里の家ファーム

すべて無農薬・無化学肥料、不耕起栽培の甘いミニトマトがメインです。完熟したミニトマトから作る無添加ジュースは逸品です。

出るわ出るわ、安倍疑惑。

2017年03月21日 | 社会・経済

 週刊現代 2017.3.21

第二の森友学園か!?淡路島「ウワサの土地」と安倍首相との関係
「親友」の学校法人が有利な条件で…

   安倍総理の熱烈な支持者や、親しい友人になれば、どんなムチャな要望も通ってしまうのか―国民の間に今、そんな疑いが広がっている。新たに疑惑が浮上したのは、誰あろう総理の「親友」だ。

アッキーとも仲がいい

   田んぼの中に民家とため池が点在する、淡路島南部ののどかな町、兵庫県南あわじ市。郊外の小高い丘を登ってゆくと、ガラス張りの建物が突如現れる。門扉には何も書かれていないが、何かの銘板が外された痕がある。

建物に目を凝らすと、壁面に溶け込むような目立たない白い文字で、こう書かれていた。

〈吉備国際大学〉

この物件こそ、安倍総理の「親友」、加計孝太郎氏がトップを務める学校法人加計学園グループが、他の民間業者を差し置いて、'12年に「タダ」で建物ごと手に入れたもの。詳細は後述するが、土地・建物をあわせた評価額は30億円近い。森友学園の8億円引きとはケタがひとつ違う――。

   次々と新たな疑惑が噴出し、第一報から1ヵ月が経っても鎮火しそうにない、森友学園スキャンダル。関与を疑われた安倍総理は、野党の追及に対し「私がかかわっているかのような印象操作はやめろ」の一点張りで、苦しい弁明を続けている。

しかし、怪しいのは森友学園だけにとどまらない。こちらの記事(「妻・アッキーの森友学園スキャンダルで安倍「退場」の大ピンチ」)でも報じた通り、加計学園グループにも疑惑の目が向けられているのである。今回、複数の公有地が「格安」どころか「タダ」で同グループに提供されていることが、取材によって明らかになった。

   安倍総理と加計氏は、第二次安倍政権発足以降、ゴルフを4回一緒にプレーし、判明しているだけでも10回食事を共にしている。なお、うち3回は昭恵夫人同席だ。

両者の交友は、30年以上前にさかのぼる。自民党ベテラン議員の証言。

「安倍総理は大学卒業後、アメリカへ留学した時に加計氏と知り合ったと聞いています。加計学園が運営する大学に千葉科学大学(銚子市)があるのですが、この開学記念式典('05年)、そして10周年記念式典('14年)に総理は出席し、『私と加計さんは、どんな時も心の奥でつながっている腹心の友』とまで話している。

   同大学は、日本初の『危機管理学部』を開設したことで有名。拉致問題に熱心な安倍総理が『これからは日本にも危機管理のプロが必要だ』と公言していたのと関係がある、と見る向きもあります」

昨年5月、加計学園グループの学校で最も歴史が古い大学、岡山理科大学の新校舎が完成した際には、安倍総理はビデオレターで祝辞を寄せた。

一方、昭恵夫人は加計学園の運営する神戸市の保育施設「御影インターナショナルこども園」で名誉園長に就任。森友学園の「瑞穂の國記念小學院」では名誉校長だったが、よく似た話である。

市長の完全なトップダウン

   さて、安倍総理・昭恵夫妻と加計氏の親密ぶりをお分かりいただいたところで、冒頭の「疑惑の物件」に話を戻そう。

この場所には、もともと兵庫県立志知高校があった。同高校は、生徒数の減少のため'09年に廃校となり、市内の高校と統合。その後、大阪府に本社があるパチンコ機器メーカーA社が「跡地を買って、工場か倉庫を建てたい」と手を挙げた。同社の関係者が明かす。

「最初は、南あわじ市の担当者が『産業誘致をしたい』という話をウチに持ってきたんです。実は、ウチの社長は南あわじ市の出身で、以前にも『地元に貢献したい』と市内に工場を建てている。その時は、60人の職員採用枠に550人も応募があったので、市としてもその実績を買ってくれたんだと思います。

   市の担当者とは、電話も含めて20回以上相談をしました。向こうは税収と雇用の確保が目的ですから、目標の取り決めもした。購入金額は、上物を壊して工事をすると5億円くらいかかるので、こちらからは『まずは1億円からで、いかがでしょうか』という希望を出していたところでした」

   跡地の広さは、運動場を含めておよそ5.5ヘクタール。評価額は、土地がおよそ10億円、建物がおよそ13億円、そのほかの設備や植栽なども含めれば、しめて30億円程度になる。

   A社が希望した1億円という買い取り金額も高いとは言えないが、購入後に必要となる工事費がある程度評価額から割り引かれることは、森友学園の件でも周知の通りだろう。

ところが、A社と市の交渉が続いている最中に、信じられないことが起きる。'1110月、地元紙の神戸新聞がいきなり、

〈南あわじ・志知高跡地の大学誘致 吉備国際大を候補に〉

と報じたのである。前出のA社関係者が続ける。

「われわれも新聞を読んでびっくりしました。直後に、市の担当者から電話があって『今回の件はなかったことにしてください』と。それっきり、謝罪も何もないですよ」

   吉備国際大学は、加計氏の姉・美也子氏が理事長を務める、加計学園グループの学校法人順正学園が経営する大学で、主なキャンパスは岡山県高梁市にある。当時の中田勝久・南あわじ市長と順正学園は、'11年春から水面下で交渉を始めていたという。

完全にトップダウン、急転直下の決定だった。

補助金をもらいまくり

   岡山の大学のキャンパスが淡路島にできるという点からして、まず首をかしげざるを得ないが、その後も不可解な決裁が続々と下されていった。ある市政関係者が匿名を条件に明かす。

「順正学園に土地をタダで使わせ、建物と設備を無償譲渡して、市が共同で校舎を整備する、という計画書が市長からいきなり出てきた。しかも費用20億円のうち、13億円強を市が負担することになっているうえ、学生が南あわじ市に住民票を移せば、1人あたり30万円まで補助金も出すと。至れり尽くせりですよ。

   計画書に書かれた費用を子細に読むと、『教育・研究設備(図書含む)』に5億円も割かれている。そんなにかかるのか、水増しじゃないか、と訝る声もありました。でも、市議会は自民党が圧倒的多数。市長の言いなりの議員ばかりで、あっという間に通ってしまった」

   高校の建物をほぼ「居抜き」で大学に転用する。リフォーム費用は20億円、ただし13億は市が出す――だから、門扉には高校名の銘板の痕が残っていたというわけだ。体育館や校舎は現在も、ほぼそのまま残っている。

   南あわじ市は、決して裕福な自治体ではない。当時の市税収入は年間およそ60億円。土地と建物をタダで提供するばかりか、税収の6分の1以上を順正学園に補助金として「献上」しようというのだから、異論が出るのも当然である。当時、市議会で反対意見を述べた蛭子智彦市議が言う。

「調べてみると、これまでに順正学園は、高梁市で約60億円、系列の九州保健福祉大学がある宮崎県延岡市でも約90億円の支援を受けています。

市長は、『順正学園は経営状況がいい、一流の私学だから心配ない』と言っていましたが、なぜ200億円も資産を持っている学校法人に対して、カネのない南あわじ市が巨額の支援をしなければならないのか。

工事内容についての資料の開示請求をしても、出てこない。税金から補助金を出しているにもかかわらず、その後明細も公開されていません」

'1210月には、物件の返還を求める監査請求が市民から兵庫県に出されたが、あっさりと棄却。新聞記事が出てからわずか1年半後の'134月、吉備国際大学南あわじ志知キャンパスがオープンした。

   しかし、1学年の定員60名に対し、入学者数は初年度56名、翌年50名、その次が49名、昨年が43名と、オープン以降減少の一途をたどっている。ちなみに就職実績は、「十数人は南あわじ市内の企業に入っているらしいが、パートか正社員かよく分からない。1人だけ市役所職員になったと聞きます」(蛭子氏)。

   要するにこの件、経緯が森友学園への国有地格安売却と酷似しているのだ。加計学園や順正学園の系列校の学生が「安倍総理バンザイ」と言わされているわけではあるまいが、物件提供の過程で、有力政治家の関与など何らかの「力学」が働いた可能性も否定できない。市は改めて経緯を明らかにすべきだろう。

   もうひとつ、加計学園への公有地「無償提供」で注目を浴びているのが、愛媛県今治市に開設予定の、岡山理科大学獣医学部の用地である。約37億円相当の市有地が、やはりタダで学園に渡ることが33日の今治市議会で決まり、波紋を呼んだ。

本誌はこの件に関しても、新事実をつかんだ。まず、なぜ加計学園が獣医学部にこだわるのか、その背景だ。ある大学の獣医学部教授が言う。

「業界では有名な話ですが、加計氏の息子さんは鹿児島大学の獣医学科を出て、その後、加計学園系列の倉敷芸術科学大学で獣医学の講師と副学長を兼任しています。今治市に獣医学部新設を申請する前、加計氏は鹿児島大の獣医学部を視察し、『この程度の設備なら私にも作れる』と自信たっぷりに話していたと聞きます」

   加計学園グループの各法人のトップは、ほぼ加計氏の親族で固められている。こうした事情が、加計氏の経営拡大の戦略に影響を与えたのではないか、と勘繰られてもおかしくない。

   「文科省はこれまで、頑なに獣医学部の新設申請を却下してきました。麻生太郎財務相が議連の会長を務める日本獣医師会も、『これは一学校法人のビジネス拡大だ』と猛反対していたのですが、麻生さんもいつの間にか黙ってしまいました。

通常、大学学部の新設には2年はかかりますが、今回は1ヵ月のスピード認可になりそうです」(前出・獣医学部教授)

どう考えても不自然

   一方で、地元愛媛では、ここにきて潮目が変わり始めているという。ある今治市議が明かす。

192億円の施設整備費を市・県と加計学園で折半する取り決めになっているんですが、県議会の自民党が割れ始めていて、『何で何十億円も出さなきゃいけないんだ』という議員が増えている。

もし県議会で通らなかったら大ごとですよ。市長と県知事の間で話はついた、と聞いてはいますが……」

「教育のため」という大義があれば、そうそう他人から疑われることはない。しかし、仮に加計氏や加計氏の姉が森友学園と同様、文句の付けづらいこの大義を利用して、自らの利益のために動いているのだとすれば、教育者としてきわめてレベルの低い行為だと言わざるを得ない。

下に掲載した写真をご覧いただきたい。

以前、昭恵夫人は加計グループの学校を訪れたことがある。'131115日、系列校の倉敷芸術科学大学の式典に出席した時の様子がこの写真だ。昭恵夫人の右に立っているのが、加計氏その人。

この時も、昭恵夫人には秘書が公費で随行していたはずである。やはり、徹底的に調査のメスを入れるしかない。

「週刊現代」2017325日・41日合併号より

ジャンル:
ウェブログ
コメント (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「テロ等準備罪」を新設する... | トップ | 「森友問題」?「安倍問題」... »
最近の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今晩は (爺爺Masahi)
2017-03-21 19:24:32
mooruさん、今晩は。

ご無沙汰しております。

この記事、勝手にリンクさせて頂きました。

事後承諾で申し上けありませんが、
 宜しくお願い致します。

では、また。         敬具。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。