行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2012年1月20日(金)の日記

2012年01月20日 | 日記

東京で35日連続で乾燥注意報が出ていたそうだけど、さすがに本格的な雨になって注意報も解除された。でも、冷たい雨。午後にネットのニュースを見たら、練馬区の公園は地面が雪に覆われていた。ちょっと内陸へ入るとそんな感じだったようだ。

朝の南行徳駅前。みぞれは混じらず雨だった。

帰宅時間も雨だった。昼間、雪に変わった時間帯があったかどうかは分からない。

晩飯は龍公亭に行く。

肉野菜炒め定食を食べる。ちょっと深めの皿に、炒め汁がたっぷり入った肉野菜炒め。少し煮ものっぽい感じもする。

神楽坂に明治時代からある中華料理店の暖簾分けの店だから、料理のスタイルも個性的だ。

 

チャンネルNECOで1970年代初め頃の円谷特撮作品「トリプルファイター」の放映が始まった。

小学校高学年の頃に見ていた。月~金の夕方の5時半から10分間放映されて、1週間で1エピソードとなる、変身ヒーローものでは珍しい帯番組だった。「トリプルファイター」に続けて5分間番組の「ウルトラファイト」も放映されていた。今回のチャンネルNECOでの「トリプルファイター」は、月~金の5回分をまとめて放映。

見ていたわりに、これまでムックを読んだり、ネットの情報を調べたことがなかった。最初のエピソードで主人公の早瀬三兄妹の出身であるM星のことや、SATという防衛組織の説明がなされた。当時は三兄妹が宇宙人であることは見ていて分かったが、それ以外の設定は詳しく知らなかった。

悪の星デビル星はいろいろな星を侵略して破壊し、地球に逃れてきたそれらの星の宇宙人たちが、地球に魔手を伸ばしてきたデビル星のデビルモンスター(デーモン)と戦うために組織したのがSAT(Space Attack Team)。M星の最後の生き残り3人は、(日本に来たので)早瀬という名字を名乗って、3人でSAT日本支部をやっている。(SATが何の頭文字か、今回初めて知った。)

3人とも変身でき、グリーンファイター、レッドファイター、オレンジファイターになる。

そして3人が合体してトリプルファイターになる。トリプルファイターが出るのは怪人との決戦となる原則、金曜日のみ。


各ファイターもトリプルファイターも光線技などは使わない。やはり低予算の番組だったためだろう。怪人を倒すときの必殺技はトリプルキックだった。
「トリプルキック!」
の掛け声のときは、早瀬三兄妹の声だった。つまり女声が混じっている。

小学生のときは、詳しい設定はあまり気にしないで見ていたが、変身する3人だけで防衛チームをやっているというのは、ずいぶんと便利なものだと思っていた。なぜなら、その頃まで自分が見た変身ヒーローものでは、変身する主人公はその正体を隠しているか、あるいは、限られた人間だけが知っているというのだったからだ。変身するメンバーだけで防衛チームをやっていたら、仲間に正体がばれるのを心配したり、変身中は行方不明になるのを気にする必要がないからだ。

三兄妹でやっているSATは、いわば家族経営の小さな会社みたいなものだろう。あとは、基地の面倒を見たり、データ分析をやったりするブルコンというロボット。雇われ総務担当といったところか。

そして、早瀬三兄妹と知り合いで、基地に出入自由なあつし少年がいる。「ウルトラマン」のホシノ少年のようなものか。

変身ヒーローが正体を隠すのは、元祖特撮ヒーローのアメリカの「スーパーマン」がそうだったためだろうと思う。

ところが、先週から日本映画専門チャンネルで始まった「スーパージャイアンツ」を見ると、なんと正体を全然隠さない。これまで、写真や断片的な映像で、主役の宇津井健の全身タイツ姿とスーツ・ネクタイ・帽子姿の両方を見たから、ふだんは地球人名を名乗って生活し、戦うときに変身するのではないかと思っていた。スーパーマンがふだんはクラーク・ケントと名乗って新聞記者をやっているように。

だけど、スーパージャイアンツは全身タイツのときもスーツ・ネクタイ・帽子のときも、スーパージャイアンツと名乗り、大勢が見ている前で変身するのもいとわない。これほど堂々と行動する姿には、清々しささえ感じた。クラーク・ケントはめがねを掛けてスーパーマンの顔を一応は隠しているが、スーパージャイアンツはめがねなどしないから、正体がバレバレということもあるわけだが。

すると、昭和40年代前半の宇宙から来た少年ヒーローもののアニメ主人公たちも、特に正体を隠していなかったのを思い出した。彼らはスーパージャイアンツの流れを汲んでいるのだと思えてきた。

 

ここまでの日記を書いて、今日はそのあとダンベルエクササイズ。上半身メニューをやる。