monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

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恒例となったTmea3170・夏のビール列車ですが、本部(?)が近江八幡にあるにもかかわらず、いつも京津線で行われていました。野洲から西のメンバーに配慮されての事と思われますが、今回は近江鉄道のビール列車が企画されました。
しかも今回はただのビール列車ではなく、メンバーの豊富な人脈のおかげで近江鉄道の方々の大いなる協力を得て様々なサプライズの用意された大変楽しい企画となりました。

15時半に近江八幡に集合します。ビール列車の乗車券は当日の1日乗車券ともなるため、まずは存分に乗り鉄を楽しむことになります。
大学生時代に近江鉄道の1系が引退するとき以来(社会人になって2年間近江八幡に住んでいましたが…)、久しぶりに近江鉄道の改札をくぐると、目の前に停まっていたのは700系(あかね号)でした。乗り心地よい転換クロスシートの車両であっという間に八日市へ。ここで、貴生川方面へ向かう列車を降りて米原行き列車に乗り換えます。するとやってきたのは風鈴列車でした。ネタ列車の乗り継ぎとなりましたが、偶然とは考えにくいと思っていると、やはり車両のチョイスは近江鉄道からのサービスだったようです。車両の揺れでチリンチリンと鳴る風鈴の音を聞きながら、田園地帯を眺め、新幹線との並行区間を楽しみ、ゆっくりと彦根へ近づいていきます。


彦根に到着すると、社員の方が出迎えで専用の入り口から普段は立ち入る事の出来ない構内へ案内していただきました。ロープで本線と仕切られており安全に見て回る事が出来ます。まず、構内スペースに入ると目の前に停まっていたのは話題のパト電でした。ちょうど出区時間が重なり(笑)わずかの時間でしたが、出区前の姿を撮影する事が出来ました。しばらく、しまひこにゃんラッピングされた車両と並び、豪華ラッピングの競演となりました。


本線へのポイントが開通するまでのわずかな時間でしたが、間近でゆっくりラッピングを眺める事が出来ます。婦警さんに扮した地元出身のAKBメンバーの一人が大きくラッピングされ、直筆サインまでありました。よく観察しないとわからないですね。


更に奥側には、本線を走る事のなくなった電気機関車が貨車と連結された状態で留置されていました。電気機関車はもう自走できる状態ではないため、入替機として活躍している220系の221列車(吊り掛け・両運転台でライオンズカラー)でリクエストに応じて並べてくださったものでした。パンタはたたまれ、ライトが点けられないのは仕方がないのですが、それ以外は現役時代を髣髴させる編成を見れた貴重な機会でした。


資料館に立ち寄り、謝意を込めてグッズを購入していると、特別展示車両の片づけが始まりました。221に牽かれて機関車と貨車が元の位置に戻されていきます。この入れ替え作業も間近で見学でき、貴重な体験でした。電車に牽かれる機関車というのも面白いですね。


貴重な撮影会を楽しんだとは、いよいよビール列車です。40℃近い炎天下で撮影した体は脱水状態で早く冷えた液体を体に流し込みたい状況です。彦根発車と同時に1両貸切で宴会がスタート。通常は八日市~彦根往復だそうですが、この日は彦根を基点に多賀線往復+米原往復の変則ルートで初入線区間を楽しむ事が出来ました。多賀から彦根に戻ったところでは、ちょうど8864レの時刻と重なり(これは偶然)、ムドに付いたEF64-67の姿をちらっと拝むことが出来ました。沿線は遠近で夏祭りが催されており、賑やかな景色を眺めながらアルコールが進み、すっかりいい気持ちで帰宅しました。

今回の企画を準備してくださいました皆様、ありがとうございました。

2012.07.28. 近江鉄道・彦根車両区
(車両の写真は許可を得て構内で撮影:普段は立ち入る事が出来ません)

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