【過去拍手お礼小説①】 『愛してる』
「♪♪♪〜」
気付いているのかいないのか。うさはよく、この歌を口ずさむ。
散歩中、料理中、買い物中。とにかくいつも口ずさむものだから、俺もメロディを覚えてしまった。
「ねぇ、うさ。その歌、なんていうの?」
「ん?あ、これ?えぇと…なんだっけ。忘れちゃった。」
そう言って、また口ずさむ。
「だけどね、なんだか私達のことを歌っているようで…」
―1億と2千年前から愛してる―
「とにかく、大好きなの♪♪」
少し照れたように笑いながら、俺の手を握る。
「そっか///」
彼女の声に合わせて、小さく口ずさむ。
1億と2千年前から愛してる。君を知ったその日から、僕の地獄に音楽は絶えない。
「愛してる。」
そう思いながら、彼女をそっと抱き寄せた。
【Fin】
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「♪♪♪〜」
気付いているのかいないのか。うさはよく、この歌を口ずさむ。
散歩中、料理中、買い物中。とにかくいつも口ずさむものだから、俺もメロディを覚えてしまった。
「ねぇ、うさ。その歌、なんていうの?」
「ん?あ、これ?えぇと…なんだっけ。忘れちゃった。」
そう言って、また口ずさむ。
「だけどね、なんだか私達のことを歌っているようで…」
―1億と2千年前から愛してる―
「とにかく、大好きなの♪♪」
少し照れたように笑いながら、俺の手を握る。
「そっか///」
彼女の声に合わせて、小さく口ずさむ。
1億と2千年前から愛してる。君を知ったその日から、僕の地獄に音楽は絶えない。
「愛してる。」
そう思いながら、彼女をそっと抱き寄せた。
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