ものづくり寄席News

日本のものづくり現場を東京大学ものづくり経営研究センターの専門家が熱く語った『ものづくり寄席』のブログです。

強い現場を復興の拠点に! ものづくり寄席開催します。

2011年04月12日 | ものづくり寄席News
3月11日の大地震とそれに伴う大津波、さらには福島原発事故と日本の歴史上でも有数の事象が勃発いたしました。被災された方々、関係者各位には心よりお見舞い申し上げます。
また、日本のものづくりも大きな打撃を受け、現在でも事後処理に飛び回られている方もいらっしゃると存じます。
このような時期にものづくり寄席は・・という意見はあるとは存じますが、やはり日本の復興には「ものづくり」がその一翼を担う必要があり、敢えて開催させていただきます。
震災対応を見ていても「強い現場と弱い本部機構(経営)」が目につきます。
日本復興は現場からということで、ご無理のない範囲でお越しください。
初日の藤本教授のお噺は、3月29日付の日本経済新聞経済教室に掲載されている「現場重視を復興の起点に」がご参考になるかと存じます。
今や桜も満開ですが、今年の桜は泣いているように感じます。桜は散っても人はいつまでも泣いていない。前を向いて頑張りましょう。

◆◇◆◇━ものづくり寄席事務局━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆
  yose@mmrc.e.u-tokyo.ac.jp
  〒113-0033
  東京都文京区本郷7-3-1 
  東京大学経済学研究科 学術交流棟5階
  ものづくり経営研究センター(MMRC)内
  TEL:(03)5841-0687
  FAX:(03)5841-0670
  HP:http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/yose.html
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2011年ものづくり寄席の出演者、演目が決まりました。

2011年03月10日 | ものづくり寄席News
5月12日から開演いたします2011年のものづくり寄席の出演者並びに演目が決まりました。
今シリーズもトップは真打ち登場、ものづくり経営研究センター長の藤本隆宏教授からお馴染み「よい現場を日本に残そう!」の一席から始まります。お馴染みといっても中身はブラッシュアップ、「開かれたものづくり」として今回は農業のお噺まで言及していただきます。
以降、トリの当センター研究ディレクター新宅純二郎師匠まで八晩のお楽しみです(6月23日は株主総会開催のピーク日のため、席亭の都合で休演です。)。
今回は、世間の流れに呼応して、新興国市場とくに中国、インド、ブラジルなどBRIC'sの話題も満載です。詳しくは演目表をご覧ください。
暫くお時間がございますが、乞うご期待。お会いできるのを楽しみにしております。

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2011年は5月から開催します<予告>。

2011年02月04日 | ものづくり寄席News
大変ご無沙汰いたしました。
ここ数年、ものづくり寄席は新春に開催しておりましたが、2011年は季候も良い5月から7月に毎週木曜の晩に開催する予定でございます。
場所はいつもの丸の内三菱ビルのMプラス、ただいま出演者調整中です。
3月桜の季節には、スケジュールを発表できると思います。
もう暫くお楽しみにお待ちください。
今年もよろしくお願い申し上げます。

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千秋楽大入りで打ち上げました。有り難うございました。

2010年03月12日 | ものづくり寄席News
3月8日のものづくり寄席千秋楽は、トリで真打ちの藤本師匠の登場とあり、10階の大きな会場での開催にもかかわらず、満員のご盛況を頂きました。千秋楽にお越し頂いた皆様はもとより、1月25日の初日以来、ものづくり寄席に足をお運びいただきました方々、皆様に心より御礼申し上げます。

今回の藤本師匠の高座は「現場の2010年危機って何だ?」と題し、「良い現場を日本に残せ」という一席でした。昨今、中国をはじめ短期的な人件費の安さだけに惹かれて工場を海外に移転する企業が少なくありませんが、勢い余って日本に残すべき現場も移転してしまっているのではないかと、長期的視野での経営の必要性を語っていただきました。併せて、昨今話題のトヨタ問題、工場現場でのインストラクター養成の必要性などのお噺も加えていただき、予定時間をオーバーする熱演は大変ご好評を頂きました。
『良い「現場」を日本に残せ』につきましては、2010年2月17日付日本経済新聞「経済教室」に、「トヨタ車の品質問題」につきましては、2010年2月12日付朝日新聞に藤本教授の文が載っておりますので、ご参考までにご紹介します。また、現場の中高年インストラクターの養成につきましては、ものづくり経営研究センターでは6年前より「ものづくりインストラクター養成スクール」http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/chukaku/aisatu.htmを開講し、既に60名ほどの修了生を排出しております。4月からの22年度には、秋に第7期を開講するとともに、夏前には初の地域インストラクター養成スクールを群馬県で開校すべく準備を進めております。

というわけで、今シリーズのものづくり寄席は7日間開催と通常より短かったため、あっという間でしたが、これをもちましてひとまずお開きとさせていただきます。
ご来場いただきました皆様に重ねて感謝申し上げるとともに、またお会いできることを楽しみにしております。

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いよいよ来週千秋楽です。

2010年03月04日 | ものづくり寄席News
今シリーズのものづくり寄席は7日間開催と通常より短かったため、あっという間に次回は千秋楽となりました。
千秋楽はオオトリの真打ち、当センター長の藤本隆宏教授に締めていただきます。最後までおつきあいのほど、よろしくお願いします。

さて、千秋楽前のセミファイナルは李澤建助教の中国自動車市場、とくに農村部の最新動向と中国メーカーの動向につきまして一席語っていただきました。
中国では沿海部の発展が顕著ですが、いよいよ内陸部にも及ぼうとしています。電動カート、電動バイク(電気自転車?)という新しい流れとそれに対応する地場メーカーの挑戦を現地調査から分析され、さすがに日本人では調査しきれない部分、中国人ならではでの見方も多々あり、興味深いお噺でした。
新興国で今まで自動車に乗っていない人々へのエントリーカーとして、中国の電気自動車、インドのナノなど、21世紀は従来の概念とは違う流れができてくるのかもしれません。
李助教の研究はまだ半ばであり、発表には現地メーカー等の許可も必要なため現時点では参考文献をご呈示できません。これからの研究発表にご期待ください。

3月8日はいよいよ千秋楽、藤本師匠の安易に海外に工場を移転することなく、「良い現場を日本に残せ!」という熱いメッセージを是非お聴きいただきたく存じます。またトヨタのリコール問題につきましてもふれていただく予定です。
多数の皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

■3月8日の千秋楽は会場が広い10階グランドになります。

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<ものづくり寄席千秋楽=予告=>2010年3月8日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>藤本 隆宏 東京大学大学院経済学研究科教授
          ものづくり経営研究センターセンター長
<演目>「現場の2010年危機とは?」−「良い現場」を日本に残せ!

 2010年、世界経済は上向くだろうか。デフレ、再金融危機、円高など、当面の懸念材料は確かに多い。しかし長期的な観点から、より危惧する「2010年危機」は、実はそうした短期的で急性の経済危機よりはむしろ、日本から「優良なものづくり現場」そのものが消えていく危機である。
 もし日本の大企業経営者が、長期的に見れば存続可能であったはずの「ものづくり現場」を、短期的なコスト計算、あるいはマスコミや同業他社情報に煽られた一種のパニック的心理により、雪崩をうって海外に移動し始めたらどうだろうか。短期的危機そのものよりも、危機対応にある現場が、経営者のパニック的行動により消滅することの方が、長期的に見ればよほど深刻だ、と考える。
 日本の現場も、地域も、政府も、こうしたパニックを事前に回避すべく、明確なメッセージを企業経営者に向け発信すべきだろう。

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ものづくり寄席 あと2日です。

2010年02月26日 | ものづくり寄席News
平成22年2月22日のものづくり寄席は第2日目でなく第5日目でしたが、ようやく雨、雪に祟られず開催できました。
今回は、日本のものづくりを支える工作機械産業のインテグラル・モジュールの変化につきまして、前回の岸本助教に引き続き若手の鈴木信貴助教に熱く語っていただきました。一般の方にはなじみの薄い工作機械のお話でしたが、素人にもわかりやすいように解説していただき、予想以上にご好評を頂きました。有り難うございました。
アーキテクチャー(インテグラル=摺り合わせ、モジュール=寄せ集め、との設計思想)という切り口で、比較的日本企業が得意とされるインテグラル化に持ち込むために工作機械産業はいかに戦略を立てているか興味深いお噺でした。
参考文献としてはhttp://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/84712?mode=fullで無料で鈴木助教の論文が閲覧できます。

さて、早いもので今シリーズのものづくり寄席もあと2回となりました。千秋楽は当センター長の真打ち藤本隆宏教授がトリをつとめさせていただきますが、その前に3月1日は、若手の最後を飾って、李澤建助教が「中国;ゼロエミッションモビリティの新時代を創出できるか」の一席です。環境問題が騒がれ自動車もハイブリッド、電気自動車が注目されてますが、価格が普及の足を引っ張っています。その中で、中国農村部で、電気自動車、電動バイクが増えています。実際は電動カート、バッテリー自転車といったものですが、内陸部市場の可能性も含めて、地道に現地調査をされている李助教のお噺をお聴きください。

常連の皆様は最後までのおつきあいを、まだお越しになったことのない皆様は終了前にぜひ一度のぞいていただきますよう御願い申し上げます。

■次回第六日目はいつもの通り1階サクセスで開催いたしますが、3月8日の千秋楽は会場が10階グランドになります。お気をつけください。

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<ものづくり寄席第六日=予告=>2010年3月1日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>李 澤 建東京大学ものづくり経営研究センター特任助教
<演目>「中国;ゼロ・エミッション モビリティの新時代を創出できるか?」
−始動する農村市場と地場メーカーの挑戦−
 1990年代に入り、経済成長と共に中国の石油対外依存度も急速に上昇し、2008年世界第二の石油輸入国になった。10数年前に輸出国だった中国は今石油消費量の半分以上が輸入に頼らざるを得なくなっている。
 他方、2008年に中国農村部の世帯収入が自動車普及に必要な水準を超え、農村部でのモータリゼーションが加速されると予想される。モビリティの電気化によるエネルギー消費の抑制で、中国は持続可能なモビリティ社会までに辿り着けるのか? 政府そして民間では様々な取り組みが芽生えている中、2009年の中国自動車調査の成果を踏まえ、錯綜する現実を噛砕き、その道筋を探りたい。

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ものづくり寄席折り返しました。

2010年02月18日 | ものづくり寄席News
今シリーズは毎週月曜日が雪、雨に祟られますが、第四日目のものづくり寄席は、またまた冷たい雨の降る中での開演となりました。さらに今回からは裏に冬季オリンピックという強いコンテンツも始まり、苦戦が予想されましたが、足許のお悪い中お集まりいただいた皆様、本当に心から感謝いたしております。

今回から三回は、当センターの若手の登場となります。まだまだ未熟なところがあるかもしれませんが、皆張り切って高座に立たせていただきますので、皆様のご指導ご鞭撻で育てていただければ幸いです。
さて、その一番手として3月15日は岸本太一助教の「大田区の小零細企業が危ない!」をおおくりいたしました。日本のものづくりを支える中小・零細企業が集約されている大田区を調査されたご報告です。大企業を組織されたオーケストラに喩えるとこれら中小企業はジャズのジャムセッションのように企業集団として動いており、その強みはネットワーク機能、コミュニケーション機能、コーディネート機能を持っていることだそうです。しかし、長引く景気後退、工場の中国をはじめとする海外移転により、今、崩壊の危機にあるといいます。日本のものづくりを支えるこれら中小企業が無くなったとき、果たして日本は世界でものづくりの優位性を保っていけるのか、考え方によっては真冬の怪談のような怖いお噺でした。
近年の大田区の分業・取引構造の変容に関する参考文献として額田春華・首藤聡一朗・岸本太一[2009]「規模縮小過程における分業システムの変容に関する調査研究:大田区中小企業群の最近10年の変容を事例として」中小企業基盤整備機構経営支援情報センター(無料ダウンロード可)をご紹介いただいております。

さて、次回のものづくり寄席は若手の第二弾といたしまして鈴木信貴助教の「インテグラル化と競争優位のメカニズム」をおおくりいたします。製品によりいわゆる「摺り合わせ」のインテグラル型と「組み合わせ」のモジュラー型とに分けてみると、日本企業は比較的摺り合わせ型に強いといわれております。今回は工作機械を事例にその流れをお話しいただきます。
寒さにもオリンピックにも負けず、どうぞよろしくご参加のほど、お願い申し上げます。

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<ものづくり寄席第五日目=予告=>2010年2月15日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>鈴木 信貴
東京大学ものづくり経営家研究センター
特任助教
<演目>「インテグラル化と競争優位のメカニズム」
−日本の「ものづくり」を支える工作機械産業の変化−
 産業・製品の構造は、一般的に時間の経過とともに、垂直統合・インテグラル型から、水平分業・モジュール型へと移行すると言われている。モジュール化が進展する産業においては、どのようにすれば、競争力を持ったインテ グラル型の製品を開発し続けることができるのだろうか。今回の寄席では、日本の「ものづくり」を支える工作機械産業を事例として、インテグラル、モジュールの流れについて一席お話したい。

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ものづくり寄席 早くも中盤を迎えます

2010年02月11日 | ものづくり寄席News
今年のものづくり寄席は7日間開催のため、3日目を終えて早くも中盤に入ります。
まだお越しでない方、早く来ないと終わってしまいますよ。お寒い中、足を運んでくださっている皆様、本当に有り難うございます。

第三日目は、文京学院大学準教授の生稲(いくいね)史彦准教授の「『本当に』新らしいものの開発活動とは?」 の一席でした。本当に新しい製品(創造的イノベーション)がなければ市場は成熟化し、産業は停滞してしまうが、開発生産性を考慮すると継承的イノベーションになりがちである。これを打破するためには知識を蓄積させたプロより素人が破壊的イノベーションを産むということを製造工程のしばりのないソフト産業を事例にお話いただきました。
参考資料としては、文京学院大学経営論集 第17巻第1号 2007 年 33〜47頁「コンテンツの開発活動と収益化」や、有料ですがに一ツ橋レビュー2005年度<VOL.53 NO.3>「日本のコンテンツビジジス」の中にも生稲師匠の論文がありますのでご興味ございます方はご参照下さい。

さて、2月15日第4日目のものづくり寄席は、がらりと趣向を変えまして、当センター助教の岸本太一が「大田区の小零細企業が 危ない!」と題して一席語らせていただきます。中小ものづくり企業のメッカとして東大阪市と並び称されている東京都大田区、今そこに何が起こっているのか、地道な現場調査からのお噺をご期待下さい。

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<ものづくり寄席第四日目=予告=>2010年2月15日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>岸本 太一
東京大学ものづくり経営家研究センター
特任助教
<演目>「大田区の小零細企業が 危ない!」
−個々の合理的適応が 集団の強みを失わさせる?−
 東京都大田区はものづくり中小企業の集積地域であり、特に小零細企業層の能力の高さに定評がある地域である。ところが、近年、その小零細企業層の能力に低下の兆候が見られる。いったいなぜなのか。
 大田区小零細企業層の能力の高さの原因は、ユニークな地域内の分業構造と取引関係にある、と言われてきた。その地域内分業構造と取引関係が、バブル崩壊や東アジア台頭などの負の環境変化に対する個々の企業のリアクションの結果として、変容しつつある。
 本演目では、大田区を取り巻く環境の変化⇒個別企業の合理的リアクション⇒地域内分業構造・取引関係の変容⇒小零細企業層の能力の低下、という大きなストーリーを詳しくお話ししていく。

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雪の中、「ものづくり寄席」熱く開催いたしました。

2010年02月03日 | ものづくり寄席News
ものづくり寄席二日目は生憎の雨、それも開演前後には雪に変わるという悪天候の中、はたしてどれだけのお客様がお越しいただけるか、初日以上に心配いたしまた。
お陰様でそれも杞憂に終わるくらい大勢の皆様が足許のお悪いにもかかわらずお集まりいただき、関係者一同ただただ感謝いたしております。
出演の三宅師匠も張り切って演じていただきました。演目は「新たな市場の作り方」、技術の開発だけでは新商品は売れない、文化の創造から市場の創造という視点も必要であるとの、水泳帽や小林一三などの事例を挙げてのわかりやすいお噺は大変ご好評をいただくことができました。
既存の商品でも消費者のライフスタイルを提案し、新たな価値を加えるという発想が大切だということでしょうか。そう言えば時節柄、「恵方巻き」、「バレンタインチョコ」などはその例に当たるのかもしれません。古典的には「土用の丑の日の鰻」。将来に向けては、ハイブリッド、EVなどのエコカーも技術開発だけでなく、エコロジー文化の確立、新たなライフスタイルの構築がポイントなのかもしれません。
そうした文化を創造する「文化英雄」の資質のトップは「優しさ」(他者の痛みも我が痛みみとして感じる人)というお噺が印象的で、帰り道の寒い雪の中、ちょっぴり心も温まるよいお噺を伺うことができました。
高座の中でもご紹介しましたが、三宅師匠は現在、東洋経済社の雑誌「Think」に連載中です。ご興味ございます方は、ご一読ください。

さて、2月8日第3日目のものづくり寄席は、市場開発に続いて製品・サービス開発のお噺です。文京学院大学準教授の生稲(いくいね)準教授に、おなじみのゲームソフト産業を事例に、楽しくためになる一席をお願いいたしました。

当日のお天気はわかりませんが、ものづくり寄席は雨でも雪でも開催いたします。奮ってのご来場をお待ち申し上げております。

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<ものづくり寄席第三日=予告=>2010年2月8日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>生稲 史彦
文京学院大学経営学部准教授
<演目>「『本当に』新らしいものの開発活動とは?」
−ゲームソフト産業の事例に 見る開発生産性のディレンマという現象?−
 ゲームソフト産業をイノベーションという観点から見てみると、興味深い現象に気付かさる。Abernathy先生が自動車産業の事例研究から導き出したものと似たイノベーション・パターンが現れるのに、ゲームソフト産業には製造工程というイノベーションの発生に影響を与える工程が事実上ないのである。その理由を解き明かしながら、「本当に」新しい製品やサービスを生み出すためには、なにが求められるのかを提案したいと思う。

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ものづくり寄席初日大盛況でした。ありがとうございました。

2010年01月27日 | ものづくり寄席News
1月25日、2010年ものづくり寄席の初日を迎えました。何人くらいお越しいただけるのかと心配しておりましたが、開場前から10名以上お待ちいただき、最終的には100名を超えるお集まりをいただきました。本当にありがとうございました。

初日のお噺は、元サムソン電子常務の吉川良三師匠の「韓国に学ぶ」。日韓の企業文化、風土、ものづくりの考え方、ビジネススピードなど、日韓の違いを指摘していただきました。
地域、製品によっても違うと思いますが、日本流に慣れている日本企業にとって、“金と度胸”の韓国企業の戦略は目から鱗のお噺で、大変ご好評を頂きました。
お噺をお聞きになれなかった方、もっと詳しくお知りになりたい方は吉川師匠の著書、「神風がわく韓国」―なるほど、なるほど! 日常・ビジネス文化の日韓比較(白日社)、「危機の経営」〜サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション(講談社)のご一読をおすすめいたします。

さて、2月1日第2日目のものづくり寄席は、当センター三宅秀道特任研究員の「新たな市場の作り方」です。新製品が市場に受け入れられ、ヒットするためにニューコンセプトの開発から新市場の開発、さらに新文化の開発まで展開して語っていただきます。

お寒い中ですが、どうぞ奮ってご参加頂きますよう、お待ち申し上げております。

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<ものづくり寄席第二日=予告=>2010年2月1日(月) 19時より(開場18時半)
<出演>三宅 秀道
ものづくり経営研究センター 特任研究員
<演目>「新たな市場の作り方」
−新文化開発手法による製品開発とは?−
 新しいコンセプトの商品が新市場をつくるときに、企業組織内部や、組織外の社会との間ではどのようなやりとりが起きているのだろうか?そもそも新しい商品は、これまでそれがなくても不自由なく動いていた社会にとって、なぜ必要とされるようになるのだろうか?そもそも商品の新しいコンセプトとはなんなのだろうか?こうした疑問に対して、ブリコラージュと「新文化の開発」という概念を手がかりに、経営学らしからぬ仮説を展開してみる。

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ものづくり寄席 いよいよ来週開演!

2010年01月17日 | ものづくり寄席News
漸く正月気分も抜けて、皆様元気にご活躍中のことと思います。
昨年末から予告しておりました今年の「ものづくり寄席」がいよいよ来週月曜日(25日)晩から始まります。
お寒いところ恐縮ですが、いつもの通り熱い熱気でお待ちしております。
初日は、元サムソン電子の常務として、今日の躍進の礎を築かれた吉川良三師匠の登場です。一昔前、「韓国はいつ日本に追いつくだろう」と語られていたのが、気がつけばものづくりでも経営面でも日本と肩を並べるライバルになっています。
この急速な発展の秘密を内側から説き起こしていただき、学ぶべき点は謙虚に学び、不況脱出のヒントを見つけてください。
お忙しいとは存じますが、よろしくお運びのほど、御願い申し上げます。

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<ものづくり寄席初日=予告=>2010年1月25日(月) 19時より
<出演>吉川 良三
ものづくり経営研究センター 特任研究員
元サムソン電子常務理事
<演目>「韓国に学ぶ」
−サムソンに見る日本企業復活のヒント−
 リーマンショックに端を発した世界的な金融危機に見舞われるまでは、日本の製造業の「ものづくり」はそれなりに世界の製造業のお手本として学ばれる立場であった。しかし、今日のグローバル化とデジタル化の波は日本企業の国際競争力の低下(24位)を招き、一人当たりGDPも19位と低迷させる大きなうねりとなって襲ってきた。それに対して韓国のサムソン電子の利益は金融危機前に急回復し、株式時価総額はソニー、パナソニック、東芝の3社合計値に匹敵するほどの急成長を遂げた。これからは日本企業のアジア企業に対する競争力向上が日本の企業と経済復活の鍵となる。そこで、過去の成功体験にしがみついてじっと景気が良くなるのを待っているより、一度振り返って韓国に学ぶ姿勢が必要だと思う。過去のしがらみや固定概念に固められた卵の殻は、自ら割らなければ命をもった鳥にはならない。

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謹賀新年 ものづくり寄席まもなく再開します。

2010年01月01日 | ものづくり寄席News
あけましておめでとうございます。
デフレ経済状況の中、景気の二番底も懸念される、決して明るい状況とは言えない中で2010年がスタートしました。
日本経済は暗雲が晴れませんが、アジア全体で見れば新しい芽が生えてきています。
この中で日本経済がプレゼンスを主張するためには、得意とする分野で牽引していく他はありません。また不得手な分野でも克服していくなど、受験生のような気持ちで頑張っていきましょう。
日本の得意分野といわれるものの一つに『ものづくり』能力があります。『ものづくり』というと、製造業だけのことと思われますが、お客さまの満足感を設計し、よどみのない流れで設計情報をお届けするという考えは流通業でもサービス業でも応用可能なものです。
同業界のお噺はもとより、異業種のお噺からも、国内の話のみならず、韓国、中国など諸外国の経営戦略の事例からも不況脱却のヒントを見つけていただければ幸いです。
古来、寄席は庶民が楽しい噺を聴きながら、ものの道理、人の情を学ぶ場でもありました。
本年の『ものづくり寄席』が、皆様の知識の幅を拡げ、ビジネスの勇気づけにお役に立てばと願っております。
『ものづくり寄席』では、こうした思いで今年1月25日より毎週月曜の晩、丸の内で再開いたします。
詳細スケジュール、プログラムはhttp://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/yose.html
をご覧下さい。
どうぞ、気楽にお立ち寄りいただきたく存じます。
幅広い皆様のご来場をお待ちしております。

◆◇◆◇━ものづくり寄席事務局━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆
  yose@mmrc.e.u-tokyo.ac.jp
  〒113-0033
  東京都文京区本郷7-3-1 
  東京大学経済学研究科 学術交流棟5階
  ものづくり経営研究センター(MMRC)内
  TEL:(03)5841-0687
  FAX:(03)5841-0670
  HP:http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/topics/yose.html
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2010年ものづくり寄席、演目スケジュール決定!

2009年12月16日 | ものづくり寄席News
2010年1月25日から『ものづくり寄席』が再開されます。
今回は3月8日までの7日間、毎週月曜の夜7時より(開場6時半)、いつもの丸の内三菱ビルM+で開催いたします。
初日の元サムスン電子常務の吉川良三師匠からトリの真打ち、当センター長の藤本隆宏東京大学大学院教授まで、若手も交えた渾身の“七晩勝負”です。
詳細は、ものづくり寄席サイトでご案内しております。
不況の中、ものづくり現場も危機に直面しております。こうした折、日本のものづくり経営に元気の出るお噺をぜひご期待下さい。

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2010年にものづくり寄席が再び?!

2009年12月07日 | ものづくり寄席News
不況の風が吹き荒び、グローバルCOEの予算も3分の1が削減されるかもしれないという暗い年末に、あの「ものづくり寄席」が2010年春丸の内に帰ってくるかもしれないという明るい噂があります。
景気が悪くても、円高で輸出に逆風が吹いていても、日本のものづくり現場を守っていかなければならいと「ものづくり寄席」は立ち上がる(かもしれない?)。
詳細は続報をお待ち下さい。

有り難うございました。ものづくり寄席お開きとなりました。

2009年03月19日 | ものづくり寄席News
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下足番日誌千秋楽及(3月17日)び皆様への御礼

◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━2009/03/19配信━━◇◆◇◆


●下足番日誌(千秋楽)

2009年新春ものづくり寄席も「新春」が陳腐に感じられる時期となり、千秋楽と相成りました。今回も満員に近いお客様のお運びをいただき、無事全スケジュールを恙なく終了することができました。
お引き立ていただいたお客様、ご後援、ご協力いただきました席亭の三菱地所(株)M+の皆様、無償でご出演いただいた先生方、心より御礼申し上げます。

さて、トリは真打の東京大学高橋伸夫教授にご登場いただきました。お噺の中にもございましたとおり、この「ものづくり寄席」の発案は何を隠そう高橋先生で、5年ほど前に企画を伺ったときには「そんなの継続して開催するのは無理」と思ったものです。当時のコンセプトはhttp://www.gbrc.jp/news/20040614b.htmlをご覧下さい。多少紆余曲折はありましたが、何とか年に1回のペースで5シリーズ開催することができました。

というわけで、人一倍「ものづくり寄席」への思い入れが深い高橋師匠のお噺は熱のこもった一席で、大変ご好評をいただきました。
「学習曲線」のお噺から経営的スケール感(経営の目標を定め、目先の事象にぶれないということでしょうか)、そして企業が求めるのは仕事ができる人材よりも仕事を任せられる人材であり、そうした人材を「育てる」必要性を熱演されました。不況で雇用の危機が話題となっている折柄、身に滲みるお噺でした。
また、最後にこれから就職される方、若いビジネスマン、中堅から経営者までに、それぞれ貴重なご提言をいただき、何となく元気が出てきた一夜でした。
ちなみに下足番は「人は報酬で働くのではなく、次の仕事を与えられることで頑張る。」という言葉が好きです。

高橋伸夫師匠のホームページ
をご覧いただけると、無料でお読みいただける論文もありますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧下さい。ただし音が出ますので勤務中はお気をつけ下さい。

さて冒頭でお話ししましたとおり、皆様への感謝の内に2009年ものづくり寄席もお開きとさせていただきます。またお会いできることを念じながら、当ブログもひとまずお休みとなります。ご愛読有り難うございました。

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