しばらく離れていた海に気後れしながら小手調べ、
4月というのに初夏のような陽気の三河湾に出ました。
“デンマークの貴婦人”Nordic Folk 25と連れ添って出航。
気温、風速、波、諸々が余りにも快調、整いすぎて戸惑いすら覚えます。
同じマリンクラブの30ftを超える大型艇追走の姿。
Tsuboi IMS 10.3が挨拶の掛け声を発し、
目の前で鮮やかにジャイブしたとたん、
船上から 「わぉ!」「きゃーっ!」っと楽しげな悲鳴。
目を凝らせば子どもの姿がまさに海面すれすれ。
船底をあらわにし、颯爽と方向転換していくさまはアトラクションのようでした。
夕凪を機に帰港したあとも、ほどほどの日差しのぬくもりと
少しひんやりとした海風に、
そのまま身を託していたい様な心地です。
ことさらに理由や目的をしつらえるわけでもなく、
日々の憂いや諸事雑事を抱えながら、浅慮迷想、
心身のストレッチにおとなう場所となります。(R)