菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

国家対一家。  『国選弁護人 ユン・ジンウォン』

2016年10月12日 00時00分28秒 | 映画

で、ロードショーでは、どうでしょう? 第978回。


「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」

 

 

 

『国選弁護人 ユン・ジンウォン』

 

 

 

 

実在の事件をモチーフにしたソン・アラムの小説を映画化した法廷サスペンス。

たまたま国選弁護人として担当した刑事裁判で、事件の理不尽さに眠っていた正義感が呼び覚まされ、真実を求めて国家権力に立ち向かう三流弁護士の奮闘を描く。

 

『血の涙』の脚本家キム・ソンジェの監督デビュー作。

 

 

 

物語。

再開発地区で強制撤去が行われ、発生した暴動で警官が一人死亡する。

現場で立てこもりを続けていた住民の一人、パク・ジェホが容疑者として逮捕されるが、彼の息子もまた現場で撤去要員によって、命を落としていた。

だが、ジェホは“息子は逮捕された撤去要員ではなく警官に殺されたのであり、自分は息子を守ろうとした正当防衛だ”と主張する。だが、殺人者の言葉であり、警察の発表もあって、誰にも相手にされない。、国選弁護人担当からも忌避されたこのジェホの弁護を、担当することになったのは三流弁護士のユン・ジンウォン。

仕方なく調査を始めたジンウォンは、事件の隠蔽を図る国家の存在に気づき、真相究明に動き出す。

 

原作は、ソン・アラム。

脚本は、キム・ソンジェとソン・アラム。

 

 

 

 

 

出演。

ユン・ゲサンが、国選弁護人のユン・ジンウォン。

ユ・ヘジンが、民事専門の先輩弁護士のデソク。

オ・ダルスと混ざりかけるが、こちらはいつも三流の悪役でいい味を出している。『ベテラン』なんかが最近だと印象的ですが、実力派ですので、今回の金に厳しいくせに正義感満載の役もいいですよー。

 


キム・オクビンが、記者のスギョン。

好みの美人。重い話の癒しです。

 


ほかに、イ・ギョンヨン、キム・ウィソン、など。

 

 

 

 

 

 

スタッフ。

撮影は、キム・ドンヨン。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。

英語題は、『THE UNFAIR】。

『不公平』より『卑怯』としたいところ。

 

 

上映時間は、126分。
製作国は、韓国。

 

 

 

キャッチコピーは、「賠償請求額わずか10円(100ウォン)。求めたのはただ“真実"のみ。コネも学歴もない三流弁護士が引き受けたのは、国家権力を相手に起こされた前代未聞の裁判だった。」

 

 

 

 

 

ややネタバレ。

10円の損害賠償は嘘ではないが、作戦の一部で、そこは重要だが、サラリと描かれるだけなんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

途中の警官の仲間の証言などの証人のくだりなど需要人物がすっ飛ばされていたり、弁護士二人の関係と記者の立場をもうちょい描けていたら、傑作になった気がして、惜しい。

 

最後の「国家に犠牲になる人間と奉仕する人間が必要なんだ」には背筋が凍る。

 

 

 

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