「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

しあわせの質量春の雪降れり 平川みどり

2017-05-18 04:57:52 | 日記
 物体固有の量が質量である。「さて、しあわせの質量とは」と考えていることから始まった句ではない。春の雪を見ている写生句である。眼前の情景の儚い美しさ、もうすぐ来る春という胸に感じる暖かさに想起された「しあわせ」。その質量は測りようもなく、目にも見えず、しかし確かに存在すると、詩心が言わしめている。こんな句に出会う事も言ってみれば幸せ。そして、五感を込める俳句の器も幸せの質量に似ている。(博子)

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