JAZZ最中

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「大家」の要件 ENRICO INTRA FRANCO AMBROSETTI Live in Milan

2016-09-15 21:45:00 | 聞いてますCDいいと思う


ショップで見ていたら安心印のアルボーレレコードが並んでいた。これは持っていない、新譜かなと思って買ってみたらデイスクNOが006だからごく初期のものだった。別に持っていなかったし、安心印だから問題ない。
イタリアのENRICO INTRAは名前はしっているけれどきちんと聞いていなかった。Ambrosetteはこの2年前の2007年のenjaのアルバム「The Wind」なんかで知っている人だった。

イントラさんと意気投合した豊田さんがギリシャの小島に住むアンブロゼテッイ氏に連絡してできたアルバムだそうです。
1曲目、とても落ち着いた、優雅なピアノ・トリオでエリントンのTake The “A” Train”。
2曲目はそこに少し尖がったミュートのペットが入った曲。
3曲目はちょっとフリーインプロっぽくする曲。4曲目はハードに進展させる演奏。
ちょっとハードにしても、録音されたのがミラノの16世紀ごろの歴史的な建物、余計な音はすべて吸い取られてしまったような格調が漂います。
5曲目美しいピアノで始まってペットがそれを引き受けて歌う曲、このアルバム2,3,4になっているけれど、デュオがぢれだったかと気が付かなかった均整のとれたこれ。
6曲目、目立たずにシンプルだけどはっきりとリズムをつけるリズム隊、ここでドラムスがソロ。
7曲目聴衆もいるのでドラムスの後はベースのソロから始まる、落ち着いたピアノ・トリオ。
2009年らしいちょっと尖がったところも入れますが、何とも独特の落ち着きがある演奏が全体をつつみます。
この時イントラ氏は74才アンブロゼッティ氏が68才、イントラ氏は50年代にアメリカのジャズの語法に頼らない、ヨーロッパの文化にもとずく独自の「イタリアン・モード」を確立した人だそうで、そのごジャズを離れていたこともありあまり聞いていなかったのでしょう。
13曲目最後はしっとりとしたピアノ・ソロ。
ジャズと一寸距離を置いていたということですが、思い浮かぶ言葉は「大家」上手い人はたくさんいるけれど、「大家」にはつながらない。
だから「大家」の要件ってなにかって考えてしまう。
イントラのこのピアノを聞いていると、左手の作っていくハーモニーの流れ方に絶妙のメロディが合わさっていくあたり、独自の音楽世界が出来ている様に思います。

2009年のアルバムだったけれど、これは出会えて良いアルバムでした。
それにこれが新譜じゃないかと調べにアルボーレに行ったところで今度は本当の新譜、ベースの人のアルバムだけどピアノはずっと名前を思えているひとだったので、こっちは外さずにすみそうなのでそちらも良かった。

ENRICO INTRA FRANCO AMBROSETTI Live in Milan

Franco Ambrosetti (tp)
Enrico Intra (p)
Lucio Terzano (b)
Tony Arco (ds)
Recorded at la Sala Certificati del Comune di Milano, via Rastrelli, Milano Italy, on March 4, 2009

1. Take The “A” Train
2. Audiotattile
3. Momento Tre
4. Intramood
5. Collages
6. Waltzing For Flavia
7. Il Mi di Corso Venezia
8. Lullaby For Sveva
9. Bewitched
10. Bluestop
11. Mariko
12. Via Larga
13. Fiory



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