月の照る夜に

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「嘘の戦争」8話感想

2017-03-07 11:28:58 | 嘘の戦争

8話は本当に緊迫していて、盛りだくさんであっという間にエンディングになってしまったような気がしました。
でも、その一場面一場面の中身は濃い。

事務所に仕掛けた六車への罠は気がつかれてしまったけれど(彼はどちらかというと頭脳派というより、武闘派だと思ったけれど、野生の勘?笑)、顔写真は撮れたので、浩一はそれを五十嵐に見せ、六車が実行犯かを確認する。 
甲本さん、こういう役うまいなあ~
復讐でいっぱいになっている浩一。剛三へは懺悔と絶望、六車へは傷つけられる人間の痛みと恐怖を教えてやることが復讐。

会長が口にした千葉陽一という名前のことを隆に聞く楓。「楓は何も心配しなくていい、もうすぐすべてを終わらせる」と楓に向ける優しい眼差し。本当に大切に思っている妹。


隆はハルカに会い「浩一の正体はわかっている、テープさえ始末できれば千葉陽一を傷つけるつもりはない。手を貸してもらえないか」と取引を持ちかける。
「このままではあいつは死ぬ・・・」六車に傷つけさせたくないのよね。
ハルカは浩一のことが心配。告白はスルーされちゃった感じになっているけど、「知ってたよ、結局私は、代わりなんていくらでもいる…ただの相棒だって」という言葉は切ないね。
希子ちゃん、「心がポキッとね」でガッツリ共演したけど、嘘~ではお互いに話が出ないなあ~(^^;)

隆は浩一へ話し合いを申し出る。正体を知っていること、詐欺の証拠があることを告げ、「話し合いでお互いに納得いく答えが出たら、黙って楓の前から消えてほしい。楓を傷つけたくない。妹には何の罪もないのだから」
隆の言葉に楓への想いを感じるほど、浩一も失った家族への想いが浮かぶのか、電話を切った浩一の表情が厳しい・・。

飲んだくれてるお兄ちゃん。楓が「父さんと兄さんに一緒に謝ろう」と。
予告で見たのは、父さんと兄さんと一緒に浩一に謝るのではなく、晃兄さんを会長と隆に謝らせるつもりだったのね(私の勘違い)

浩一の事務所を訪ねた隆。
望みは「テープを渡し二科家から手を引くこと、楓には何も言わず姿を消すこと、それだけだ。金は・・君の希望する額は・・」
浩一「金か~何もわかってないなあ 金なんかで話がつくことじゃない。30年前、あんたの親父がやったことに金額なんてつけられない、つけられるわけがないだろ」
「取り返しがつかないことをしてしまった。すまない」と深々頭をさげる隆。
「あんたに謝ってもらっても仕方ない。俺が望むのは会長の謝罪。会見開いて話させろ」
「もう時効だろ」隆さん、それ言っちゃいけない・・
「だから話せるだろ。法的に裁かれることはない」
そう、会長の罪は、家族を殺したことだけでなく、陽一のお父さんに家族殺しの汚名を着せたこと。
「真実を話させろ、話してちゃんと謝罪させろ」浩一の怒りを目の当たりにして言葉を失う隆。会長から話を聞いた時、驚愕しただろうし、殺された家族のことも考えただろうけど、実際その悲しみ、怒りが現実のものとして現れたわけで・・。何も言えないよね。
「何も知らない兄貴にも教えてやれよ」と30年前のOL殺しのことを話しだす浩一に、勘のいい隆。

「何を企んでいる」
公式サイトの「ここをチェック」に書かれていた草彅くんと直人さんの演技。草彅くん、ここの演技プランはリハーサル2度目のソファに座る・・でしたね。

ドアの外には浩一に呼ばれた晃。そして晃だけでなく楓。
剛三のテープを聞かせる浩一。晃と楓を見る隆が切ない。1人で背負ってきて、2人にはずっと隠してきたのに・・
すべてをぶちまける浩一。

隆の表情は、哀しみと絶望と、そして言いようのない怒りも見えるような気がする。
そんな複雑な表情。
楓の涙「私に近づいたのは復讐のため?」
「そうだよ、全部嘘だよ 好きだなんて嘘、キスも嘘、結婚も嘘、全て会長に近づくため」
浩一を平手打ちして泣き崩れる楓を支える隆。

この直前に楓を見つめる隆の哀しい眼が・・(涙)
二科兄弟の楓への心情があふれる場面で、草彅くんも圧を感じたと・・
浩一の気持ちはハッキリは読めないけれど、嘘というのも嘘かな~ やっぱり惹かれていた部分もあると思うけれど、それ以上に怒りの方が大きいのかと。

浩一に殴りかかる晃。「何で何も知らない楓まで巻き込んだ」
「俺の弟も何も知らなかった。なのにたったの5歳で殺された」怒りながら晃ともみ合う浩一。その怒りと悲しみに、晃も隆も返す言葉もない。
隆の目にも涙。
浩一の怒りは当たり前で、でも、事件とは直接関係のない楓を傷つけたことへの哀しみと憤りを隆が感じるのもわかるような気がする。
一方的でないこの感じが、このドラマを深いものにしているなあ。

六車の盗聴器に「お前にも地獄を見せてやる」と叫んで出ていく浩一。残された3人の絶望の表情。哀しいよね。
本当に見ごたえのある場面でした。

ふう・・ここまでで20分しかたってない

六車の正体は元警官。百田はこれ以上は危険だから付き合えないと・・。

五十嵐を呼びだす楓。30年前の事件のことを聞くのだけれど・・あんなカフェで人を殺したとか話して大丈夫?
9歳の時の嘘、悔やんでいるかもしれないけれど、それが彼の命を救ったと・・
あれは嘘をついたというより言わされたんだけど、それが心の底に深き深い傷をつけているのかも。

剛三に「全部晃兄さんにも楓にも知られた」と告げる隆。楓の剛三を見る目が冷たい。
「9歳の男の子から家族を奪って、嘘の証言までさせた。憎まれて当たり前だよ」
「ごめんな楓、全部俺のせいで・・」と晃は土下座するけど、楓の表情は変わらず・・晃兄さんには、会社のことよりこちらの方がキツイんでしょう。先週で終わっていなかった晃への復讐。
「もうやめろって」と抱き起こそうとする隆に「隆兄さんはいつから知ってたの?」
「社長になる時全部聞いた」
「許せたの?父さんのしたこと」
「許すとか許さないとかそういう問題じゃない」
「私は許さない 許せないよ」

剛三の悲しみであふれる表情。市村さん、表情だけの演技です。
楓を追いかけて病室の外に出た隆。浩一の姿を見て
「これが望みか、家族をバラバラにして父に自分の罪を見せつけることが・・」
「甘いんだよ、隆さん 全然足らない。俺が味わった地獄はこんなものじゃない」
草彅くんの表情がいいなあ~
立ち尽くす隆の後ろ姿。

真っ直ぐな楓としては、会長も兄さんたちも許せないんでしょうけど・・。
隆が言った「許すとか許さないとかそういう問題じゃない」というのもわかるような気がする。
全てを聞かされた時に、当然葛藤はあっただろうし、そこを折り合いをつけて、家族を会社を守ろうとしてきたんだし。
社長になったのって、すごく昔というわけではないだろうし、その時点でたぶんもう時効になっていたんだろうし、そこですべてを公にして、会社をつぶすことはできなかったんでしょうね(大勢の社員の生活もかかっている)。さくらちゃんが生まれた頃だったかもしれないし。
正しくないということは十分わかっていて、清濁併せて、業として背負ってきたんだろうし・・。
正しくはないかもしれないけれど、その隆の想いに、楓も晃も守られてきたということはわかってほしいなあ。今まで1人で背負ってきたのだから、様々なことを・・。

ハルカと連絡が取れない。隆と会っていたのを見た百田やカズキは寝返ったんじゃないかというが・・。
六車に拉致されちゃってるよ~ でも隙をみて携帯の電源を入れる。GPSで居場所特定。
廃墟~ 罠だとしても面白いという浩一は、助けに向かう。
さりげなく・・でもないか、いろいろ周りを映していたのは、伏線ね(笑)
浩一が六車を引きつけている間にハルカを助け出すカズキ。
あんなにバンバン拳銃撃っちゃって・・(笑)
階段下に猪や熊に使う罠・・階段にゴミ置いて、そこに下りるようにしてあったのね。
動けないから、浩一をおびき出すようにお喋りになっている六車。浩一のお父さんが証拠を託してた友人がいると・・
三瓶? まさか・・とショックを受ける浩一。
なんと、手で罠をはずしちゃった六車・・恐ろしい~でも、やっぱり頭脳犯ではないから(笑) 残りの弾数えてなかったのか(笑)
ハルカを庇って撃たれる浩一。防弾チョッキ・・六車もわかっていたかな?
カズキ、いい子だね。
ハルカのことは信じていたのね。
「ハルカが電話を返してこないなら、それはできないから。相棒だろ、たった1人の
!」これは嬉しいよね、ハルカちゃん。愛だの恋だのじゃないかもしれないけど、強い絆。
最後はやっぱりハルカとタイへ戻るのかな~

六車は七尾とは密に連絡取ってるのね。
ようやく手術支援ロボットが完成したという隆に「それはおめでとうございます」という七尾の態度が、ちょっと怪しい。
「こんな大事な時に一ノ瀬に邪魔されたら・・」浩一の怒りと悲しみは目の当たりにしたけれど、隆ももう後戻りはできないのね。今は会社を立て直さなくては・・。
ある意味腹くくったよね、隆さん。
百田が訪ねてくるけれど・・。もしかして、ハルカ後に断られた後に接触してた? 

浩一は三瓶に30年前の事件の黒幕が二科会長だとわかったので近づいたことを話し、証拠のことを問いただす。
「真相を知っていて黙っていた、自分が嘘つき呼ばわりされているのも見て黙っていた」と怒りを露わにする浩一に、「自分の家族が、娘が同じ目にあうことが怖くて、どうしても家族を守りたかった」」泣きながら謝罪。
「仕方ない、相手が悪すぎました。もういいですよ30年も前の話だし…」と出ていく浩一。
「アイツにも復讐を。ハメんのは簡単だよ…。あいつのことは昔から知っている、簡単だよ、あいつを地獄に落とすのは」

恩人の三瓶さんも復讐のターゲットにする浩一。恩人だけに、信じていただけに裏切られたという思いも強いだろうし、すべてを知って隠していたというのを許せないという気持ちも当たり前。
でも、家族を守りたかったという三瓶を責めることができる人はどれだけいるんだろう。千葉家の惨劇を見てしまったら余計に・・。
陽一の面倒をみてきたのは贖罪でもあったんだろうし。

浩一の復讐の果てには何があるんだろう。希望が見えるといいけれど・・。
二科家の中ではもうすべてが明らかになってしまったのだから、会社を立て直したら、会社から二科家は手を引いて、兄弟力を合わせて再出発したら、その方が幸せになれるような気がする。
会長は自身の罪を認めて、その罰を受けるべきだろうし・・(法的には時効だとしても人として) 
 

 

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