出来高にした場合、収入がどうちがうかを、実際に知った。月給制では、時間外手当てが、ある限度でうちきりになる。<br>
　あとは代休にふりかえられるのだが、忙しいのでそんな代休はとることができない。有能でまじめなひとほど、何百日と代休をかかえて、なお、徹夜だ休日出勤だと、代休という名のタダ働きをさせられる。契約になって、この全労働量を出来高でもらえば、仕事の単価は安くても、収入の総額は確実にふえる。<br>
　そこで、アニメーターのほうから、続々と、社員をやめて契約になるものがでてきた。先頭を切ったのは、机ひとつあれば仕事ができ、アルバイトでも主役だった、原画家、動画家たちである。次いで、仕上げ、背景、撮影などのひとが、グループで作業場を設けたり、カメラ機材をもつなどして、あとを追った。<br>
　アニメ界は、アニメーターの自宅や、アパートの一室ていどの、職能別の零細プロダクションが林立し、局からの元請けであるプロダクションの下で、子請け、孫請け、管関（ひまご）請けなどを形成する、複雑怪奇な様相の時代となった。<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
このようにして、アニメーターたちがほとんど、フリーになったらしい。私自身これを読んで、今のアニメーターたちの生活実感とも合うと思う。こうした、先輩たちが歩んできた影響の下に、今の私たちの状況があることを知るべきでしょう。<br>
<br>
先輩たちがフリーになったのち、上記の通り、人手不足の売り手市場で、結構な年収を稼ぎ出していたそうだ。それが、現在46才の私が、アニメーターになる、そのほんの10年ぐらい前までは続いていた。アニメーターになって１年目の時、先輩方が、昔は稼げてよかった、みたいな話をしているのを直接私は聞いていた。絵コンテの仕事（テレビシリーズ１本、20〜30万円）だけで、年収1000〜1500万行けた、みたいな武勇伝を語られる方もいるらしい。<br>
<br>
しかし、その後、物価の上昇とか、社会状況の変化などを無視して、単価は据え置かれ、世の中の相対的には下がっていった。<br>
アニメーターの皆さんなら誰しもご存じだろうが、業界中どこへ行っても、だいたい単価は横並びで同じだ。（例外はあるだろうが）原画ならテレビシリーズでカット4000円、オリジナルDVDなら6000円、劇場映画なら1万円〜2万円だ。単価を統一して交渉する組合などないのに！　これをどこで決めているのか、未だに私には分からないけれど、会社同士の横のつながりなどで、だいたい、決まっているものなのだろう。<br>
<br>
交渉しても、「どこでもこの値段でやってますよ」と言われたら、なかなか切り崩せない。そうやって、ほとんどのアニメーターたちが状況に服従しているだろう。そして、本当に力がある、その技術に価値が認められた人たちは、一部で大事にされただろうが、そこそこで交渉力を発揮しても、長年かけてじわじわと、各個撃破されていったというのが、ニッポンのアニメーターの歴史の真実ではないだろうか。<br>
<br>
<br>
以上を根拠にして、私は、個人の交渉力に期待して、事態を打開すべきという立場は取りません。<br>
<br>
そして、お金が稼げることと、「地位の向上」は、別の話だと断言できます。<br>
山本瑛一氏が書いている、アニメーターたちがフリーになっていた時代、稼ぎは増えていたけれど、地位は落ちていたのだと、言えると思います。<br>
私たちの先輩たちは、優れた作品を残した尊敬すべき人々であったけれど、こと、アニメーター全体の地位を守ることに関しては、ことごとく間違った道を選んできたということが言えるのだと思います。<br>
<br>
「地位の向上」とは何かというと、それは、業界の中にしっかりと立ち位置を確保して、自由に（自覚をともなって）ものが言えて、業界全体の問題に堂々と根拠を持って、口を挟んで無視されないということではないでしょうか。そのことを通じて、収入を増やしていくということが、健全な成長というものではないかと思います。<br>
<br>
前述の通り、業界にはなんとなく相場というものがあって、それが、低い水準で硬直化してしまっています。その私たちの仕事の賃金体系に、「これぐらいは払って下さい」「これぐらい払う必要があります。そうすればすべてが（業界全体が）うまく行くんです、ということを示さなければいけないということを、一気に体現したのが、あの、「若手育成プロジェクト」であるということを次に書かせてください。<br>
<br>
（さらに続く）<br>
<br>
]]></description>
   <category>監督日記</category>
   <dc:date>2011-02-26T21:25:24+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/5d7c27e1c6512dbdb5259fd98d3d19eb</guid>
  </item>
  <item>
   <title>目的を見失わないで前進しましょう（その１）</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/08fcdd2e57ddb87353e5f5dcbcc33fdd?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月26日です。<br>
<br>
臨時総会を明日に控え、<a href="http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/eb6be0ab42fa94747c69b3766ebe8fc4">前回</a>に引き続き、JAniCAについて書きますが、今日は、「『目的』を見失わずに進むことが大切だ」ということを書きます。JAniCAに限らず、どのような組織も混乱を来した時は、たいてい目的が見失われています。今、私の耳にも入ってくる、２ちゃんねるなどの情報をもとにした、匿名の噂話を精査すると、そのほとんどは、目的を勝手に捏造した上で理論構成されている。目的を見失えば、私たちは迷い、事実もゆがんで見えてくる、ということを知って下さい。<br>
<br>
今からJAniCAの目的について論じたいのですが、その前に。今の私は、JAniCAの執行部の考えを代弁する立場にないことはお断りしておきます。理事に立候補しているとはいえ、いち正会員に過ぎません。理事会の承認のある声明、コメントでない限り、「JAniCAの説明」ではないということを知って下さい。以下はあくまで私の個人としての理解、判断です。<br>
<br>
<br>
さて、JAniCAの目的は、ホームページの表紙に大きな字で謳われているようです。引用します。<br>
<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/">http://www.janica.jp/</a><br>
（JAniCAホームページ、冒頭から転載始め）<br>
<br>
時代の風を 帆に受けて<br>
JAniCA は業界の健全な発展に寄与し、アニメ制作者の地位向上を目指します<br>
　　　<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　一般社団法人<br>
　　　　　　　　　　　　　　　　日本アニメーター・演出協会<br>
（転載終わり）<br>
<br>
また、同HPの組織概要という項目の中に、「JAniCAとは」という、11項目に渡る宣言文のようなものも見つかります。字数を惜しまず引用します。<br>
<br>
<br>
（転載始め）<br>
<br>
１．JAniCAはアニメーター、演出そして支援者の集まりである。<br>
２．将来的には(アニメーター・演出家だけでなく)アニメクリエイター全体の代表団体となることを目指す。<br>
３．JAniCAは日本のアニメーション発展のため、制作会社と共同歩調をとっていく。<br>
４．JAniCAはアニメーター、演出等のリストを作りネットワークの拡充をはかる。<br>
５．JAniCAは作品の質の向上を目指しアニメーション文化の発展に寄与する。<br>
６．JAniCAは会員のプロ意識と技術の向上につとめる。<br>
７．JAniCAは新人達の教育を担い業界に貢献する。<br>
８．JAniCAは会員の生活向上と福利厚生の充実を目指す。<br>
９．JAniCAは事業による収益と会員の会費等で運営し経理の透明性を確保する。<br>
１０．JAniCAは特定の宗教、思想、信条又はそれに類するものにくみしない。<br>
１１．JAniCAは以上の意思を持つ者の集まりである。<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
この中で、目的の宣言と言えるものは、４、５、６、７、８でしょうか。<br>
４．ネットワークの拡充。<br>
５．アニメーション文化の発展に寄与。<br>
６．プロ意識と技術の向上。<br>
７．新人教育。<br>
８．会員の生活向上と福利厚生の拡充。<br>
そして、表紙の「制作者の地位向上」<br>
<br>
私は前の記事で、JAniCAの目的を検証したい、という主旨のことを書きましたが、何も私が、これらの目的を疑うわけではありません。ただ、具体論で裏付けて、より明確にする必要を感じていました。<br>
<br>
話はそれますが、２の「将来的にはアニメクリエイター全体の代表団体となることを目指す。」という宣言が大変素晴らしい。これを信じて、今のJAniCAを支持してくださっている３Ｄアニメーションのクリエーターの方が私の知り合いにはいます。と、このように書くと、アニメーターの皆さんの中には、自分たちがおろそかに扱われるのではないかと懸念する方もおられるかも知れません。気持ちは分かります。しかし、高いレベルの判断では、それはまちがいです。私たちの賃金や置かれている立場の問題は、業界全体の中でアニメーターの仕事をどのように位置づけるか、という議論なしには、解決できないはずだからです。これはあとで論じる、若手アニメーター育成プロジェクトの成り立ちにも関係しますが、アニメーターや演出の立場を考えることは、同時に制作者全体のことを考えることですから、上記の目標設定は、とても理にかなったものです。<br>
<br>
このようにJAniCAは、より大きな責任を背負っていく覚悟を宣言しているわけですから、今のJAniCA内部の混乱は、一刻も早く収拾して、前に進まなければ、せっかく支持してくださっている皆さんへの裏切りになります。<br>
<br>
蛇足ながら、今の混乱の中心におられる なみきたかし氏のサイト「DOniCA？」の中で見ることが出来る、芦田豊雄前代表と宇田川一彦前副代表のインタビューを読むと、前述したような、大きな責任を担う覚悟が、まったく感じられないことに愕然とします。なみき氏は、これを現執行部に対する攻撃のつもりで載せているのですから、会員たちも舐められたものです。見識のある方にお読みいただけば、いかに現執行部が、公正に厳格に運営を行っていたかが逆に分かります。<br>
<br>
「DOniCA?」<br>
<a href="http://donica.blog136.fc2.com/">http://donica.blog136.fc2.com/</a><br>
<br>
<br>
　「JAniCA前代表理事、芦田豊雄氏に聞く、退任の真相　　先を争って報酬を得ようとするのは間違っている。」<br>
<a href="http://www.oh-pro.co.jp/images/pdf/FILM-J001.pdf">http://www.oh-pro.co.jp/images/pdf/FILM-J001.pdf</a><br>
<br>
<br>
「JAniCA前副代表理事宇田川一彦氏に聞く、組織の変容　　JAniCAは善意と信頼の連鎖で成り立っている。」<br>
<a href="http://www.oh-pro.co.jp/images/pdf/FILM-J002.pdf">http://www.oh-pro.co.jp/images/pdf/FILM-J002.pdf</a><br>
<br>
（宇田川氏のインタビューから　転載始め）<br>
この間JAniCAの総会の印刷物が来て、その中に別紙で芦田氏と僕が法律違反をやった、そして定款に抵触したと書いてあったでしょ。でも法律違反て何だかよくわからない。それを見て、事情を知らない友達から電話がかかってきたんだけど「トクさん（注・宇田川氏の愛称）何かやったの？」って。「なんで？」って言ったらその法律違反のことだと。僕のことをよく知っている彼らには説明出来るけど、それが知らない人にも届くわけでしょ。一般的に言うと「法律違反」というのは大変なことだから。僕もアニメ長くやっていて、そんな風に他人から言われたことは一回もないしね。<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
お二人は憤って否定しておられるけれど、定款違反はたしかにありました。理事会の承認を経て、客観証拠がある事実のみを羅列した経過報告が公開されています。<br>
この文書はネット上で、誰でも見られるものの、PDFファイルなので、携帯では見られない。しかし、全部目を通すと生々しく、当時の状況が分かります。今日はほんの一部ですが、引用します。（私のこのブログは携帯でも見られるはずなので）<br>
<br>
<a href="http://www.janica.jp/press/h22watake_keika.pdf">http://www.janica.jp/press/h22watake_keika.pdf</a><br>
<br>
<br>
2010年5月26日に始まる部分が該当箇所です。<br>
<br>
（転載始め）<br>
5月26日　（関係者）芦田代表理事、宇田川理事、奥田運営委員、新藤運営委員<br>
（出来事）「文化庁を訪問し、『一端白紙に戻し、業界の皆さんと相談して考え直したい』等として、事業辞退の可能性を示唆する」<br>
<br>
５月31日　（関係者）芦田代表理事、新藤運営委員<br>
（出来事）文化庁を再び訪問し、押印のある書面を渡そうとするなどして、再度事業を辞退しようとした　文化庁は「いったん受託して開始された事業を辞退するとはありえない、そんなことをすると今後JAniCAが文化庁のみならず他省庁との事業も行う事が困難になる。また、国としてアニメーションの現場に予算を出す取り組みが不可能になるだろう」と返事<br>
<br>
6月2日　（関係者）桶田監事<br>
（出来事）「東京地裁に芦田代表理事の行為差し止め仮処分の申し立て及び報告書を提出　受理される」<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
森田宏幸です。<br>
31日の、文化庁に言われたことが、決定的だったでしょう。その後の桶田氏の行動は、組織の監査役（定款が守られているか見張る役割）としては、まったく真っ当です。この訴えを行わなければ、逆に彼の責任が問われる立場です。<br>
<br>
それに対して、芦田氏の行動が謎です。裁判所は法に従って、桶田氏と芦田氏を呼び出して、審尋（しんじん）という、双方の意見を聞く場を設けたのですが、なんと芦田氏は、それを欠席し、事実関係を争わなかった。つまり、桶田氏の申し立てに対し、なんら反論せず、受け容れました。<br>
<br>
<br>
（該当箇所を　転載始め）<br>
<br>
6月3日　（関係者）芦田代表理事　<br>
（出来事）裁判所に対し、「事実関係は争わないが、翌４日の期日は都合により出席できない」と電話連絡<br>
6月4日　（関係者）芦田代表理事<br>
（出来事）　上記行為差し止め仮処分の申し立て　第1回審尋期日を都合で欠席<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
森田宏幸です。<br>
芦田さんを慕う会員の皆さんの気持ちに立てば、あとになって定款違反はなかったのだとおっしゃるのなら、少なくともこの時、きちんと、争って欲しかった、というのが、本当ではないでしょうか。芦田前代表の行動は、まったく不可解です。それを庇う宇田川前副代表も含め、お二人は大勢の会員たちを代表する立場だったわけですから、もっと分かりやすい行動、言動をしていただかないと、組織を迷わせてしまうでしょう。<br>
<br>
JAniCAは100人、200人の親睦団体ではありません。700人を超える（3Dクリエーターなどの準会員を含めるともっと多い）会員を擁する大きな組織になってしまいました。上述のJAniCAの目的に賛同した皆さんが集まってくださったのです。にも関わらず、お二人の言動は、まったくJAniCAの目的に沿っていないどころか、むしろ、私たちアニメ制作者の地位を下げています。お二人とも、私が子供の頃から好きな作品のタイトルに名前を載せておられる偉人です。なので、大変心苦しいけれど、もはやお二人には去っていただいて、組織運営の専門知識に長けた桶田大介監査理事と、高い意識と責任感をお持ちの、ヤマサキ オサム現代表に、JAniCAの中心に立ってもらうということで良いのだと、私は考えます。<br>
<br>
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿<br>
<br>
話が脱線しました。JAniCAはすでに、具体的な業務を担って、前進している組織ですから、上述の「目的の具体論」も、その業務を見れば分かるわけです。<br>
さまざまな取り組みが行われている中で、私が敢えて、挙げたいのはふたつ。<br>
健康保険と、今話題の、若手育成プロジェクトです。<br>
<br>
まず、健康保険は、文芸美術国民健康保険（ほか３種類）などに、団体加盟することによって、会員たちの保険料を低減するものです。<br>
このような、我々の足もとの、生活の安定を目指す活動こそが、もっとも大事であると、私は思っています。知識の裏付けもなく軽々しくは言えませんが、年金や失業保険など、一般の企業に社員として勤める地位にある人なら当たり前のレベルの環境を、JAniCAで手に入れられないものか？　そうした方向の役割を拡大して、JAniCAは、まるで市役所のように、あって当たり前、みんなが入って当たり前の、安定した組織になって、初めてどんな波風にも揺るがない地位を、アニメーター・演出を含めた制作者全員にもたらすようになるのではないか、と思います。<br>
<br>
ところで、今、私が使った「地位」という言葉、これが案外難しく、しかし、重要であると、私は云いたいです。<br>
<br>
前述したとおり、JAniCAホームページの表紙には、「アニメ制作者の地位向上を目指します」と書かれています。ただし、続く「JAniCAとは」には、この言葉はありませんから、おそらく、お金のこととか、保険のことの方策を、すべて含めた総体という意味で、「地位向上」という言葉が使われているのかな、という気もします。<br>
しかし、私はこの「地位向上」という目的の設定に敢えてこだわってみたいです。地位とは何か？　地位が上がったとは、どういう状態のことを指すのか？です。<br>
<br>
そこが見えないと、次に論じる「若手育成プロジェクト」の全体像も、根本のところで理解できないのではないか。無責任で些末な疑いが、噂話になってばらまかれるのも、このへんに原因があるのではにないかと、私は考えました。<br>
<br>
（字数制限の都合で、次に続きます）]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-26T19:28:01+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/08fcdd2e57ddb87353e5f5dcbcc33fdd</guid>
  </item>
  <item>
   <title>記事の内容を訂正しました/冒頭に加筆しました</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/dfe79d53d44fe7cd711883c8f53e3e00?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年3月1日です。<br>
冒頭に加筆します。<br>
<br>
下に続く、この記事のコメント欄に、ガムさんという方から、次のような指摘がありました。<br>
<br>
（コメントの一部分を転載はじめ）<br>
mixiコミュの削除の件 (ガム)　　　2011-02-27 14:45:12<br>
>>事実は、個人の会員の方から中傷されて困っていると苦情が有ったり、法人賛助会員の方がミクシィの参加者を名誉毀損で訴えたいとの申し出が有った、といったことのようです。<br>
<br>
これはまったく間違っています。事実は削除後に当該『法人賛助会員』の方から事務局に、<br>
「告訴を考えているが、弁護士に見せる為に覗いたところ、スレッドが削除されてしまっているのでログが保存されていたら見せて欲しい」<br>
という連絡があり（証明出来る信頼出来る関係者がおります）保存はされていない、と返答した、というのが真相です。<br>
<br>
つまり時系列的に順番が逆なのです。<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
森田宏幸です。<br>
私がこれまで一貫して述べているとおり、本来なら、お応えする筋合いのコメントではありませんが、反論が具体的なので、重く受け止めて、説明いたします。<br>
<br>
下に続く訂正文は、前の私の記事「<a href="http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/eb6be0ab42fa94747c69b3766ebe8fc4">目的が定められた団体に無自覚な自由はない</a>」の訂正内容を説明したものです。事実誤認にあたる部分を取り消したことを、説明しているだけで、ことの時系列までは書いていません。いずれにしろ告訴を考える方が出てくるほどの混乱があった、ということは事実のようですので、私の論旨に変わりは有りません。<br>
<br>
そして、ガムさん。前の記事で私が貴方に、厳しいことを書いたこと、ご容赦ください。もしもガムさんがJAniCAの関係者であるならば、どうぞ、左上のプロフィール欄（携帯で見ている方は、見つけにくいかも知れませんが）にある私のアドレスに連絡をください。お会いして、納得できる建設的な意見交換が出来ましたら、これまでのガムさんへの、非礼はお詫びします。くれぐれもよろしくお願いいたします。<br>
<br>
そしてさらに、この記事に届いた、別のコメントの件でも、書いておきます。<br>
通りすがり さんという方のコメントに、個人の人格を中傷した内容がありました。これはもう、匿名（実名を書かないという意味）の掲示板の限度を超えている内容だと私が判断し、削除（正確には公開保留の状態に）しました。そして、それに続いてのコメントもありましたが、意味が分かりにくく、混乱を来すし、無記名であったことから、ついでに削除（公開保留に）しました。<br>
通りすがりさんのコメントに関しては、あくまで、正しいか、正しくないかは問題ではありません。人の評価に関わる言論は、きちんと根拠を示し、読者もその信憑性を判断できるように書かなければ、認めるわけにはいきません。そのことを分かってください。<br>
これ以上の説明がないと納得できないということであれば、通りすがりさんも、私に直接メールを下さい。話し合いましょう。<br>
<br>
加筆は以上です。<br>
<br>
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿<br>
<br>
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月25日です。<br>
<br>
昨日、投稿した記事「<a href="http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/eb6be0ab42fa94747c69b3766ebe8fc4">目的が定められた団体に無自覚な自由はない</a>」の中に、<br>
３カ所、事実誤認があったので、訂正しました。<br>
&#160;<br>
１）若手育成事業の関連の制作会社を名指しで誹謗中傷する書き込みが（mixiコミュニティ）にあったと聞きました、と書きましたが、それは、間違いだったようです。事実は、個人の会員の方から中傷されて困っていると苦情が有ったり、法人賛助会員の方がミクシィの参加者を名誉毀損で訴えたいとの申し出が有った、といったことのようです。この事実に従って、該当箇所を修正しました。<br>
ちなみに、制作会社を中傷する噂は、今まさに、私の後輩たちから、私の耳に入ってきます。しかし、その根拠は聞こえてきません。内実はないものと私は見ています。<br>
<br>
２）理事会は、mixiのJAniCA公式コミュニティを承認していないながらも、理事たち個人のレベルではその公式コミュニティを知っていた、と書きましたが、正しくは、理事会には、そのmixi公式コミュニティの”存在自体”を認識していなかった方も居て”公式”とは言い難い状態だったそうです。。一体誰が認識していて、誰が認識していなかったか事実確認が取れませんので、該当箇所は削除しました。<br>
<br>
３）記事の中に、JAniCAの掲示板を復活させようという提案を杉野左秩子理事が持っておられる、という内容がありました。しかし、先ほど杉野理事から直接、そのような発言はしていないとの連絡をいただきました。議論の中で、私が聞き間違ってしまったようです。該当部分を取り消しました。<br>
&#160;尚、同時に私が聞いた杉野理事の見解は、JAniCAが固定事務所を持たないため、会員たちが情報を得にくい状況になっている。その対策を考えることは今後の課題である、というものでした。<br>
&#160;<br>
訂正箇所は以上です。<br>
改めて、事実関係を書くことの難しさを思い知りました。<br>
深くお詫びし、今後は細心の注意を払います。<br>
<br>
<br>
　　　　　　森田宏幸　拝<br>
]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-25T01:32:18+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/dfe79d53d44fe7cd711883c8f53e3e00</guid>
  </item>
  <item>
   <title>目的が定められた団体に無自覚な自由はない</title>
   <link>http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/eb6be0ab42fa94747c69b3766ebe8fc4?fm=rss</link>
   <description>
<![CDATA[
森田宏幸です。<br>
今日は2011年2月24日です。<br>
<br>
今日は、次に引用するガムという方からのコメントに答えます。ですがその前に、ガムさんに申し上げる。<br>
<br>
「情報統制」などという刺激の強い言葉を、軽々しく使うべきではありません。「情報統制」とか「言論統制」は、あくまで国家権力に対して使う言葉です。JAniCAのような一般の団体に用いるには、言葉の用法として間違っている。<br>
皆さんにも申し上げます。もしも、「言論統制」とか「情報統制」「表現の自由の侵害」などという大げさな言葉で、JAniCAを批判する声があっても、どうせたいした理論構成はないので、気にしないでよいです。そうした言い回しをする人は、おおむね、知識も見識もない人間だと判断して良いでしょう。<br>
<br>
情報統制とは、たとえば戦時中、国家総動員法によって、放送や出版が検閲を受けていた、とか、そういう時に使う言葉です。今でも、テレビ放送が総務省の認可が必要だというわけで、それを根拠に、情報統制の疑いが論じられたりすることはあります。いずれにしろ必ず、国家権力の圧力が、その根拠になければ使わない言葉です。<br>
JAniCAにそれはないでしょう。<br>
<br>
<br>
（「無視すべき言論もある」のコメント欄から転載はじめ）<br>
<br>
mixiのコミュ削除について&#160;(ガム)　　　　　2011-02-23 00:35:43<br>
<br>
以前コメントさせていただいた者です。<br>
<br>
表題の件に関して、またそれに続くJAniCAサイト内の正会員専用掲示板の閉鎖に関してはどのようにお考えでしょうか？<br>
<br>
私には「情報統制」のように思えてしまうのですが…。<br>
<br>
（転載終わり）<br>
<br>
<br>
そして、また例によって、お説教をします。<br>
ガムさん。人にものを尋ねるときは、もう少し具体的に、経緯を書いていただかないと、答えようがありません。いつ頃、どのような経緯で閉鎖されたのか。管理者からは、どのような説明があったのか。そして、あなたが情報統制だと思う根拠は？<br>
<br>
掲示板が荒れて、閉鎖されることなど珍しくもないことなので、正直言って興味ありません。本当は無視したい。<br>
しかし、たまたま理事会で、この話題が出て、どうやら、会員たちのあいだでは、争点になっているらしいですね。<br>
<br>
なので不本意ながら、人づてに聞いた話と、若干の推測で、私の理解を書きますが、くれぐれも必ず質問に答えてくれるなどと思わないように。<br>
<br>
前回のなみき氏のブログとか、レベルの低いコメントを、決して相手にしてはいけませんよ、無視するのが一番、と、見識のある友人に言われてます。その一方、アニメーターの後輩のK君からは、<br>
「いや、そんなこと言わないで、迷っている会員たちと、これからJAniCAに入ってくる可能性のある若いアニメーターたちには、森田監督の説明が必要なんです」<br>
とも言われ、胸を打たれます。迷った挙げ句に、我慢して、前回からいろいろ書いている。<br>
<br>
結論から書くと、mixiのJAniCA公式コミュニティも、サイト内の正会員専用掲示板も、ああした場の運営を甘く見た管理者が、管理能力の限界を認めて、責任をとって閉鎖しただけの話だから、今や何の問題もないと思っています。決定的だったのは、違法性のある書き込みがあったこと。いわれのない誹謗中傷と、それを名誉毀損で訴えたいという人まで現れて、理事会が閉鎖という責任のとり方を選択したと聞いています。極めて懸命な処置です。<br>
<br>
ただし、利用していた人たちが、自分たちの言論が突然封じ込められたと思ったのは理解出来るので、もう少し掘り下げて論じます。<br>
<br>
まず、私が大前提にしたいのは、JAniCAとは何か、ということです。問題になった、これらの自由な書き込みが出来る掲示板は、JAniCAの公認、公式のものだと言われています。だから、この論点は避けて通れません。<br>
<br>
JAniCAとは、アニメーション制作者の地位の向上や生活の向上、福利厚生の充実、新人の教育などを目的にした団体です。このようなことが、JAniCAホームページ（<a href="http://www.janica.jp/">http://www.janica.jp/</a>）に書いてありました。<br>
<br>
JAniCAのような非営利目的の組織にとっては、この、目的の設定が非常に大事だと、私は最近、切実に思うようになりました。もしも私を理事に選んでいただけたら、この目的の検証を提案することも考えているぐらいです。今日はこれ以上論じませんが。とにかく、皆さんに大前提として、アニメーター・演出協会の「協会」を辞書で引くと、同じ目的のもとに人が集まった組織であると書いてあります。そこをまず踏まえていただきたいのです。<br>
<br>
その上でなら、次に私が述べることも分かっていただけると思いますが、極端な話、JAniCA公式の掲示板に、自由な書き込みなど、許されないはずではないでしょうか？　少なくとも、JAniCAの掲げる目的に合致した言論しか、書いてはいけないはずです。もしもJAniCAに不利益になる書き込みがあれば、厳しく批判されるべきだし、それどころか、ただちに削除しなければ、筋が通らない。これがまず、原則として理解されなければおかしい。<br>
<br>
とはいえ、昨今の、大きな組織で、そんな口うるさいことは言われないのが普通です。それには、歴史的な経緯があって、戦後の主に左翼組織が、あまりに過激に狭量に活動した時代があって、そういう組織は、その排他性ゆえに弱体化していきました。そういう反省もあって、目的以外のところでは、自由であるべきというのが、今の常識です。<br>
<br>
そうした歴史の名残が、JAniCAのHPの「JAniCAとは」の下の方に、「JAniCAは特定の宗教、思想、信条又はそれに類するものにくみしない。」という言葉になって現れています。今これを書くのは、ちょっと古い気もしますが。<br>
<br>
そして、やっぱり、目的を掲げてみたとしても抽象的で、具体論になると、よく分からないということがある。だから自由な場を作って、広く知恵を集めることで、JAniCAを前進させたい。そのような思惑で、その公式の掲示板は、おそらくたいしたフィルタリング（規制や制限）もなく、自由だったのでしょう。（見ていないのであくまで推測ですが）<br>
<br>
ここで、もうひとつ、大事なことを言わなければならないのですが、自由とはどういうことか、ということ。自由な場が提供された、ということは、その場の運営の責任は、そこに集まった人たちの自覚にまかせられたということにどうしてもなる。管理者がどのように言っていたかとか、それはもはや、問題ではなく、会員登録とか、そういう程度のフィルタリングしかなかった状況の中で、自由に書き込みが出来る場だったということは、結果的に、その場の運営は、利用している人たちの自覚にまかせられていた、ということになります。<br>
<br>
今一度、振り返っていただきたいのは、その掲示板に書き込んでいた方々に、JAniCAの目的の遂行の意識が、どれぐらいあったか、ということです。<br>
その掲示板の利用者の意識がどうあれ、公式、公認である以上、周囲はあくまで、JAniCAの目的に合致したものであるという意識で見ます。２ちゃんねるとはちがうんです。まわりは無視できない。にも関わらず、その掲示板の中で、JAniCAの目的に反した書き込みがあったり、JAniCAに不利益になる書き込みが多く現れれば、問題視されるのは当然でしょう。違法な書き込みがあればなおさらです。一度、そうなってしまえば、もともと、管理のない自由なだけの場ですから、書き込んでいる本人たちでは、どうにもならなかったのではないでしょうか。<br>
そして、結局、書き込みを行っていた会員たちの代表（代理人）である理事たちが決断をして、閉鎖を命じたという、これは極めてまっとうな成り行きです。このことで執行部を批判するのは、お門違い。自由な場の混乱の責任は、その当事者にあるわけですから。<br>
そして、原則として、目的を掲げた組織の言論は、その目的に合致した内容でない限り、自由はありません。だから、組織に不利益な言論は、なんらかの形でコントロールされなければならない。これを、情報の統制だなどと言うのは、無知なことです。<br>
<br>
たとえば、事務局が発表する告知や、執行部対応の見解など、がその典型です。ああした公式発表、公式の回答の類は、すべて厳密に、理事会や、少なくともヤマサキ代表と、桶田監査理事の承認を経て出されています。「公式」という冠は重い。<br>
<br>
JAniCAが、公認ではない、外の、たとえば、なみきたかしのブログを封殺したら、それは、もちろん言論の自由の侵害になるでしょう。閉鎖しろと圧力をかけたりとか。ただ、そんなこと、やれるわけないことは明かです。<br>
<br>
以上が、JAniCAの公式掲示板についての、私の理解です。当たり前な話ばかりですいません。ただ、もう少し続きがあります。実は、先日19日の理事会にオブザーバーとして参加させていただいて、また、ちがった次元の問題が耳に入ってしまいました。<br>
<br>
JAniCAのサイト内の掲示板はともかく、mixiのJAniCA公式コミュニティの方なのですが。実は、mixiコミュは、理事会の承認を経ずに運営されていました。閉鎖の決定は、現在の理事たち、ヤマサキ代表らの決議です。しかし、それまでの運営に、理事会は関与していなかった。その存在すら知らなかった理事もいたほどです。<br>
「それでは、公式とは言えないじゃないですか」<br>
と私が聞くと、<br>
「公式と名前がついてた以上、今さら公式でなかったとは言えないでしょう」<br>
と、ヤマサキ代表の、なんとも、いさぎよい説明でした。<br>
しかし、これが何を意味するのか？<br>
<br>
前述したように、公式、公認と謳うからには、JAniCAの目的に沿った運営を目指すプロセスを踏まなければなりません。会員たちの代表である理事会の判断を仰ぎながら計画されなければならない。それがなかったということは、JAniCAの目的に沿った運営の意識がなかったと疑われても、仕方ありません。この場合、掲示板の管理者の意識は関係ありません。理事会が、JAniCAという組織の代表なわけですから。理事会が関与していなければ、何か問題が発生したときに、JAniCAは組織として対処できないことになります。まさにそれが起こったわけですが。。。<br>
<br>
こうした今のJAniCAのあちこちに見られるほころびは、JAniCAの歴史に起因しているという見方があって、それはおそらく正しいです。<br>
<br>
JAniCAは、任意団体に始まり、無限責任中間法人から、一般社団法人になって今日に至っています。任意団体の最初は人が集まっているだけです。仕事も個々の責任で遂行していたはずです。それが、中間法人から社団法人になるに至って、個々の人たちの責任は制限され、法的人格を持った組織で、責任を担えるようになってきました。ややこしいと言われる向きもありますが、組織が高度になることで、大きな仕事が出来るようになったのです。<br>
<br>
ただし、そうした組織の運営には、高度な専門知識と、目的に対する責任感が必要になります。今、JAniCAに見られるほころびは、任意団体、中間法人時代の置きみやげです。是非、私たちは意識を高めて前進しなければなりません。<br>
<br>
今日はこれで終わりです。<br>
<br>
　　　　　　　　　　森田宏幸　拝]]></description>
   <category>アニメーション研究</category>
   <dc:date>2011-02-24T05:09:53+09:00</dc:date>
   <guid isPermaLink="true">http://blog.goo.ne.jp/moriphy/e/eb6be0ab42fa94747c69b3766ebe8fc4</guid>
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