「アカガミ」窪美澄
2000年以降に生まれた若者たちの話。
未来というほど遠い話でもないよなぁ、と思うと
現実味を帯びてくる。
起承転まではグイグイ読みましたが結のところは、
ちょっと肩透かし。
もっと絶望的か、もっと希望に溢れているか。。。
どっちかに寄せてほしかった。
あくまでも好みの話ですけど。
ただ、今、現に自治体が婚活事業を主催しているし、
このまま、日本の人口が減り続けていくと
国営のお見合い産業ができても
まったく不思議でない。
恋せよ、若者。
恋愛の煩わしさを楽しめ!お願い。
初読み作家さんでした。
文章の綴られ方は、7割がた印象通りかな・・・
窪美澄 | |
河出書房新社 |