行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2009年5月30日(土)の日記

2009年05月30日 | 日記

今日も梅雨の走りのような天気なので、洗濯は土日で半分ずつやって脱衣場干し・除湿機速乾モード乾燥。 

スタートレックの最新映画「スター・トレック」は昨日から公開されている。妙典のワーナーマイカルでもやっているが、同じところでばかり見るのも面白くないので今回は木場の109シネマズへ行く。

映画を見る前、木場駅を降りて駅前のなか卯で昼飯。

海老かきあげ丼ざるそばを食べる。

そして深川ギャザリアへ。

イトーヨーカドーの中にある109シネマズへ。座席は昨夜、ネット予約しておいた。

109シネマズの座席は、中肉中背の自分はちょうどうまく収まるので気に入っているが、このロビーの造りもなかなか好きなほう。

さて、映画のスター・トレック

まず、気になったのはタイトルの表記。「スター」と「トレック」の間になかぐろ(「・」)が入る。今回の映画から急に入ったのかと思ったが、DVDの発売元-CBSパラマウントの公式サイトを見ると過去作品も含めて、みんな、なかぐろ入りになっている。

でも、これまでのテレビシリーズも映画作品も放映・公開時に「スタートレック」の文字が入ったものは別になかぐろ入りではなかった。これはどうしたことだろう。”大人の事情”というものがあるのかも知れないが。

さて、この”なかぐろ”版、満足できた。予告編をあわせて2時間あまりの上映だったが、バトルアクション映画としても息を着かせぬ展開で退屈なところはなかったし、これまでのテレビシリーズ(アニメ版も含めて)、映画版すべてを見ている人間も裏切ることのないものだった。

「リ・イマジネーション(再構築)」と謳い、登場人物も新しい俳優になっていることを事前にアピールをしているので、これまでの作品の延長上にあることを期待していってがっかりするようなことはない。むしろそのアピールで、これまでの作品と全く別の作品世界として作られたのかと思っていたのだが、実は同じ作品世界で密な関係があったのには驚いた。(ネタばれになるが)これまでの映画版の最終作「ネメシス」のさらに後の時代と、最初のシリーズの主人公カークが生まれる時間がつながってしまい、そのために別の時間軸が生まれることになったという話。スタートレックらしいと言えば、確かにそうだ。そうした造りなので、過去作品との整合性もちゃんと取っている。細かいところまで見ていけば、突っ込みどころも出てくるかもしれないが。

もし、今後もスタートレックの劇場版が作られるとしたら、新しい時間軸上の物語になるのだろうという気がした。「ネメシス」で敵対していた惑星連邦とロミュランが和解し、そして友好関係になっていきそうなラストが描かれたが、今回の作品で、その先にはロミュランにご愁傷様な未来があることになってしまった。だから、過去作品と同じ時間軸上で続編を作っても興醒めになってしまうだろうからだ。いや、これは、これまでの作品の続きとなる話はもう作らないという製作者側からの意思表示かもしれないと思った。まあ、さらにもっと先の未来の時代の話なら、いつか作られることがあるかも知れないが。

あとは細かいことだと、TVの「エンタープライズ」は時間軸が分かれる前の時代が舞台の作品。モンゴメリー・スコットのセリフで「アーチャー提督の犬」が出てきたときはニヤリとした(それと、ラストの車椅子に乗ったパイク船長もにやりとした)。今回の続編が作られたら「エンタープライズ」から誰かが登場する可能性はある。地求人なら年老いた姿か映像記録中の人物か、あるいはカークたちがタイムとラベルして過去に行ってとかで。地求人より長寿という設定のバルカン人ならトゥポルあたりが出てくることも期待できる。今回、未来のスポックが登場したのも(これもネタばれか)その設定による。

日本のウルトラシリーズだと、新しい作品に過去作品の出演俳優が全然関係のない役で出ていたりする。これはファンサービスのためかもしれないが、そうした出方も考えられる。でも、スタートレックではそのような出方は、ざっと振り返っても思い出すものはない。やはり出るなら同じ役ということになるだろうか。

それと気になるのは、もしDVD用などで日本語吹き替え版が作られることになったら(もしかしたら、もう作られているのかもしれないが)、役名はどうなるのかということ。

スコットは、最初のテレビシリーズの日本語吹き替え版が作られたときは、「スコット」と「スポック」が紛らわしいとかで、「チャーリー」という名前になった。それの一体どこが紛らわしいのか自分の年代の感覚では分かりにくいが、昭和40年代の前半ぐらいにある程度の年齢だった年代の人は、英語は(それもネイティブの発音ではなくカタカナにした言い方でも)聞き分けにくかったり、うまく発音できない人が多かったようだ。「シミュレーション」を年長のアナウンサーがうまく言えないので、かなり長い間、テレビ番組では「シュミレーション」という言い方もなっていたことがあったりした。

そのスコットだけど、TVの「ザ・ネクストジェネレーション」にゲスト出演したときには「チャーリー・スコット」となっていた。吹き替え版が作られたら、これで行くのか、それともモンゴメリー・スコットなのか。

ほかにも、これまでの作品では、
・スールー → カトウ(加藤)
・ウフーラ → ウラ
だったが、こちらについてもどうだろう。

 

夜は焼鳥の耕に行く。

最初は生ビール。お通しはイカの煮物

まずは焼鳥。ねぎま、砂肝、皮、ささみわさび

今日は地酒が何種類かあったので、飲むことにする。

まずは上善如水。15年ぐらい前にブームになったし、自分も当時はまった酒。たまに飲むのはいい。食べるほうは牛サーロインの串焼きを2本。1本250円と手ごろな値段だった。

次はたこ刺し。2杯目の酒は八海山の吟醸。

そして野菜類でせり

地酒を2合飲んだあとはレモンサワー。食べるほうの締めは稲庭ざるうどん

さて、やっぱり明日も梅雨の走りかな。