一期一会

日々是好日な身辺雑記

「ロ-マ人の物語」スペシャルガイドブック

2017年06月12日 | 雑記



週末に「ローマ人の物語」のスペシャルガイドブックを読み終えた。
この本は図書館から借りたのではなく、何年か前に買って積読状態だった。
「ローマ人の物語」15巻読破のハードルが高いので、その前に準備運動的に読んだ。

3月のスリランカ旅行から帰ってきてから次の旅行先を検討し、当初ボストンからナイアガラの滝、
カナダのオタワ、モントリオール、ケベックを紅葉の時期に廻ろうというプランを立てたが、
ボストンINカナダOUTだとバスの移動時間と、帰りの飛行時間が乗換えで長くなるので断念した。
ボストンは仕事で行き、そのイギリスのような街並みと雰囲気が好きで、カミさんとも行った事があり、
今はJALの直行便も飛んでいるので12時間位で行ける。
ただ3日もあれば観て廻れるので、他の都市と組み合わせないといけないが、東海岸ではカナダ以外は思いつかない。

昨年はカミさんとの折衷案でチェコ、オーストリア、イタリアと廻ったが、2週間でも忙しかった。
その反省から今度は暑さも和らぐ10月に南イタリアだけを廻ろうと、4月からJALマイレージのワンワールド加盟航空会社の便を探し、
フィンランド航空のヘルシンキ乗換えローマ行きのチケットをGWに買った。
この便はJALとの共同運航で4月中頃までは、JAL販売分もあったが5月になると売切れになっていた。
同じ便なので料金もほぼ変わらず何の差もないが、マイレージのポイントが同じかどうかは分からない。
ワンワールド加盟航空会社で、フィンランド航空より安い便がキャセイパシフィック航空や
カタール航空の南回り便があったが、飛行時間が長いのでこの便を選んだ。

ローマには10年前にカミさんと行き、アッシジ、フィレンツェ、パルマ、ミラノと廻ったが
ローマ帝国時代の遺跡はローマ以外ではそれほど観れなかったが、今回はローマ、ナポリ、シチリア島と2週間で廻り、
ポンペイの遺跡やシチリア島のアグリジェントなどの遺跡と、それぞれの都市に博物館があるので歴史的見所はいっぱいだ。
そんな予定から旅行前までの「ローマ人の物語」15巻読破を思い立った。

2010年にトルコ・ギリシャを一人で廻った時は、ローマ帝国時代の遺跡が観れたし、東ローマ帝国の首都だったコンスタンティノープル
(イスタンブール)の歴史を描いた塩野七生の「コンスタンティノープルの陥落」を旅行に行く前に読んでいた。

定年退職後、毎年一人でバックパック旅行をしてきたが、遺跡としての見所は2度行ったカンボジアの
アンコールワットも凄いと思ったが、トルコ・ギリシャを1ヶ月で廻り観た紀元前のローマ帝国時代の遺跡が一番印象に残ってるし、
一人旅ではこの旅行が色々な意味で一番思い出深い。
2年前のイスタンブールでは最終日にカミさんはショッピング、私は国立考古学博物館見学と別行動を取ったが、
今回はそれは止めて博物館見学も1ヶ所か2ヶ所にしようと思っている。

(カッパドキア)


(気球からのカッパドキア)


( 洞窟の教会のフレスコ画)


カッパドキアはキノコ状の奇岩の風景や、地下何十mにも掘り下げられた地下都市、
標高1000mの奥深いウフララ渓谷の洞窟の教会に描かれたフレスコ画などから、
アラブ人からの迫害を逃れたキリスト教徒が住んでいたという歴史を偲ばせる。
迷路が張り巡らされた地下都市は、敵の侵入を防ぐ大きな丸石が置かれていた。

(パムッカレ/ヒエラポリスのBC190年の円形劇場)


(パムッカレの石灰棚)


(遺跡の温泉プール)


パムッカレには温泉プールがあり、底がローマ帝国時代の遺跡になっているという面白い温泉だった。遺跡の上に温泉プールを作ったのだ。
この世界遺産のパムッカレの石灰棚もカッパドキアと同じく奇観とも言うべき眺めだった。

(ギリシャ/ロードス島のアポロン神殿)


(アポロン神殿からのエーゲ海)


(カーサビアンカの集落)


ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの娘婿で、第2代皇帝ティベリウスが隠棲していたというロードス島は、
アクロポリスのアポロン神殿の遺跡があり、エーゲ海に面した丘の傾斜に沿ってカーサビアンカ(白い家)が建ち並ぶ美しい島だった。
隠棲の理由となったアウグストゥスの娘ユリアとの不仲や、それにまつわる話は「ローマ人の物語」で読めるだろう。
またロードス島には十字軍のロードス騎士団のお城があり、頑強な城壁で守られた要塞は
イスラム教徒との戦いが、壮絶なものだったのだろうと想わせる造りだった。

(エフェス遺跡/大劇場)


(ケルスス図書館)


(公衆トイレ)


世界遺産でもある エフェス遺跡は、広大な土地に138年頃に建てられたというハドリアヌス神殿や、
大劇場、図書館などの遺跡があり、公衆トイレは仕切りはないが傾斜になっており、
深さはないので水洗トイレだったと思うが、ガイドも付いてなかったので確かなところは分からない。


「ローマ人の物語」に関わる遺跡として、7年前に行ったトルコ、ギリシャの写真を載せたが、
ローマ帝国時代の支配地域は北アフリカ、スペイン、イギリスなど西ヨーロッパ全域に及び、
特にトライアヌスとハドリアヌスという二人の賢帝を輩出したスペインには、
セゴビアの水道橋などローマ帝国時代の数々の遺跡がある。

スペシャルガイドブックを読み終えたので、明日は図書館に行き「ローマ人の物語」を
借りて読み始めよう。10月のイタリア旅行のメインはヴァチカン、ポンペイ遺跡とシチリア島なので、
ギリシャ文化、ローマ文化、アラブ人のイスラム文化などの異民族支配の歴史のある、
シチリア島の本も探してみよう。


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