ギャラリーもりくま

ギャラリーオーナーくま&作品提供ヒロによる絵画・イラスト・創作絵本の試行錯誤の日々

学校へGO!

2006-08-31 06:31:58 | イラスト
くま「いよいよ夏休み最終日だなあ。」

ヒロ「8月31日って、子どもの頃はいつも宿題のやり残しに追われていて
   良いイメージないですねぇ。」

くま「損な役回りの日だなぁ。オレぁつくづくこの日に同情するよ。
   4年に1回ぐらい8月32日を作ってやれよぉ~!」

ヒロ「脱線はそのへんで。
   えー、明日からの登校に関連して、はりきりモードの作品です。」

くま「でもさぁ、なんでミニカーに乗ってるの?」

ヒロ「『さあ行くぞ!』っていうスピード感を表現できるかなと。」

くま「スピード感はいいけど、これを読んでるよい子のみんな、交通ルールは
   守ろうねっっ。」

ヒロ「そう、お手本になる大人はそれ以上に気を引き締めて守らなきゃ!」


記念写真

2006-08-30 09:20:22 | イラスト
くま「おっ、三日続いた変な細胞キャラとはお別れか。」

ヒロ「またそのうち現れます。
   月末二回分は多少まともなイラストで締めようと思って。」

くま「まともでもないぞ。このケータイ使ってるリスは何だ。野生のリスモか?」

ヒロ「違いますよぉ。脱線しないでください。
   この作品は、家族の居眠り中に動物たちにおやつやケータイを持って行かれ
   るという、ちょっとおかしいほのぼの系ですから。」

くま「動物だからほのぼの系でいいけどな。
   これが人間の仕業なら完全に窃盗団だ。」

ヒロ「だから…脱線しないでください!」

マイ食中毒予防

2006-08-29 22:48:11 | マンガ(THE CELLS)
くま「亭主にヤバイおかず食わせておいて、何で『食中毒予防』なんだよ。」

ヒロ「タイトルよく見てくださいよ。『マイ』がついてるでしょ。
   つまり、人に食べさせれば自分は安全ということで…。」

くま「はぁーっ、世も末だねぇ。
   深夜に帰って一人で食事するお父さん方、料理の品数が妙に多かったら
   気をつけたほうがいいぞ。」

ヒロ「でもねー、弁明するわけじゃないけど、現実は逆ですよ。
   作りすぎたおかずから子どもの食べ残しまで次々とお腹に片付けている
   のは、ほとんどがお母さん方なんだから。」

くま「その長年の蓄積が、女性のしぶとい体を作っていくわけだな。」

ヒロ「そう、ヤワな体ではお母さん業務まりません。」
   

ブーメラン

2006-08-28 23:19:33 | マンガ(THE CELLS)
ヒロ「子どものころブーメランの大ブームがありまして。」

くま「トシがばれるな。」

ヒロ「で、店で買うお金も無いので、従兄に頼んでベニヤ板でブーメランらしき
   ものを作ってもらいました。」

くま「なんかだんだんオチが読めてきたぞ。」

ヒロ「家の前ではりきってブン投げたら…。」

くま「戻ってきたか?」

ヒロ「戻るどころか、玄関の引き戸のガラス粉々に割って中に突入。」

くま「玄関から入るとは、礼儀正しいな。」

ヒロ「恐る恐る中を覗くと…呆然と立ちつくす祖母の姿。」

くま「この作品の裏にはそんなドラマがあったのか…。」

ヒロ「天国のおばあちゃん、あの時はごめんなさい~。」

新キャラ。

2006-08-27 05:46:22 | マンガ(THE CELLS)
くま「かなり怪しい、こいつら何者?」

ヒロ「えー、細胞をモチーフにしたキャラクターです。『THE CELLS』と
   銘打って、一年ほど前から構想を練っていたものでして…。」

くま「一年も考えて、この程度?」

ヒロ「ほっといてください。
   一応、右側がまじめで堅物な植物細胞系、左がポヨーンとした動物細胞系と
   なっております。」

くま「じゃあ体の中の丸は、細胞の核ってことか?」

ヒロ「その通り。くまさん意外と博学ですね。
   まあ、単純キャラの面白さを味わっていただけたらうれしいです。」

くま「ふん、お前さんの頭の中も単細胞に近いから、似合いのキャラだな。」

ヒロ「ほっといてください。」

はやおきの朝

2006-08-26 05:39:27 | イラスト
ヒロ「夏休みもあと一週間となりました。夏休みといえばラジオ体操。」

くま「珍しく純真なちびっ子の絵だな。ラジオ体操カードのスタンプ、楽しげに
   数えてるってわけ?」

ヒロ「くまさんにも覚えがありませんか? スタンプが1こ1こ増えていくのが
   とってもうれしくて、必死で早起きしてました。」

くま「そーかぁ? オレぁ別にキョーミなかったぞ。しょっちゅうサボっては、
   家のテキトーなスタンプこっそり押したり…。」

ヒロ「女の子はこーいうのが好きなんですよ。」

くま「わかったっ!主婦がスーパーのポイントカードのスタンプ集めてニマニマ
   している、ルーツはここかっっ!」

ヒロ「はあ?」



ナツ・ジェラシー

2006-08-25 05:36:24 | イラスト
ヒロ「去りゆく夏を惜しんで…第二弾です。」

くま「水着のお姉ちゃんはOKとして、右のちびっ子は何だ?」

ヒロ「えー、実はこの絵で描きたかったのは水着のお姉さんではなくて、
   そのちびっ子の表情なんですよー。」

くま「ライバル心むき出しだな。この顔は。」

ヒロ「そーなんですよね。なぜか女の子って同性に対してはストレートな
   憧れは抱けず…微妙に屈折しちゃうことが多くって…。
   …ああ…このお姉さんみたいにステキになりたい…と思うと同時に、
   …フン、あたしだっても少し成長すればあんたなんかに負けないわ
   よぉ~…とも思ってしまうわけでして…。ちびっ子でも。」

くま「深い、深いぞぉ~、女心。」

ひまわり姫

2006-08-24 05:42:36 | イラスト
ヒロ「去りゆく夏を惜しんで、ひまわりの絵です。
   使ったのはパステルと色鉛筆。」

くま「ちったあまともな作品が出てきたな。」
   それにしてもこの女の子、妙な笑い浮かべて、どこ見てるんだ?」

ヒロ「よく気づいてくれました。
   この女の子には、存在しないものが見えているのです。」

くま「存在しないもの? …霊でも見えてるんか?」

ヒロ「ちがいますよぉー。
   ほら、子どもにはよくあるでしょ?空想の世界に入り込んじゃって、
   ヒーロー・ヒロインになりきるという…。」

くま「おぉー、それなら昔、オレにも覚えがあるぞ。」

ヒロ「この女の子、ひまわり畑のお姫様で、向こうから近づいてくる王子様に
   微笑んでいるのです。」

くま「王子様ねぇ…。今一番トレンディな王子様は、ハンカチで汗をふきふき
   やって来るぞ。」

ヒロ「いいですねぇ。ところでくまさんの子ども時代はどんなヒーローになり
   きっていましたか?」

くま「ふっふっふっ。そりゃもちろん凶悪な怪獣になって、地球征服だぜ。」

ヒロ「…やっぱり。…」

浴衣の女

2006-08-23 05:42:00 | イラスト
ヒロ「どうですか?残暑厳しい折、涼しげな絵を選びました。
   画材はペンと水性色鉛筆です。」

くま「何か暗いなぁ。表情も背景も。」

ヒロ「そーかなあ。ミステリアスな感じを出したかったのですが。」

くま「それにこの女、ぜーったい何かを企んでいる顔つきだぞ。」

ヒロ「企んでいる…って、いったい何を?」

くま「…あと30円値上がったら、あの株は売りね…
   そんなところかな。」

ヒロ「聞くんじゃなかった…。」


さまよえる魂?

2006-08-22 17:06:49 | イラスト
ヒロ「はじめまして、ヒロと申します。
   オーナーのくまこと森野くま吉さんと共にゆるゆると続けたいですねー。
   あ、あのっ、くまさん寝てないで起きてくださいよー。」

くま「ん?あぁ?まったくイラスト1枚アップするのに何時間かかってるんだ?
   …ところで、初投稿のコレ、いったい何?」

ヒロ「えーっと、初めてエアブラシ使った思い出の作品で…。
   テーマは…さまよえる魂とでもいいますか…。」

くま「どおりで絵が荒っぽいと思った。
   なんかフラフラと自信なさそうな魂で、お前さんの心境そのままだな。」

ヒロ「ははは…。結局エアブラシはモノにならなかったんです。」

くま「おいおい。こんなんでこの先大丈夫か?」