SPIRITS!/スポーツブログ

野球好きオヤジのブログです。巨人ファンですが、それ以上に野球好き。独断と偏見のブログになるかも・・・

ライバル不在はリーダー不在を招く~敗因その6

2016年10月18日 | 巨人
通称カトケンに戦力外通告が出てしまった。
これはカトケンが衰えたということではなく、この球団は加齢=衰えと考え、まだベテランの味を出せる選手がファームにいることが許せなかったということだろうと思う。
主戦捕手になろうとしている小林には、ライバルとなるべき他の捕手がいない。
突きあげようとする生きの良い若手捕手もいない。
サポートすべきベテラン捕手については、カトケンより実松ありきで考えた結果であり、今の首脳陣の目が実績から実松へ行っていたことを強く感じてた。

ここに象徴される様に、今の戦力の中では一つのポジションにおいてライバルが存在しない。
今期予想外に躍動した村田も、オープン戦までの岡本の存在と期待度を無視できないところまで来ていたことは想像に難くない。
トップバッターは誰だ、四番バッターは誰だと考えた時、適任だなあと思える選手がおらず、切磋琢磨できる環境がなかったと言える。
だから、そういうポジションで実績のある長野や阿部が務めることで、ある程度の形は出来たものの、それもあっという間だった。

ライバル不在は、そうした打線的なこともあるし、守らなければならない守備位置にしても言える。
同じポジションで誰がメインで、誰がメインではないということではなく、お互いがお互いを刺激し合える立場に選手を置かないと、より以上の効果なんて生み出せない。
江川や西本がエースの座を争った関係は、痛い位にお互いがお互いを意識し、ともすると必要以上に鍛錬し合えたことが輝かしい時を迎えられたんじゃないかと思う。

小林ばかりに目が行きがちだけど、村田にしても岡本の成長次第ではちょっとでも気が抜けるとサードから追いやられるだろうし、エースと呼ばれる菅野が勝負時に頼りなげ位なってしまうのも対抗馬が不在だからという目で見ることもできる。

今期、素晴らしい打撃成績を残した坂本も、ロッテからやってきたクルーズのグラブ裁きを目の当たりにした時、感じたことがあったからこそ、伸びたのではないか。

目の当たりにすることの多い1軍選手だけにライバル関係が必要なわけでもなく、ファームでも若手を競わせることこそが最も必要なことであり、それが実践されていなかったことはファームで優勝しても、1軍で起用された選手のテイタラクを見ていれば分ることだ。
プロ選手としてのラインを超え、鍛錬していくことだけがファームの役目ではなく、勝ちの喜びを味わわさせること自体もそれが目的ではない。
より以上のものを引き出すためにも、ライバル関係を築き意識し合える競争の場を設けることこそがファームの役目。
あれだけ奮闘した坂本の姿を見ていても、誰もついてこれなかったのは坂本の責任では、はない。
以前の阿部のような存在感を出すには、坂本にも時間が必要であるということと、それを補うための切磋琢磨すべき選手がいなかったことが大きい。
本来、長野がその役目を負うべきところ、目いっぱいのプレーが負傷を招き、それを癒すために一杯いっぱいになってしまったところでお終いとなってしまった。
これは阿部以来出るかもしれなかった新リーダーが、出てこれない要因となってしまったことも意味してる。
リーダーとなる選手には、性格的な問題が大きいのだろうけど、切磋琢磨し成長してくる途上でリーダーとしての気質を身に着けることもあろう。
それだけライバルとは大事なことなんだけど、そういう選手に必要性を感じていないからこうなっているともいえる。

もうドラフトまで時間もないのだけど、今年は投手に関しては確かに豊作と言える年だ。
そういう年でもあるし、勝負時に頼りなさも出てしまう菅野をより以上にするためにも、強烈な柱となり得る能力がある投手を、例え競合しても指名すべきだろう。
切磋琢磨する環境は、まず先発投手陣から作っていくべきだろうと思う。










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