昨日の続編で恐縮だが、今日は「さんさ踊り」について考えてみた。
正式に盛岡さんさ踊りと命名され「都市の夏祭り」になったのが昭和53年である。それまで、大掛かりな盛岡の夏祭りは、盛岡川まつり、水まつりなど商工会議所や市が中心となって行ってきたが、「これは」という特色を出せずなかなか定着しなかった。何とか盛岡の特色をいかし、全国に発信できる夏祭りをつくるにはどうしたらいいかという協議の中で浮上してきたのがさんさ踊りだった。盛岡を中心に周域には、多くの集落ごとに特色のあるさんさ踊りが伝わっていた。現在、伝統さんさ踊りといわれるそれである。これを多くの市民が参加できるように踊りもアレンジして、市民のお祭りに仕立てた。地域の民俗芸能が、企業や一般市民の愛好家にも普及し、振興住宅地の学校や祭りでも、盛岡さんさが踊られる。同時に近隣の伝統さんさも招かれる。さんさ踊りは伝統を守りつつ、都市型市民も楽しめる芸能に進化した。
この盛岡さんさ踊り、本年は、盛岡ブランドの発信、玉山村との合併を記念して4日間行われる。これまで3日間が中心だったが一日間延びた。観光客誘致を考え4日間だと、ねぶたや秋田竿灯と周遊旅行商品が作りやすい。かつて、20回目記念の際には4日間行ったこともあるが、警備や経費面でこのところ3日間が続いていた。
今年は、8月1日から4日までである。それと新しい踊りが披露される。これまで統一さんさと呼ばれるアレンジされた踊りは3種類だった。これにもうひとつ加わる。輪踊り中心の伝統さんさをパレード用に行進型に変えたのが盛岡さんさ踊りの特色だが、参加者が増えるに従い、観客は、同じような踊りが延々続き、飽きてしまていた。そこで、近年、創作さんさといわれる団体ごとにアレンジした踊りも奨励してきていたが、それでもこれまでの標準形の踊りをベースにしているので変化が乏しく、ややもすると「悪ふざけ」にもつながりかねなかった。そこで考えたのが今年披露される4つ目の踊りである。これは、アレンジ性に富んだ踊りで、踊り手や団体ごとの工夫を取り込みやすくしているらしい。
昔のさんさ踊りの映像で一番古いのは「馬」という映画だろう。半年の盛岡ロケで製作された昭和16年の作品で、全国でヒットした。かなり昔に見た記憶で定かではないが、エキゾチックな踊りだなあという記憶がある。最近の映画では「壬生義士伝」で少しアレンジされたさんさ踊りが披露された。さんさ踊りは随分自由に変化するし頑固に守ることも出来る。伝統さんさを守り続け、質の高い表現として練り上げている団体も少なくない。
さて、4日間になったさんさ踊りだが、遠くからくる芸能好きの観光客のためのモデルコースを考えてみた。
7月31日夜、大迫の早池峰神社例大祭宵宮で、早池峰神楽を深夜まで見る。
(宿泊は早池峰の民宿か、盛岡市内のホテル)
8月1日、午前中は、盛岡市内を散策、啄木・賢治青春の町を楽しむ。
午後は、市民文化ホールで、伝統さんさの競演会を楽しむ。
夜は盛岡さんさ踊りの本番。宿泊は市内でもつなぎ温泉でも可。ただし、 旅館の料理を楽しむ時間はないかもしれない。
8月2日、啄木記念館や八幡平によって青森へ。ねぶたを見る。
8月3日は、五所川原の立ちねぶたを見学。夜は弘前ねぷた。
8月4日は、秋田竿灯を楽しむ。
そして翌日、東北新幹線こまちで東京に向かう。ちょっと長旅にはなるが、満足できるに違いない。
正式に盛岡さんさ踊りと命名され「都市の夏祭り」になったのが昭和53年である。それまで、大掛かりな盛岡の夏祭りは、盛岡川まつり、水まつりなど商工会議所や市が中心となって行ってきたが、「これは」という特色を出せずなかなか定着しなかった。何とか盛岡の特色をいかし、全国に発信できる夏祭りをつくるにはどうしたらいいかという協議の中で浮上してきたのがさんさ踊りだった。盛岡を中心に周域には、多くの集落ごとに特色のあるさんさ踊りが伝わっていた。現在、伝統さんさ踊りといわれるそれである。これを多くの市民が参加できるように踊りもアレンジして、市民のお祭りに仕立てた。地域の民俗芸能が、企業や一般市民の愛好家にも普及し、振興住宅地の学校や祭りでも、盛岡さんさが踊られる。同時に近隣の伝統さんさも招かれる。さんさ踊りは伝統を守りつつ、都市型市民も楽しめる芸能に進化した。
この盛岡さんさ踊り、本年は、盛岡ブランドの発信、玉山村との合併を記念して4日間行われる。これまで3日間が中心だったが一日間延びた。観光客誘致を考え4日間だと、ねぶたや秋田竿灯と周遊旅行商品が作りやすい。かつて、20回目記念の際には4日間行ったこともあるが、警備や経費面でこのところ3日間が続いていた。
今年は、8月1日から4日までである。それと新しい踊りが披露される。これまで統一さんさと呼ばれるアレンジされた踊りは3種類だった。これにもうひとつ加わる。輪踊り中心の伝統さんさをパレード用に行進型に変えたのが盛岡さんさ踊りの特色だが、参加者が増えるに従い、観客は、同じような踊りが延々続き、飽きてしまていた。そこで、近年、創作さんさといわれる団体ごとにアレンジした踊りも奨励してきていたが、それでもこれまでの標準形の踊りをベースにしているので変化が乏しく、ややもすると「悪ふざけ」にもつながりかねなかった。そこで考えたのが今年披露される4つ目の踊りである。これは、アレンジ性に富んだ踊りで、踊り手や団体ごとの工夫を取り込みやすくしているらしい。
昔のさんさ踊りの映像で一番古いのは「馬」という映画だろう。半年の盛岡ロケで製作された昭和16年の作品で、全国でヒットした。かなり昔に見た記憶で定かではないが、エキゾチックな踊りだなあという記憶がある。最近の映画では「壬生義士伝」で少しアレンジされたさんさ踊りが披露された。さんさ踊りは随分自由に変化するし頑固に守ることも出来る。伝統さんさを守り続け、質の高い表現として練り上げている団体も少なくない。
さて、4日間になったさんさ踊りだが、遠くからくる芸能好きの観光客のためのモデルコースを考えてみた。
7月31日夜、大迫の早池峰神社例大祭宵宮で、早池峰神楽を深夜まで見る。
(宿泊は早池峰の民宿か、盛岡市内のホテル)
8月1日、午前中は、盛岡市内を散策、啄木・賢治青春の町を楽しむ。
午後は、市民文化ホールで、伝統さんさの競演会を楽しむ。
夜は盛岡さんさ踊りの本番。宿泊は市内でもつなぎ温泉でも可。ただし、 旅館の料理を楽しむ時間はないかもしれない。
8月2日、啄木記念館や八幡平によって青森へ。ねぶたを見る。
8月3日は、五所川原の立ちねぶたを見学。夜は弘前ねぷた。
8月4日は、秋田竿灯を楽しむ。
そして翌日、東北新幹線こまちで東京に向かう。ちょっと長旅にはなるが、満足できるに違いない。










