菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

南極で氷を売る方法を思いつかない、と。  『広告業界で成功する方法』

2014年11月10日 00時01分10秒 | 死ぬ前に観れるか?

【死ぬまでに観れるか?】第146回は、『広告業界で成功する方法』(1989)
 
 
原題は、『HOW TO GET AHEAD IN ADVERTISING』。
まんまですね。
  
 
上映時間:95分
製作国:イギリス


スタッフ。
監督:ブルース・ロビンソン
製作:デヴィッド・ウィムベリー/レイ・クーパー
製作総指揮:ジョージ・ハリソン/デニス・オブライエン
脚本:ブルース・ロビンソン
撮影:ピーター・ハナン
 
 
出演。
リチャード・E・グラント
レイチェル・ウォード
リチャード・ウィルソン
ジャクリーン・トン
ジョン・シュラプネル
スーザン・ウールドリッジ
ミック・フォード


物語。
「ハゲにさえシャンプーを売ってみせる」と豪語する主人公バグリーは、広告業界の第一線で活躍する宣伝マンだった。
しかし、そんな彼も今度の"にきびクリーム"の仕事ではいき詰まり、アイデアが全く浮かばない。
寝ても覚めても頭の中は"にきびクリーム"でいっぱい。
ノイローゼ気味の彼は、広告の仕事に嫌悪感を覚え、仕事を辞める決心をする。
しかし、そのとたん、彼の首にはオデキが出来てしまう。それは次第に大きくなっていく。
バグリーは妻に助けを求めるために、首に出来たオデキに聞かれないように、ダンボールを被ってビデオを撮影する。
しかし、それも彼の助けにはならなかった。
オデキを切開するために、入院するバグジー。
しかし、病院から戻ったバグリーは別人だった・・・。        




ネットで見つけた記事からの引用。
いきなりリチャード演じる広告業界のエリート"バグリー"の長台詞から始まるこの映画、監督は「ウィズネイルと僕」のブルース・ロビンソン。
『ウィズネイルと僕』同様、リチャードの良さが存分に生かされた映画だと思います。
私は楳図かずおの漫画でしか知らなかったので、日本の恐い話だと思ってた人面瘤が出てきます。
ヨーロッパでもきっと恐い話には出てくる内容なんでしょうね。
リチャードの見せ場がオープニングから満載、こんなリチャードが観たかった!
大満足の映画です。
広告業界に対する痛烈な皮肉の利いたブラック・コメディ&ホラー、郊外の立派な庭付き一戸建て、高級車、ロンドンの個室つきのオフィス、美しい妻、そんな幸せな生活を送る主人公バグリーを襲う恐ろしい悲劇!
・・・でも笑えちゃいますが、喋るオデキに驚いてバグリーが倒れるシーンは、綺麗な色のバスソルトがスローで飛び散ってとても綺麗なんですが、リチャードファンの管理人は飛び散るガラスがリチャードの顔にかからないかとそっちの方が心配になってしまいました。





広告業界を舞台に、ストレスの代償としてできた“おでき”に乗っ取られていく一人のエリート・サラリーマンの姿をコミカルに描いたブラック・コメディ。


これは観たい。

オンラインにはあるんですよね。








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