行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年7月26日(日)の日記

2009年07月26日 | 日記

今日も南風が少し強くなったことはあったが、昨日ほどではなかった。

午前10時ごろの南行徳駅前。昨日の日記に載せたのと同じ場所から。

今日は上空はほとんど雲がない快晴。気温も湿度も上がって、梅雨明け10日によくある暑さ。気象庁は関東の梅雨が明けているのか、そうでないのか悩むだろう。

銀座一丁目の銀座テアトルシネマに映画を見に行く。

湖のほとりでという作品。

非常に評判がよくて、しかも関東では今のところ銀座テアトルシネマでしかやっていないので、満席状態が続いているらしい。銀座テアトルはネット予約できるようになっていたので、昨日の朝11時ごろに予約した。画面に座席図が表示され空席をクリックして選ぶ方式だが、その時点-今日見た11時5分の回の約24時間前-で座席全体のパッと見で8割方が埋まっていた。ネット予約の対象外の窓口販売分の座席もあるらしいが、それがどこか画面では分からない。でも、ネット予約対象の6割、7割ぐらいは埋まっていたのではないかと思う。

「湖のほとりで」という一見、ロマンチックなタイトルだけど、湖のほとりで若い女性の死体が発見されて、その事件を捜査して行く警部が主人公という話。話が進むにつれて、誰もみんな怪しいと思えてくるが、さらに追求して行くと一人一人の心の中に抱えた苦しい秘密にだとりつく。女性を殺した犯人は分かるが、それによってすでに事故として処理されていた出来事に実は事件性があったことが明らかになる。

舞台が小さな村で濃密な人間関係がある場所ということなので、横溝正史作品の「八つ墓村」や「悪魔の手毬歌」に出てくるような、どろどろとした雰囲気の日本の山村をイメージしてしまう。だけど、これはイタリアの映画。村は北イタリアだから、アルプス山脈に近い風光明媚なところにある現代の村で、大きな体育館などの公共施設もあり、携帯電話もちゃんと通じる場所。主人公の警部が金田一耕助のごとく複雑に入り組んだ謎を解き明かすのとは違う。でも、見ているとしだいに、警部が村の人々に対するカウンセラーのように思えてきた。

人々が家族間や親子間でも明かせないような秘密を徐々に打ち明けていくのは、非常に重い気持ちにさせる。そして、警部の妻は若年性認知症になり、娘にショックを与えないように会わせないでおいたが、まだまだ子供だと思っていた娘が父親が気付かぬうちに病気の母親を受け入れるまで成長していた。このラストで陰鬱な物語に救いがあった。

 

映画を見終わったら午後1時少し前。中央通りは歩行者天国になっていたが、太陽がじりじりと照りつける時間は、そんなに人通りが多くはならない。混むのは午後3時ぐらいからだろう。

銀座で映画を見終って昼飯時で、しかも夏の暑い日となると、飲んだ翌日だけどやっぱりビアホールに行きたい。それで、地下鉄銀座駅の切符売り場のところから、銀座コアビルへの通路途中にある銀座ライオンのビアパブ ブラッスリー・レオへ。

エビス樽生の中グラスを注文。前にも飲んだけどこいつはおいしい。つまみにソーセージの盛り合わせ

ランチだからそんなに飲まない。ソーセージを食べ終わったらランチメニューからハヤシライスを注文。ビールはもう1杯で、今度はエビス樽生とエビス黒生のハーフ&ハーフ。

ランチメニューにはドリンクが付く。アイスの紅茶にする。

ライオンのビアホールの銀座五丁目店はビルの地下1階にある。ブラッスリー・レオは地上と地下1階との中2階となる場所。今日、座った席の後ろの窓からはビアホールが眺められた。

前に夜にビアホールに入ってチキンライスを頼んだら、これが2人前ぐらいあった。複数人で取り分けて食べるためのものだったようだ。それで、今日はビアホールのほうはやめておいた。ところが、店を出て銀座駅の改札へ行く途中、ビアホールの入口を見ると、ランチメニューがいろいろと出ている。ランチなら1人でも多すぎないメニューがちゃんとあったのだ。じゃあ、別の機会に入ってみよう。

帰ったら午後3時ごろ。適当に音楽をかけてウトウトしながら聞く。昼間飲んだから晩飯はコンビニのチャーハン弁当で軽く。

昼に飲んだせいか、いつもは週初日に感じるだるさが、早くも今日の夕方ぐらいから出てきた。じゃあ、この日記も早くつけて、早く床に入ったほうがいいだろう。