モンペリエで独り言。

南仏モンペリエの毎日をぶつぶつと・・・

電車の遅延。フランス人と日本人。

2017-03-07 | MINA

フロンティニャン

昨日は強風注意報が出ている日だった。
注意報の割には、前日の警報の時よりも風が強い印象。

折り紙のアトリエの為に、モンペリエから電車で10分のところにあるフロンティニャンという街に行ったのだが、強風のため、途中30分ほど停車した。
帰りは、強風による倒木の為に、機械系統に故障が出たとかで、フロンティニャンで電車が動かなくなった。動かない電車の中で2時間以上待ち、発車しても徐行運転、途中で止まるなどで、結局モンペリエに着くまで、電車の中で3時間ほど過ごした。

フランス人の良いところは、こういった場面で必要以上にイライラせず、冷静なこと。
「この強風で仕方がないし、大人しく待つしかない」というのが共通の認識となっていて、外で煙草を吸うなり、本を読むなり、電話をいじるなりして、静かに電車の発車を待っていた。


フロンティニャン

これで思い出したのが、日本にいた時に、同じく強風で夕方の特急が2時間ほど遅延した時。

少なくない乗客が駅員に「どうしてくれるんだ!」と感情的に詰め寄り、阿鼻叫喚だった。
苦情対応をしなければいけない駅員に、電車を動かす動かさないの決定をする権限などないことなど、皆知っているだろうに。
しかも、悪天候による遅延。天気など駅員にはどうしようもないこと。

乗り継ぎについて聞きたかったために並んでいた私の前にいた男性は、駅員に怒鳴り散らし「なぜお前らは天候を変えられないんだ!」というような理不尽なことを言っていた。

仮にもし、この人たちが無理やり電車を動かさせたとして、事故でも起こった場合「こんなに危険なのになぜ電車を動かしたんだ!」と真っ先に言い出すのもこの人たちなのだろうと思う。鉄道会社も行き場がない。

モンペリエ空港から出張でパリに行く予定が、セキュリティの問題で飛行機が飛ばなかったことを話した友人の言葉を思い出す。
「飛行機は飛ばなかったけど、僕はそれで満足さ。死ぬよりは足止め食らう方がいいからね」


フロンティニャン

安全のため数時間待つか、それとも死を選ぶか?フランス人の方が冷静な判断が出来ていると思う。


←まあ、待つことにフランス人は慣れているのよね。
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