<讃岐富士>
【2008年3月末にクルマを廃車にして、生活の移動手段を自転車と歩きを中心とした“人力生活”に切り替えた。あれから、早一年。以前、まとめて“人力生活の主役達”として紹介したことがあったが、今回は個々に紹介する。まずは「氷川丸」から。】
◆愛称:氷川丸
1.命名由来:小生の生まれ育った「大宮」の象徴、武蔵国一ノ宮「氷川神社」からとった。
「~丸」は大海原を旅する舟と子供の頃のあこがれ“忍者”のイメージから。
2.ベース車:神田アルプス製「パスハンター」(輪行仕様)
3.主な役割:電車や飛行機に積んでワープ。2~3日の自転車の旅用。
パスハンター(峠越え)仕様なので、悪路でも可。
4.こだわり:
◇昔ながらのランドナーツーリングスタイル。
◇“緑と茶色の国日本”を具現化したカラーリングは日本の自然に融合。
◇こだわりのパーツ(写真A~D)
A.TOEI社製フレーム&コンチネンタルカットラグ
(貧乏学生時代の“あこがれ”、ここに実現!)
B.肝心なメカはやはりDURA-ACE(これも貧乏学生時代には“夢”であった)
C.ビンディングペダルを採用(クラシックなだけではない最新装備)
D.見た目は細身のバッテリーライトだが、電球はLED(これも、最新技術搭載だ)
◇コンパクトにまとまる輪行(写真E~F)
5.誕生年月:2005年6月25日
6.総コスト:三十数万円
7.戦績など:(アンダーライン部分クリックすると関連記事へ)
◇旧中仙道(ホントの旧道)を日本橋から京三条大橋まで走破。※旅行記作成予定
◇熊野詣自転車の旅
◇讃岐・阿波を走る!(連載中)
◇三浦半島自転車の旅※旅行記作成予定
AB
CD
E
F
さすがに、格調高く、威光を放っていますね。
昨夜は、日本地図を指で辿ったり、日本百名山の本があったよな~。白旗史郎さんだっだかいな。よく、
ページをめくっては、行きたいな~と空を仰いでいたな~とか思っていたら、寝てしまっていました。
なんだか、地図の作成にしても、
氷川丸の紹介にしても、
だんだんと萬蔵さんご自身の中から、
沸々と湧いてくるエネルギーを感じます。
お酒が身体から抜けて、ギリッとなにか締まった
心意気が感じられます。
数々の冒険を経て辿り着いた人に許される
大人の自転車という趣ですね。
素敵です。
ところで、ランドナーとロード車とでは、作りが
違うのでしょうか。
そうなんですよね。酒を呑んでいないと常習的に呑んでいた時の自分と比べて、考えや行動がクリアでシャープになった気がします。やはり、呑まない方がいいと思いつつ、いよいよ“絶対禁酒”解禁が一週間後に迫ってきました。どないしよ~。
>ランドナーとロード車とでは、作りが違うのでしょうか。
そうですね。同じ自転車ながら、ロードはレース用、ランドナーはツーリング用という目的の違いから、追求するスペックが分かれてくると思います。
ロードは一秒でも早く走れるように、とそれこそ最新のフレーム素材、メカを搭載して作ります。ですから、フレーム素材もアルミやカーボンがいまや主流となっています。また、ツールの影響もあると思いますが、デザインも派手です。チームの特色、差別化、宣伝もかねているので目立つカラーリングが多く、それが、一般ユーザーにも受け入れられているのかと思います。ま、“時代の先端、流行の先端を走るのがロード”といえるでしょうか。
それに反し、ランドナーはツーリングを目的に作られていますので、ドロヨケやキャリアが付いていたり、輪行がしやすい仕様になっていたり、舗装道路ばかりでなく砂利道も走れるタイヤを履いていたりと、ロードよりも実用的です。フレーム素材も鉄を使っています。耐久性や強度の面からの選択もあるでしょうが、視覚的にも前上がりのトップチューブのカーボンフレームの“ランドナー“というのはありえず、その時点で“別物”扱いされると思います。
また、カラーリングについても、これは人によって違うでしょうが、普通は単色でまとめています。小生の場合は日本の風景に違和感のないようなデザインを意識しました。緑のフレームに茶色の革サドル、革製バーテープにしたのはその為です。“趣味性の高いオタク的自転車”がランドナーといえるでしょうか。もっとオタクの人だと、何年物のカンパだとか、ユーレーがどうのTAがどうのと古いメカ名が出てきます。この世界には小生も入り込めません。
小生の場合はランドナーを乗ってる人間の中ではメカ音痴で、“走り”中心の人間と昔から言われています。