奈良市の歯科医院 森歯科クリニックスタッフブログ

奈良県奈良市の歯科医院 森歯科クリニックのスタッフが歯のことをはじめ、色々なことを書いていきます!

スタッフの南です

2016年12月10日 | スタッフのきまぐれ日記
こんにちは。
あっという間に12月に入って今年も残るところあと少しですね。
あちらこちらでクリスマスの曲が流れており、
飾り付けがとても綺麗ですね♪♪これを見ると冬が来たのを実感します(﹡ˆoˆ﹡)
そしてメルティーキッスの季節がやってきましたね♡
寒くなると限定のチョコレートが色々出てきてついつい買ってしまいます、、(笑)
そんなわけで甘いものを食べることが増えたので、
最近は特に丁寧に歯磨きすることを意識しています。
歯磨きは虫歯や歯周病全ての予防の基本であり、且つ何より効果的だと私は考えます。
歯磨きがしっかりできていなければ、いくら歯科医院で治療を行っても、
また繰り返し繰り返し虫歯ができてしまい、なかなか治療が終わりません。
なので今日は歯磨きについて基本的なことをお話ししようと思います。

まずは、できるだけ朝、昼、夜に歯磨きをする習慣をつけましょう。
最低限、朝と夜は必ず磨きましょう。
ポイントは、食後30分以降に歯磨きをすることです。
食べた後は少しでも早く汚れを落とした方が良いのでは??
と考える方も多いかと思うのですが実はそうではないのです。

食事中は虫歯菌が食事から酸を産生し、口の中全体が酸性に傾きます。
酸性になった口の中では歯が溶けやすく、弱った状態になります。
食後すぐの溶けやすくなった歯面に歯ブラシをゴシゴシ当てると歯の表面が傷ついてしまうのです。
では、いつ磨くのが良いのでしょうか?
実は口の中から食べ物がなくなった後、
約30分ぐらいで唾液(つば)が食事中に溶けてしまった歯を再石灰化し
、元に戻してくれるのです。
さらに酸性に傾いたお口の中も中性に戻す働きがあります。
なので、その後に歯磨きをした方が歯を傷つけにくいということです。
唾液にはそのようにお口の中の環境を良くする力があり、とても大切なものです。
しかし経年的なものや、お薬などによって唾液量が減ってしまうと虫歯ができやすくなる場合があります。
また、普段から口呼吸をしていると、口の中が常に乾燥し、唾液の力が及ばくなることもあります。
同じような話は睡眠時にも当てはまります。
唾液の量というのは1日の中で夕方が1番多くなり夜に向けてどんどん分泌量が減っていきます。
特に明け方が1番少なく、また徐々に量が増えていくのです。
なので、夜寝るときにはお口の中へ唾液が出てくる量がグッと減ってしまうのです。
唾液が減るということは歯の再石灰化が起こりにくくなるということです。
汚れが多くついた状態で眠りにつくと、昼間の何倍も歯が溶けるリスクは上がります。
つまり虫歯になりやすいのです。
唾液の仕組みを知った上でも夜の歯磨きがとても重要だということがよくわかりますね。
出来る限りお口の中がきれいな状態で気持ちよく眠りにつけるように夜は特に丁寧に磨きましょう\( ˆ ˆ )/♡

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