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スポーツと睡眠・・・高齢者の運動と睡眠

2017-10-02 23:43:17 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 10月になりました。スポーツの秋です。

 スポーツ選手と睡眠の事について、2008年8月に少しだけ書きました。スポーツ医学という分野はあるが、スポーツ睡眠学という分野はまだ十分に確立されていないようだと書きました。スポーツと睡眠との関係は少しずつ研究が進んでいるようです。

 スポーツ選手を対象にしたデータでも、睡眠をしっかり摂れば成績も良くなるというデータが最近いろいろ発表されています。

 例えば、(睡眠改善インストラクターのクレジット研修 水野康:東北福祉大准教授より)

▼【条件】普段の睡眠時間約7.8h → 10h以上寝る 7週間継続 代表選手11名

  • 85mの往復走時間 … 平均0.7秒短縮
  • フリースロー10投の成功投 … 7.9投 → 8.8投
  • 3点シュート15投の成功投 … 10.2投 → 11.6投

▼ほぼ同様の条件(10h以上寝る)で テニスのサーブの精度が向上

などの良い効果が報告されています。

 

運動を定期的に行う事は、睡眠にも良い結果が得られているようです。

 

 一般人で睡眠状態が悪化している人に、1回に約1時間程度の中程度有酸素運動を、週1回・週2回・週3回と3グループに6か月間行ってもらったところ、どのレベルの人にも効果は認められ、かつ運動量が増えるほどさらに睡眠の質が高まるというデータが出ているようです。

 高齢者の場合…要支援1の方なら週1回、要支援2の方なら週2回、デイサービスを利用されている方が多いと思います。これらの比較的お元気な方々が、週に1~2回のリハビリで運動をされているが、効果は如何ほどのものなんでしょう。高齢者に限定された実験データは無いようですが、たぶん、意外と週1回の運動であっても効果があるようですね。

 ランニングマシンや自転車マシンでの、高齢者に中程度の運動をして頂くのは、現実問題、無理でしょう。

 でも、爺のかってな推測ですが、軽度な運動であっても睡眠の質は、上がるような気がします。

 先々週から、週1回程度ですが、自転車通勤を再開しました。片道約8㎞余、のんびり行けば約30~40分ほどの距離ですが、お腹の調子もなんとなく良くなり、眠りが深くなったような気がします。

 高齢者には、マシンを使っての運動はなかなか難しいところですが、ウォーキング(歩け歩け運動)ならば、良さようですね。その場合、週2回以上で1回30分以上、1日1万歩が目標だそうです。高齢者の1日1万歩は少しハードルが高いようですが、たとえ1万歩に達しなくても、睡眠改善には顕著な効果が認められたそうです。

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 安全な運動・散歩のためにも、歩行車のレンタルは、是非とも推奨したいと思います。

 

今年のノーベル賞の医学生理学賞が決まりました。

【「概日リズムをつかさどる分子的な仕組みの解明」。睡眠などに関わる約1日周期の体内時計の仕組みを明らかにした。】…睡眠の研究でノーベル賞!ですよ。いかに睡眠が人類の発展にとって大事なものかが、認められたと思います。ふとん屋という商売、皆様のお役に立ててるかと思うと、まんざらでもない気持ちになれますね。

 睡眠不足(負債)は、認知症や事故の原因になります。良質かつ十分な睡眠は、パフォーマンスを上げます。元気で長生きできます。

 

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