2012年10月上旬 薬師岳
ルート(1日目):折立→(4時間)→太郎平小屋→(20分)→薬師峠→(2時間30分)
→薬師岳→(1時間30分)→薬師峠
歩行時間:8時間20分
ルート(2日目):薬師峠→(3時間30分)→折立
歩行時間:3時間30分
交通アクセス:自動車同乗
使用装備:テント一式、ストック
表銀座の反省を生かし、今回は厚い寝袋を購入した。
この時期のテント泊は、とにかく寒さ対策が重要なのだ。
さらに、消化の良い食事を心がけ、今回はおかゆを多めに持参した。
標高2000mを超える薬師峠のテン場で、自らの体を使って
寒さ対策を試みる。
百名山の薬師岳への最短ルートは、折立からのアプローチ。
しかし、有料道路を使うため、確か1500円くらい取られます。
さらに、有料道路は開通時間が限られているため、事前確認をお忘れなく。
紅葉の色づき具合としては、まずますといったところ。
太郎平小屋までの道は、穏やかな道が続きます。
秋の雲は、とにかく見ていて面白い。一日中ぼんやり眺めても飽きない。
薬師がその姿を現す。まだまだ先は長いです。
穏やかな稜線。槍・穂高とは対照的な岩山です。
特別天然記念物「薬師岳の圏谷群」
テン場の水場、トイレはきれいに管理されていました。
二日目早朝。雲は多いが、それがまた良い味となる。
北アルプスの女王と呼ばれる薬師岳。
その名前の由来は恐らく、穏やかな山容と寛大な表情にあるのでしょう。
エキサイティングな穂高に対し、癒される薬師、そんな印象でした。
肝心の寝袋の効果は抜群で、―10℃対応寝袋は十分な暖かさでした。
暖かい寝袋の中で目覚め、外に顔を出すと、紅葉の森が出迎えてくれる、
素敵な山旅になりました。