五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

あの頃ペニー・レインと

2017-07-22 23:55:38 | 映画

1970年代に活躍したロックバンドのスター達の訃報が相次いで届くのが寂しい今日この頃。
オ-ルマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンが2017.5.27、
イーグルスのグレン・フライが昨年2016.1.18に死去した。このふたりにも関わりが深くて
ロック・ジャーナリズムに挑む少年ライターの青春を描いた史実にも基づく素敵な映画。

あの頃ペニー・レインと Almost Famous (2000・米)
製作・脚本・監督:キャメロン・クロウ 出演:パトリック・フュジット、
ケイト・ハドソン、ビリー・グラダップ、フランシス・マクドーマンド

ものがたり:15歳のウィリアム(P・フュジット)はrollingstone誌の記者に抜擢され
ロック・ジャーナリストとして、人気急上昇中のバンド:スティルウォーターのツアーに
密着取材することになった。彼はそこでペニー・レイン(K・ハドソン)と出会い、恋心を抱く
ようになるが、彼女はバンドのギタリスト、ラッセル(B・グラダップ)と付き合い始める。

監督のキャメロン・クロウは、実際に15歳でローリング・ストーン誌のライターだったので
1973年頃、上り調子のロックバンドの状況がリアルに感じられる(当時のヒット曲が多く
流れるし選曲が抜群)。映画&ロックファン共に大いに楽しめる青春ロック映画の傑作だ。

レッド・ツェッペリンのナンバーが一番多く流れたのかな?ZEPファン必見(笑)
エルトン・ジョンの2曲(Tiny DancerMona Lisas and Mad Hatters)の使い方がいいね!
特にツアー・バスの中で歌われるTiny dancerには泣ける。エンド・ロールにビーチ・ボーイズ
”時の流れ Feel Flows”が流れるのが余韻に浸れていい。最後まで集中して観ていれば音楽が
終わった時レコードプレーヤーから針が上がる音が聞こえる。最後の最後まで憎いぜよ。

おっと、バンドのグルービー:ペニー・レイン役のケイト・ハドソンに一言。実の母親は、
ゴールディ・ホーンなんだよね。血は争えないな~、母娘とも魅力的という意味でねっ

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

暁の空中戦

2017-07-16 07:02:00 | 音楽

1966年全米のヒット曲に、シュガータウンは恋の町/ナンシー・シナトラ
ジョージー・ガール/ザ・シーカーズ、グッド・ヴァイブレーションズ/ビーチ・ボーイズ
英国からメロー・イエロー/ドノヴァンなど楽しいアメリカン・ポップスが数々ある中で
ちょっとかわった曲が僕の気をひいた。『暁の空中戦』って何?ってな訳で..。

暁の空中戦/ロイヤル・ガーズメン
Snoopy VS. The Red Baron / The Royal Guardsmen (1966)
オールディーズ好きまたはスヌーピーファンの人なら知っているかな?
“ピーナッツ”の4コマ漫画で人気者のスヌーピーを扱ったノベルティ・ソングです。

スヌーピーファンならおなじみのレッド・バロン(バイク販売の店じゃありません!念のため)
第一次世界大戦で活躍したドイツ空軍の英雄“赤い男爵 Red Baron”こと
Manfred von Richthofenその人だ。空想癖のあるスヌーピーが
第一次世界大戦の撃墜王フライング・エースFlying Aceに扮し
犬小屋の愛機(戦闘機ソッピース・キャメルSopwith Camel)に搭乗し
レッド・バロンと空中戦を繰り広げるというエピソードがある。

この題材をモチーフにノベルティ・ソングにしたのがこの曲で全米2位の大ヒット。
歌詞にこの空中戦を盛り込んで文字通りドッグ・ファイト!という楽しい曲です。(笑)

このアルバムはこのタイトル曲を含む彼らのファーストで、ほとんどがカバー曲。
ちょっとマイナーだけどヒット曲が数多く歌われています。気楽に聴けていいよ~ん。

ハリウッド・アーガイルズ(全米3位)のAlley-Oop(1960年)、”Wooly Bully”で有名な
サム・ザ・シャムとファラオズの“赤ずきんちゃん(Li'l Red Riding Hood)”(同2位1966年)
ザ・マラソンズ(同20位)のPeanut Butter(1961年)、ザ・キングスメンの
Jolly Green Giant(1964年)、ジョニー・ホートンの“ニューオーリンズの戦い”(1959年)
ジーン・ピットニー(同4位)の“リバティ・バランスを射った男”(1966年)。そして、
ボ・ディドリーが2曲(Road RunnerBo Diddley)に隠れた名曲がBaby Let's Waitだ。
ヤング・ラスカルズのファーストにもさりげなく収録されている目立たない佳曲だよ!

スヌーピーの犬小屋が戦闘機にかわるようにベトナム戦争が激化する前の
アメリカン・ポップスは夢があっていいよな~。
夢見る頃をとうに過ぎた男の空中(Web)戦でした。あつ~!暑さに撃墜、以上これまで。

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

バイ・バイ・ベリー

2017-03-19 21:03:33 | 音楽

伝説的ロックンロール・ミュージシャンのチャック・ベリーが亡くなった。享年90歳
”ロックンロール”とほぼ同義語化している”チャック・ベリー”はロックミュージック
の偉大な創始者たちの一人で、とりわけその影響力は計り知れない重鎮でした。
今日は一日中、彼の作り上げた偉大な音楽を聴きながら哀悼したい。

ザ・チェス・ボックス / チャック・ベリー
The Chess Box (1988) / Chuck Berry
C・ベリーがチェス・レーベルに残した主要な71曲を3CDへ収録した優れたセット。
年代順に整理され収録されているので、彼の足跡を追うのにピッタリなもの。

ビートルズ、ストーンズ、ビーチ・ボーイズやエルヴィス、スプリングスティーン・・・
みんな彼の書く曲、ギター・サウンドを手本に真似して焼き直し進化させていった。
このBOXセットの解説に載っていたチャック・ベリーを讃えた言葉を最後に贈り、
感謝とともにさよならを言おう。

『ロックンロールのハートと、その抑えがたいビートに最大の貢献を果たした男』へ
BYE  BYE BERRY ! (Bye Bye Johnny)

  R.I.P. Chuck Berry (October 18, 1926 – March 18, 2017)

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

フォークとサイケの間で

2016-03-01 00:03:05 | 音楽

なぜか名前を呼ぶのに恥ずかしい?写真家ジャレッド・マンコーウィッツ
Gered Mankowitzがカメラレンズに直接グリースを塗って1966年11月にストーンズの
メンバーを撮った写真を秀逸なアルバムジャケットにした愛らしいストーンズの5作目。

”ビトゥイーン・ザ・バトンズ(Between the Buttons)”/ The  Rolling Stones(1967)
曲目イエスタデイズ・ペイパーマイ・オブセッションバック・ストリート・ガールコネクション
・・・最後の曲まで聴いてもストーンズの知られたヒット曲はない。当時のライバル達の音楽
(ビートルズ『リボルバー』,ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』,ボブ・ディラン『ブロンド・オン・
ブロンド』)に刺激されフォーク・ロックとサイケデリックが陽気に同居した作品になった。

1967年の英国製ポップ・ロック(当時の音)の流行りものを取り入れたのでしょう。よって
ローリング・ストーンズが演るにしては、可愛らしいという印象をうけます。ストーンズTOP5
アルバムには選ばれなくても、ベスト10には滑り込ませたい愛しいアルバムなのです。

オリジナルアルバムは、タイトル・ロゴとグループ名がチャーリー・ワッツのジャケットの
ボタンの中に2つ小さく描かれており、洒落ています。僕が持ってるドイツ再発盤には
右上にも大きなロゴがある。ついでに廉価盤シールが左上にも貼ってありますが。(汗)

"Between the Buttons"っていうのは英国では『考え中』という慣用句でもあるらしい。
チャーリー・ワッツがアンドリュー・ルーグ・オールダムに「次のアルバムのタイトルはどうな
るのか」と聞いたところオールダムが「まだ考え中(Between the Buttons)だ」と答えた。
それが後にアルバムタイトルを決める段になって、これが洒落で本決まりになったらしい。

しかし、なんだね。ジャケットをみる度思う。ブライアン・ジョーンズはレコーディングで疲れて
いたのかジャケットの顔はまるで幽霊のようで、後の事件のこともチラッと考えてしまう。

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

My Back Pages

2013-10-26 13:01:06 | 音楽

台風一過の今日は、青空が清々しい。ディランのブルーがバックのアルバムが聴きたくなった。
BOB DYLAN'S GREATEST HITS VOL.Ⅱ(1971)ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第2集
第1集とかぶらない選曲(今回は、B・ディラン自身の意志も反映している)で、ここでしか
聴けない未発表曲、ライヴ曲やシングルのみの曲を含んでおり、現在でも価値あるベスト盤。

The Byrdsバージョンでお馴染みの”マイ・バック・ペイジズ/ My Back Pages”
ぶっきらぼうなディランのオリジナルの唄が、はげしい雨が降った後の今日は心に沁み入る。
♪  Ah , but I was so much older then, I'm younger than that now ~

それに、このアルバムで特記しなきゃいけないのは、次の未発表ライブ曲なのだ!
明日は遠く/Tomorrow Is a Long Time” これは1963年4月のN.Y.でのLiveから。
この曲には、僕が好きな2つのカバー・バージョンがある。原曲の良さを更に昇華しています。

ひとつは、ディラン自身がカバーされて誇りに思っているエルヴィス・プレスリー・バージョン
1966年の映画「カリフォルニア万才/ Spinout」サントラ盤の埋め合わせ(映画とは関係なく)

ボーナス曲としてひっそりと収録されている。・・僕は、この曲目当てでこのレコードを買った!

もうひとつは、名盤『Every Picture Tells a Story』収録のロッド・スチュワート・バージョン

話は変わるが、洋楽ロックを好きになって何十年もたつ。その時々・流行りの曲も気に入り
ご機嫌になって、あれこれCDなんぞかける。しかし終いには、ビートルズ、ストーンズ、ディラン、
エルヴィス、ビーチ・ボーイズなんかを聴きたくなちゃうのは、なぜでしょうね。

It's All Over Now, Baby Blue

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

Summer Days

2013-07-28 00:05:05 | 音楽

夏は、昼夜通してビーチ・ボーイズだ!

 前回の予告どおり、大好きなビーチ・ボーイズの  夏アルバムVol.2 いってみよう。
サマー・デイズ " Summer Days [And Summer Nights!!]” / The Beach Boys (1965)
秀作“ TODAY ! ”(1965)の次に発表された。当時、年に3枚ずつLPを作っているのが凄い。
ブライアン・ウィルソンがノイローゼになるのも無理はない、忙しくてライブに参加しなくなるのだ。

フィル・スペクターの傾倒ぶりも拍車がかかり、素敵なカバーをものにしている。
Then I Kissed Her (あの娘にキッス)オリジナルは“Then Her Kissed Me” The Crystals !!
The Ad-Libsの“ The Boys from New York City ” を男女を変えて作った返歌
The Girl from New York City (ニューヨークの娘)も、なかなか面白い唄です。

純粋なオリジナルでは、POPで強力な大ヒット曲が2曲
Help Me, Rhonda (シングル・バージョン)全米№1と California Girls 全米№3
アホっぽくてグラマラスなデヴィッド・リー・ロスのバージョン(1985年全米3位)も好きで~す。
そして 次なる傑作“Pet Sounds”(1966)につながる曲 Let Him Run Wild が”カッケー!”
     ・・・サマー・デイズは、はじまったばかり ・・・    
皆様の夏の恋がうまく行きますように!   Summer Means New Love  (恋の夏)
そして 素敵な夢がかないますように!!   And Your Dream Come True

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

All Summer Long

2013-07-21 00:03:53 | 音楽

学生諸君は、いよいよ夏休み (うらやましいゾ)
♪ 麦わら帽子は もう消えた~ たんぼの蛙は もう消えた ・・・

夏だ!海だ!ビーチ・ボーイズだ!ってな訳で 夏が来れば思い出すアルバム。
オール・サマー・ロング All Summer Long / The Beach Boys(1964)

大ヒット・シングル曲 アイ・ゲット・アラウンド I Get Around (全米№1)
映画『アメリカン・グラフィティ』を思い出すタイトル曲 All Summer Long
ブライアン・ウィルソンのファルセット・ボイスに魅了される
  ハッシャバイ Hushabye と ウィル・ラン・アウェイ We’ll Run Away
爽快なハーモニーにうっとりしてしまう名曲バラッド
  ウェンディ Wendy と 浜辺の乙女 Girls on the Beach

どの曲も心地いいフィル・スペクターを意識したコンセプト・アルバムは最高!
大好きなBB5の傑作・夏アルバムvol.1だ。(***次回 Vol.2 Up予定)
♪ 夏が来れば思い出す~ はるかな尾瀬 遠い空 ・・・

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

クリスマス・パーティー

2012-12-11 06:58:55 | 音楽

クリスマス・年末が近づき忘年会・Xmas会が続く季節です写真の包みはパーティ戦利品
何かな~?さて皆様いかがお過ごしでしょうか。楽しい夜を演出するXmasコンピレーションCD
近年のお気に入りはエルトンのクリスマス・パーティーElton John’s Christmas Party (2005)
エルトン・ジョンが選曲した21曲(75分!)で、皆様 Xmasの楽しいひと時を過ごしましょう。

E・ジョンのロックン・ロールで大騒ぎ(Step Into Christmas)にはじまりイーグルス、ザ・バンド
ビーチ・ボーイズ、B・スプリングスティーン、ベンチャーズ、チャック・ベリー、O・レディング等
ロック系アーティスト大集合で気に入ってます。♪ Marry Christmas Baby
ポップス系では入手困難だった曲;ケイト・ブッシュのDecember will be Magic Again及び
ペット・ショップ・ボーイズのIt Doesn't Often Snow at ChristmasがこのCDに収録された。
各アーティストのファンには嬉しいプレゼントだね。

ジャケットのイラストに描かれているE・ジョンがレコード棚から取り出しているレコードジャケット
(半分で見切れている)
がフィル・スペクターのクリスマス・アルバムなもの愉快デス。
ここから2曲 (" 雪だるま " と" 赤鼻のトナカイ " by ロネッツとクリスタルズ) をNiceチョイス。

最後にハッピー・クリスマス&ハッピー・ニューイヤーということで U2の New Year’s Dayを
選曲。コレ主催者エルトンによるパーティ・ジョークそれともパーティお開き用酔い覚まし曲か?
締めは、御大 Sir Elton自身がジョス・ストーンをエスコートし、しっとりとしたデュエット曲にて
エンディング。・・・ クリスマスが待ち遠しい ・・・ Calling It Christmas !!!

 
       Xmasパ-ティー戦利品 袋の中はマツケンカレーでした!

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

This magic music ... enjoy !

2009-07-17 21:46:29 | 音楽
夏休み突入!・・・学生が うらやましいね。いや社会人だって、3連休のひとが多いのだ。
気分だけも盛り上げてFUN FUN FUN と楽しみましょう!...てな訳で。
毎年恒例「夏だ,海だ,ビーチ・ボーイズだ!まつり」(笑)

The Beach Boys GOOD VIBRATIONS / Thirty Years of The Beach Boys”(1993)
今年は、最高に楽しい5枚組CD-BOXをドーンといってみよう!
ビーチ・ボーイズの歴史を振り返るように年代順に”サーフィンUSA”のデモ・バージョンから
映画「カクテル Cocktail」(1988)の主題歌だった№1ヒット”ココモ”までを4枚のCDに収め
Bous Discに未発表セッションを1枚加えた構成で、120曲以上を収録。

そこの君!ブログなんか書いて部屋にコモってるなんて、もったいないゾ。
この素敵な音楽をラジカセ、車、携帯プレーヤーに詰め込んで素敵な夏を過ごしましょう。
" This magic music...enjoy! - Let's get together and do it again "

♪こんなのを彼女と野外で聴いてると~ぉ なんだか今年は いけそうな気がする~!
・・・あると思います。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

GOOD TIME MUSIC

2009-04-25 07:39:55 | 音楽
ボー・ブラメルズ;1964年にサンフランシスコで結成されビートルズの影響を受け
フォーク・ロック、ガレージ・ロックの先鞭をつけたロックグループ。しかし2曲のTOP40
ヒットを残しそれほど注目を浴びることもなく霧のサンフランシスコに消えていった幻の
グループ "ボー・ブラメルズ" を紹介しよう!

Introducing The Beau Brummels” The Beau Brummels(1965)
彼らのファースト・アルバムで、ポップな傑作。ビートルズ・サウンドが好きな人にウケる
のではないでしょうか。英国のビート・グループにあるようなジャケット、ジョーズJAWSでも
上がったのか?迫り来る波にたわむれるメンバーの写真が愉快。後ろに金門橋
(Golden Gate Bridge)が写ってるのでシスコのグループであることがわかりますね。

哀愁感が漂うハープ(ハーモニカ)が実によい感じのファースト・シングル”Laugh,Laugh”
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのスライがプロディースしたらしいねコレ!わお~。また、
"チョットだけ"日本のグループ・サウンズ(GS)のようなセカンド・シングル”Just a Little”
この2曲だけでも、ちゃんと日本で紹介されていたら大いにウケただろうな~。


僕が持ってるCDは12曲のボーナス・トラック付きでAutumレーベルでの最後のシングル
へたっぴーなビーチ・ボーイズ風コーラスも愉快な”Good Time Music”が入ってるよん。
あの頃の’60年代サウンドに興味のある方へ~”It's So Nice”!(ボートラより 笑)
コメント (6)
この記事をはてなブックマークに追加