「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

花塚のうしろ五月の空気濃し 庄子紀子

2017-07-14 04:31:46 | 日記
 五月の定例吟行会の句が続く。瑞鳳殿の一隅に「花塚」と書かれた、本源流武田朴陽及びその門下生がたてた花の供養碑があるそうだ。その裏面には「昨日は青磁に姿を凝らし今日は紅塵に骸を交う。色は即ち空、空は即ち色、其香を忍び其跡を留め、茲に据う一基の花塚芳魂静に中に眠りて、山河国土もろともに仏とならむ時を待てかし」と土井晩翠の詩が刻まれてるという。「五月の空気濃し」に晩翠の「翠」を思う句である。(博子)
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