あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

漢方薬の学習に専念・・・

2017-02-24 14:35:43 | つぶやき
昨日はまたまた南の風が吹いて温かい⁉もやっとした空気があって妙な1日でしたが、朝方雨が降っているので畑仕事はダメ‼

もっぱら漢方薬の学習に専念しましたが、驚いたことに中国での医療は今もかなり漢方薬の医療で行われているとのことです。漢方薬の世界は、人間の身体は陰陽の二元の論点でとらえ、さらに木・火・土・金・水とよばれる五行学で理解して、いこうという考え方で、この法則に則って身体の器官に名前をつけて、その器官に機能を仮説と連動させて、現実の観察や実験を行いつつ前進させて、この考え方にもとずいて疾患に対処していくというもので、基本的には仮説・検証・確認を繰り返して数百、数千年の蓄積をもってきたものです。

このような考え方は紀元前400年の中国戦国時代、つまりは秦の始皇帝の前に成立したとされています。漢方の最古の古典は黄帝内経というもので、例えると、心は全体を統べる君主の官、肺は上下を調える宰相の官、肝は勇猛な将軍の官、脾胃は糧食を管理する倉の官、腎は頑強な才能を作る官、と表現して、身体をひとつの国のようにとらえ、この全体を統率するのが機能が大事だとする。この五臓が機能の中心であってこれが陰陽の均衡を保つことが大事で、この均衡を永遠に保ちうるのが不老長寿に繋がると言い、その均衡をもたらす陰と陽に働く植物・鉱物がある先ずはこんな考え方が基礎にあります。

例えば、老化の一因としつ、酸化がある、酸化は物質が酸素と結びつくことで、鉄が酸化して生じたサビは本来の鉄ではなく、本体の鉄を腐食し、脆くする。酸化は体内でも起こり、文字通り身体をサビつかせる、体内で酸化するのは脂質という脂肪であり、脂肪は身体を構成する数十兆個の細胞を過酸化脂質という物質に変化させる。これが老化の進行と関係してくる。こうなるとこの考え方は、近代の医学と言っても間違いは無い⁉つまりは脂質を酸化させにくくする抗酸化作用をもたらすこととしている。これに対抗するにはポリフェノールなどがあり、これらを身体に取り入れれば老化防止になる⁉これを漢方で考えると老化は内臓機能の低下にあり、内臓の機能老化を五臓のたとえば腎を暖める・陽の気流を加えて陰と陽均衡をつくり、機能老化を抑えるということになる⁉

まあ、こんな具合で、まだまだ面倒な理屈ですが、まあ、不老長寿の薬の知識をなくて徐福は進まないので、この分野に突入したわけです。さあ、道は長いけど進んでいきます。明日も冬の季節、ピッチ&ペース、気合いでいこうぜ😉✌

最新の画像もっと見る