「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

風船のぶぶぶぶぶぶと萎みをり 佐藤 博

2017-05-19 05:57:30 | 日記
 皆に分かって、しっかり景が見えて、今迄なぜ詠まなかったのかと口惜しい感じのする句ではないだろうか。膨らませた風船の手を離すと、ぶぶぶぶと音を立て、くるくると予測不可能な動きをして、ペシャっと落ちる。それが面白くて、子供達に何度も風船を膨らませられた昔を思い出した。追い掛けて、転んで泣いて・・・。そんなことを思っていて
「かつてラララ科学の子たり青写真 小川軽舟」
を思い出した。傍にはきっとお孫さんがいて、ご自分の子供の頃に思いがとんでいる。(博子)

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2 コメント

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風船 (みどり)
2017-05-19 17:01:23
「ぶぶぶぶぶぶ」とは、確かに風船が凋むときの音ですね~!
どこかで聞いていて、句にしなかったオノマトペ・・・
ほぼオノマトペだけのユニークな句に拍手です。

昨日は「春の雪」の句を鑑賞して下ってありがとうございました。
思いがけず嬉しく読みましたm(u_u)m
風船そのもの (博子)
2017-05-19 19:25:21
 風船そのものを詠んで、説明にならない句。
「発見」を詠みなさいと言われるけど、身近であるがゆえに見逃している事って、きっと、もっとあるのでしょうね。

「幸せの質量」にも大いに驚きました。
みどりさんらしい、とっても好きな句です。



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