一期一会

日々是好日な身辺雑記

トランプ大統領で悪夢の再現

2016年11月12日 | 雑記



アメリカ大統領選は、 まさかのトランプで決まってしまった。
BrexitがまさかのEU離脱で決まったように、またあの悪夢の再現だ。
両者の支持率は拮抗していたので、この結果も予想出来たのだが、
普通に考えたらあり得ない選択肢なので、そんな事は起こらないだろうと思っていた。
Brexitの時と同じように大方の事前予想もそうだった。
直接民主主義二者択一の危ういところなのだろうが、この結果に頭に浮かんだのが、
(衆愚による予期せぬ投票結果)という言葉だった。

この日は日課の午前中のジョギングも止めて、朝からTVで開票速報を
固唾を呑みながら見守り、片方ではiPadで株式のボードの値動きを追っていた。
場が開けた頃はクリントン優勢の予想の元に上げていた株価も、小さな州の開票結果が
トランプ勝利と報じられると株価が下げに転じ、12:00頃にオハイオ州をトランプが制し、
NYタイムズが80%トランプ勝利予想との速報を見た時は茫然自失の状態だった。

株式市場の後場の急激な下げも、 クリントン勝利に一縷の望みを託して開票速報も
見続けていたが、接戦のフロリダ州をトランプが制した時は完全にアウトだと思った。
この日の東京市場は6/24のBrexitの1280円安に次ぐ919円安の急落となった。
2/9の918円安も6/24のBrexit急落も海外旅行中だったので、実際のボードの値動きは
見ていなかったが、今回の様に急落を実際にボードの値動きで見ていると驚く。

株価の上げ下げは通常の出来事だが、トランプ大統領の現実化はあり得ない出来事だ。
その驚きにに加え、Brexitの株価急落の悪夢が再現され二重のショックだった。

株の方は昨年に比べ軟調だった保有株がプラスに転じ、その内の三菱電機が買値の200円高
近くなったので先週末に、週明けの株高を予想し4日(金)の終値に30円上乗せの
1470円での全株売り注文をインターネットで設定していた。
それが7日朝のFBI長官のクリントン追加訴追なしの報道を見て、
クリントン勝利の可能性が高まったと思い、売値を1,500円に訂正した。
結局この日の三菱電機の高値が1488円で、終値が1470円だったので
訂正しなければ200円の利幅で約定していたのだ。
まだこの段階では1,500円での約定を疑っていなかった。

それが9日の急落で69円安の1,387円になり、(たられば思考)で、7日朝に売値訂正を
していなければと後悔の念が強くなる。その夜はトランプの勝利宣言も見たくなく、
評論家の後講釈も聞きたくないのでTVは見ないで、読み掛けの本を読んで寝た。

そして一夜明けて5時にYahooファイナンスを確認したらNYダウも大幅高、
為替もドル高円安で106円前後で推移していた。
その後の株式情報番組を見ていたがこの日の大幅高の予想はなかった。

トランプ大統領が現実になり、この先の相場が予測出来ないので当面の利益確定をと、
過去の平均的な上げ幅を検討し、売値を23円高の1410円に再度訂正しジョギングに出た。
いつものコースを2km走った9:00過ぎにiPhoneの着信音が鳴り、Yahooファイナンスの
速報ニュースで、場が開いての日経平均と為替の価格を通知してきていた。
メガネを持ってきてなかったので、正確なところが読めなかったが、売り注文が約定したと
思い、10kmを走り終えてから確認しようと思ったが、走るのを止めてメールを確認した。
売買注文が成立すると直ぐに証券会社から約定メールが届くのだ。
ズームしてその約定アラートメールを見たら、8;07の1,410円の売り注文に対し、
9:09に1,495円で約定していた。インターネットでの売買注文なので、
過去にも注文価格よりも安く買えたり、高く売れたりした事はあるが 、
85円も高く売れたのは初めての経験だ。この注文成立の後の8kmのジョギングは軽やかだった。

前日の大幅安で、この日は成行での買い注文が殺到していたのだろう。
結局この日の日経平均の終値は1,092円高で、三菱電機の終値は93円高の1,480円だった。
そして9:09に付けた売値1,495円は、この日の最高値で前日終値の108円高だった。
残りの保有銘柄も12月中旬までには全株売却し、暫く休んで様子見をし、
次の下げ相場を待つか、3月中旬頃に復帰するシナリオを描いているがどうなるか。

トランプ大統領で今後どうなるか、というワイドショーのTV番組は見ていないが、
ニュースを見ているとアメリカのニューヨークやロサンゼルスなどの大都市で、
トランプ大統領への反対・抗議デモが起きている。
確かにまともなアメリカ国民にはこの結果は受け入れ難いだろう。
そして大統領選後に大規模な抗議デモが起きたのは、歴史的にもなかっただろう。

ワイドショーは見なくても、昨日の夜はBSフジの政治番組(プライムニュース)を見た。
ゲストは石破茂と前原誠司で、当然この時期だからトランプ大統領でどうなるがテーマだ。
トランプが言ってきた政策らしきものが実行されたら、世界は大混乱に陥るだろう。
そのテーマに対して石破茂は、あのヌメッとした表情で(政治家の言った事だから・・・)と。
今までトランプが言ってきた事も、大統領になったら変わるだろうとの趣旨だが、
評論家かならともかく政治家がそれを言うかと思う。
この発言にはキャスターの反町氏も突っ込みを入れていた。
トランプには政策的には変わってほしいが、それだと今までトランプが言ってきた事を
支持して投票した人達は、本当の衆愚になってしまう。

今回の選挙で上下院で共和党が多数を取ったが、重鎮マケインやライアンとの溝は埋められるのか。
マケインはオバマのシリア政策や南シナ海問題への対応を批判していたので、
トランプの言う外交防衛策は受け入れられないだろう。

今回の選挙結果の要因について色々言われているが、日本はアメリカ型の新自由主義的な
社会を目指すのではなく、ヨーロッパ型の再分配主義に基づいた社会を目指すベきではないか。
非正規雇用が4割という職業人構成では、いくら金融緩和策を取っても将来への不安で、
消費も伸びないし人口減少にも歯止めがかからない。
勤勉な国民性という点では似ているドイツの政策を見習うべきではないか。
ナチスを明確に否定し、原発を止め、それでも経済大国としてEUをリードしている。
これも表面的な見方か?

今日は午後から囲碁対局があるので、トランプ大統領の事を頭から外すには丁度良い。
とにかくトランプ大統領に関しては暫く思考停止状態にしておこう。
本当にどうなるんだろうか。



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