ものづくり寄席News

日本のものづくり現場を東京大学ものづくり経営研究センターの専門家が熱く語った『ものづくり寄席』のブログです。

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千秋楽大入りで打ち上げました。有り難うございました。

2010年03月12日 | ものづくり寄席News
3月8日のものづくり寄席千秋楽は、トリで真打ちの藤本師匠の登場とあり、10階の大きな会場での開催にもかかわらず、満員のご盛況を頂きました。千秋楽にお越し頂いた皆様はもとより、1月25日の初日以来、ものづくり寄席に足をお運びいただきました方々、皆様に心より御礼申し上げます。

今回の藤本師匠の高座は「現場の2010年危機って何だ?」と題し、「良い現場を日本に残せ」という一席でした。昨今、中国をはじめ短期的な人件費の安さだけに惹かれて工場を海外に移転する企業が少なくありませんが、勢い余って日本に残すべき現場も移転してしまっているのではないかと、長期的視野での経営の必要性を語っていただきました。併せて、昨今話題のトヨタ問題、工場現場でのインストラクター養成の必要性などのお噺も加えていただき、予定時間をオーバーする熱演は大変ご好評を頂きました。
『良い「現場」を日本に残せ』につきましては、2010年2月17日付日本経済新聞「経済教室」に、「トヨタ車の品質問題」につきましては、2010年2月12日付朝日新聞に藤本教授の文が載っておりますので、ご参考までにご紹介します。また、現場の中高年インストラクターの養成につきましては、ものづくり経営研究センターでは6年前より「ものづくりインストラクター養成スクール」http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/chukaku/aisatu.htmを開講し、既に60名ほどの修了生を排出しております。4月からの22年度には、秋に第7期を開講するとともに、夏前には初の地域インストラクター養成スクールを群馬県で開校すべく準備を進めております。

というわけで、今シリーズのものづくり寄席は7日間開催と通常より短かったため、あっという間でしたが、これをもちましてひとまずお開きとさせていただきます。
ご来場いただきました皆様に重ねて感謝申し上げるとともに、またお会いできることを楽しみにしております。

◆◇◆◇━ものづくり寄席事務局━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆
  yose@mmrc.e.u-tokyo.ac.jp
  〒113-0033
  東京都文京区本郷7-3-1 
  東京大学経済学研究科 学術交流棟5階
  ものづくり経営研究センター(MMRC)内
  TEL:(03)5841-0687
  FAX:(03)5841-0670
  HP:http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/yose.html
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いよいよ来週千秋楽です。

2010年03月04日 | ものづくり寄席News
今シリーズのものづくり寄席は7日間開催と通常より短かったため、あっという間に次回は千秋楽となりました。
千秋楽はオオトリの真打ち、当センター長の藤本隆宏教授に締めていただきます。最後までおつきあいのほど、よろしくお願いします。

さて、千秋楽前のセミファイナルは李澤建助教の中国自動車市場、とくに農村部の最新動向と中国メーカーの動向につきまして一席語っていただきました。
中国では沿海部の発展が顕著ですが、いよいよ内陸部にも及ぼうとしています。電動カート、電動バイク(電気自転車?)という新しい流れとそれに対応する地場メーカーの挑戦を現地調査から分析され、さすがに日本人では調査しきれない部分、中国人ならではでの見方も多々あり、興味深いお噺でした。
新興国で今まで自動車に乗っていない人々へのエントリーカーとして、中国の電気自動車、インドのナノなど、21世紀は従来の概念とは違う流れができてくるのかもしれません。
李助教の研究はまだ半ばであり、発表には現地メーカー等の許可も必要なため現時点では参考文献をご呈示できません。これからの研究発表にご期待ください。

3月8日はいよいよ千秋楽、藤本師匠の安易に海外に工場を移転することなく、「良い現場を日本に残せ!」という熱いメッセージを是非お聴きいただきたく存じます。またトヨタのリコール問題につきましてもふれていただく予定です。
多数の皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

■3月8日の千秋楽は会場が広い10階グランドになります。

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<ものづくり寄席千秋楽=予告=>2010年3月8日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>藤本 隆宏 東京大学大学院経済学研究科教授
          ものづくり経営研究センターセンター長
<演目>「現場の2010年危機とは?」-「良い現場」を日本に残せ!

 2010年、世界経済は上向くだろうか。デフレ、再金融危機、円高など、当面の懸念材料は確かに多い。しかし長期的な観点から、より危惧する「2010年危機」は、実はそうした短期的で急性の経済危機よりはむしろ、日本から「優良なものづくり現場」そのものが消えていく危機である。
 もし日本の大企業経営者が、長期的に見れば存続可能であったはずの「ものづくり現場」を、短期的なコスト計算、あるいはマスコミや同業他社情報に煽られた一種のパニック的心理により、雪崩をうって海外に移動し始めたらどうだろうか。短期的危機そのものよりも、危機対応にある現場が、経営者のパニック的行動により消滅することの方が、長期的に見ればよほど深刻だ、と考える。
 日本の現場も、地域も、政府も、こうしたパニックを事前に回避すべく、明確なメッセージを企業経営者に向け発信すべきだろう。

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