「なでしこ物語」伊吹 有喜
先に返却期限の迫った「地の星」を読み始めて、
20ページほどで、
これは順番に読まないと!と思って大急ぎで購入。
アマゾンありがとう。
凄い良かった。すんばらしくよかった。
たった数ヶ月の出来事なのに、
かの地で過ごす子ども達にとっても、
周りの大人にとっても忘れられない日々であった
ということがよく伝わっってきた。
いろんな言葉に励まされ、
勇気づけられた。「
「自立(自分で立つこと)と自律(美しく生きること)」
「どうしてをどうしたら」
そして「やらまいか」
いい言葉。
大人の都合で子ども達が翻弄されるけれど、
きちんと見てくれている大人もいる。
大丈夫、リュウカイもヨウヨも
青井先生も。きっと大丈夫。
話の中に、時代のわかるテレビ番組(ドリフ)や音楽(オリビア)がでてきて、
するりとその時代にいけた。
男の子なのに女の子の格好をさせられている
リュウカイの話し方が可愛かった。
「俺」というのに「そうなのよ」なんて、時々出てしまうのが超可愛い。
([い]4-3)なでし子物語 (ポプラ文庫) | |
伊吹 有喜 | |
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